広島電鉄2000形電車
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広島電鉄2000形電車(ひろしまでんてつ2000がたでんしゃ)とは、1960年に登場した広島電鉄の路面電車である。
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[編集] 概要
1960年に宮島線と市内線の直通車両として誕生した。 誕生当初は単行で運用されていた。直通灯も無く外装色も市内線と同じ色だったので、市内線の車両との外観の違いは少なかった。 1963年までに9両製作された。 1962年に直通運用が始まった時に外装色をピンクの直通色に変更、1967年に直通灯を追加、1974年に余剰車両になった2001以外を連結化、1981年より冷房改造され、1985年に前照灯移動と方向幕の大型化で市内線車両と表情が変わっていった。 後述する連結化改造された車両は全車残っているが、2006年現在は平日朝夕ラッシュ時や花火大会等イベント時の車両不足対応での運用が主となっている。
[編集] 編成
- 2002-2003
- 2004-2005
- 2006-2007
- 2008-2009
[編集] 主要諸元
- 製造初年:1960年
- 全長:12140mm
- 全幅:2440mm
- 全高:4184mm
- 自重:19.06t
- 車体構造:全金属製
- 定員(着席):87(36)人
- 出力・駆動方式:30kw×4、吊り掛け式
[編集] 各車状況
- 2001:1960年3月竣工:2003年10月廃車・解体
- 2002:1960年3月竣工:荒手車庫所属
- 2003:1960年3月竣工:荒手車庫所属
- 2004:1962年11月竣工:荒手車庫所属
- 2005:1962年11月竣工:荒手車庫所属
- 2006:1962年11月竣工:荒手車庫所属
- 2007:1962年12月竣工:荒手車庫所属
- 2008:1963年2月竣工:荒手車庫所属
- 2009:1963年4月竣工:荒手車庫所属
[編集] 参考文献
- 『ローカル私鉄車両20年 路面電車・中私鉄編』(JTBパブリッシング・寺田裕一) ISBN 4533047181
- 『広電が走る街今昔』(JTBパブリッシング・長船友則) ISBN 4533059864
- 『私鉄の車両3 広島電鉄』(保育社・飯島巌) ISBN 4586532033
etc
現役 市内線 現役 直通車 消滅 市内線 消滅 宮島線専用 |
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