岩盤浴
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岩盤浴(がんばんよく)とは、サウナ形式の風呂の一種である。天然の浴場では、秋田県の玉川温泉が有名。火山の噴気活動で熱せられた岩の上で寝ころぶことにより、体を温める。2004年頃から、日帰り入浴施設などでも同様の効果を狙った装置を導入する店舗が増加した。2006年には都市部に専門店が進出(繁華街の雑居ビルなどに開業)し、女性を中心に利用者を増やしている。
2006年9月、週刊ポスト(小学館)と女性自身(光文社)に「衛生的に問題がある店もある」と掲載され物議を醸したが、記事中に登場する「関係者」がほぼ温泉・サウナ・スパ業界の人間であったため、よくある新興産業と既存産業の対立に小学館・光文社が加担しただけと見られている。
[編集] 効果
- 発汗作用により新陳代謝の活発化が図れる。具体的な薬事効能を示す施設もあるが、薬事法に触れる恐れがあり、また擬似科学的な効果を掲げるケースも多々見受けられるので注意が必要である。
- 人工的な岩盤浴では、特殊な岩石の使用を謳う施設も多いが、単に遠赤外線を多く放出する岩石は珍しいものでないのでイメージに惑わされてはならない(放射線を発する特殊な岩石については、北投石を参照のこと)。