広島電鉄100形電車 (3代)
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広島電鉄100形電車(ひろしまでんてつ100かたでんしゃ)とは、1984年に復元された広島電鉄の路面電車である。開業当時より活躍した初代100形については広島電鉄100形電車 (初代)を確認、大阪市電より移籍した2代目100形については広島電鉄100形電車 (2代)を確認の事。
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[編集] 概要
1984年に行われたイベント「SunSunひろしま」の目玉として登場した。広電開業当時の電車を模して作られた。台車回りなどは廃車後、市内の交通公園に展示されていた150形157号車のものを整備して使用した。車体は元々は木製だったが、現在の保安基準に合わせて金属製になり、乗客の転落防止のため、客室と運転台(乗降口を兼ねる)を仕切る木製の扉は自動化された。現在の集電装置はZ型ビューゲルだが、ダミーでポールも2本取り付けられている。イベント用に使われたり、4月~10月の土曜日、日曜日、祝日には横川線(横川駅~江波)で営業運行を行う。運行予定日、時刻表は広島電鉄公式ホームページに載っている。運行予定日であっても貸切運行や天候により運休する場合があるので、撮影や乗車をしたい時は、広電に問い合わせて確認した方がよい。普段は江波車庫で休んでいる。
[編集] 主要諸元
- 製造初年:1984年
- 全長:8540mm
- 全幅:2310mm
- 全高:3883mm
- 自重:9.7t
- 車体構造:全鋼製
- 定員(着席):46(26)人
- 出力・駆動方式:26kw×2、吊り掛け式
[編集] 各車状況
- 101:江波車庫所属
[編集] 参考文献
- 『ローカル私鉄車両20年 路面電車・中私鉄編』(JTBパブリッシング・寺田裕一) ISBN 4533047181
- 『広電が走る街今昔』(JTBパブリッシング・長船友則) ISBN 4533059864
- 『私鉄の車両3 広島電鉄』(保育社・飯島巌) ISBN 4586532033
etc
現役 市内線 現役 直通車 消滅 市内線 消滅 宮島線専用 |
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