小牛田駅
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小牛田駅(こごたえき)は、宮城県遠田郡美里町藤ヶ崎にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 島式ホーム2面4線の駅である。入口や待合室は駅舎の1階に、改札と駅事務室は2階にある。改札の南側に東西自由通路が設置されている。増改築後の改札口はこれまでの乗換コンコースの通路上に設置する形になっており、西側に1ヶ所しかないのに変わりはないため、東口からの利便性はあまりよくない。また、エレベーターの設置がある。
- 終日社員配置駅(管理駅)。管理下にある駅は以下の通り。
- 東北本線 鹿島台~石越
- 陸羽東線 北浦・陸前谷地
- 石巻線 上涌谷~曽波神
- 気仙沼線 和渕・のの岳
- みどりの窓口・自動券売機・自動改札機設置。
- 駅構内に小牛田運輸区が設置されている。
- 駅構内に転車台を備え、近年ではイベント時に運転されるSLの方向転換等に用いられている。
- 3・4番線のホーム上にトイレがあるほか、改札外の1階にある。
- ホーム上にキヨスクがある。待合室と繋がっている。
- この駅は東京駅から営業キロ数が395kmあり、東北新幹線古川駅の営業キロ基準になっている。
- Suicaの利用は小牛田駅までで小牛田駅以北の東北本線と陸羽東線・石巻線(石巻駅は除く)は利用できない。
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は1日平均2,221人である。
[編集] 駅周辺
- 遠田警察署
- 小牛田郵便局
- 美里町役場(旧・小牛田町役場)
- 国道108号(小牛田バイパス)
- 県道19号鹿島台高清水線
- 県道152号涌谷三本木線
[編集] 歴史
- 1890年(明治23年)4月16日 - 日本鉄道(現在の東北本線)の駅として開業。
- 1912年(大正元年)10月28日 - 仙北軽便鉄道(現在の石巻線)が開通。
- 1913年(大正2年)4月20日 - 陸羽線(現在の陸羽東線)が開通。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - みどりの窓口設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2002年(平成14年)- 自動改札導入。
- 2003年(平成15年)10月26日 - 首都圏と同様のICカード「Suica」サービスが開始。
- 2006年(平成18年)3月29日 - 駅舎の増改築が完了。東西自由通路が新設された。
[編集] 隣の駅
- 陸羽東線
- 小牛田駅 - 北浦駅
- 石巻線
- 小牛田駅 - 上涌谷駅