小型ゾイド
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小型ゾイド(こがた-)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。主に小型のゼンマイ駆動キット、およびこれに類するサイズのものを指す。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] アクアドン
アクアドン AQUADON |
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番号 | RMZ-5 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | カエル型 |
全長 | 9.8m |
全高 | 2.7m |
全幅 | 5m |
重量 | 5.9t |
最高速度 | 43kt(水上) 37kt(水中) |
武装 | ニコールフォノンメーザー 水中ミサイル×2 パイクラーエレショット ホサセマイクロソナー 高速ジェットフィン |
ヘリック共和国軍が初期に開発したカエル型潜水艇ゾイド。フロレシオスと共に中央大陸戦争初期の共和国軍海軍兵力を担った。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス1983 VOL.1」の商品名でガリウス、グライドラー、エレファンタス、グランチュラとの5体セットでキットが復刻され、2006年07月28日頃に3990円で限定発売された。なお、キットは実際に泳がせることが出来る。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-5アクアドン」より
[編集] イグアン
イグアン IGUAN |
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番号 | EMZ-22 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 10.4m |
全高 | 8.2m |
全幅 | 3.5m |
重量 | 23.6t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | 小口径加速ビーム砲×2 小口径電磁砲×2 4連装グレートランチャー 連装対空砲 |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍がヘリック共和国軍のゴドスに対抗して開発されたイグアノドン型汎用歩兵ゾイド。両機は姉妹機にあたり共通点を持つが、後発機であるイグアンは左手に四連装インパクトガン、背中にマグネッサーシステムを利用したフレキシブルスラスターバインダーなどを装備しているため、ゴドスより優位に立っている。またコックピットは単独で飛行可能。モルガ同様、ガイロス帝国軍の主力機として使われたが、後継機のレブラプターに主力の地位を譲りつつある。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-22イグアン」より
イグアン IGUAN |
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番号 | EZ-017 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | イグアノドン型 |
全長 | 10.4m |
全高 | 8.2m |
全幅 | 3.5m |
重量 | 23.6t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | 小口径レーザー機銃×2 小口径荷電粒子ビーム砲×2 2連装対ゾイド機銃 4連装インパクトガン(左) クラッシャーバイス(右) フレキシブルスラスターバインダー |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-017イグアン」より
[編集] フロスト中佐専用イグアン
ゾイドバトルストーリー2巻に登場したフロスト中佐専用の改造イグアン。コードネームは「カージナル」(赤い鳥)。機体を赤く塗られプテラスの翼を利用した空挺グライダー仕様である。
[編集] エレファンタス
エレファンタス ELEPANTUS |
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番号 | RMZ-3 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ゾウ型 |
全長 | 8.3m |
全高 | 4m |
全幅 | 5.1m |
重量 | 17.7t |
最高速度 | 95km/h |
武装 | マクサー35mmビーム×2 エルパミサイルポッド×2 対空ミサイルランチャー 3Dレーダー 広角聴音機 |
電子機器を多数装備したヘリック共和国軍のゾウ型電子戦ゾイド。主に強行偵察や訓練機として使われた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス1983 VOL.1」の商品名でガリウス、グライドラー、アクアドン、グランチュラとの5体セットでキットが復刻され、2006年07月28日頃に3990円で限定発売された。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-3エレファンタス」より
[編集] ガイサック
ガイサック GUYSACK |
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番号 | RMZ-12 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | サソリ型 |
全長 | 10m |
全高 | 4m |
全幅 | 6.2m |
重量 | 22t |
最高速度 | 120km/h |
武装 | ポイズンジェットスプレー 硫酸ジェットガン ワイヤー射出器 ビーム砲×2 グレートランチャー ロングレンジライフル |
クモ型ゾイド、グランチュラをベースに格闘戦用のハサミであるレーザークロー、スタビライザーとウェポンラック兼用の尾を装備。サソリ型ゾイドとしてヘリック共和国軍が開発した奇襲用ゾイド。おもに砂の中に身を隠して襲撃する戦いを得意としており、西方大陸戦争では同じ奇襲用ゾイドであるステルスバイパーと共に砂漠での戦いに活躍。なかでもガイサックのパイロット、インディコ・ランバート軍曹は72時間砂の中に潜り続け、セイバータイガーを撃破したことがある。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、古くからあるゾイドだけに完全自動操縦機であるスリーパー仕様、武装を強化した重装甲タイプなどバリエーションも多い。
なお、旧モデルは青系統のカラーリングだが、新モデルは黄土色と砂漠系のカラーリングに変更している。アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名はGusak。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-12ガイサック」より
ガイサック GUYSACK |
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番号 | RZ-002 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | サソリ型 |
全長 | 10m |
全高 | 4m |
全幅 | 6.2m |
重量 | 22t |
最高速度 | 120km/h |
武装 | スモークディスチャージャー 対ゾイド30mmビームライフル レーザーファング レーザークロー×2 |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-002ガイサック」より
[編集] ガイサックスティンガースペシャル
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』に登場した改造ガイサック。賞金稼ぎスティンガーの愛機である。機体を真紅に塗装し、ハサミを大型化、さらに尾にパラライズミストを装備するなど各武装を強化。動力機関の出力も上げているので最高速度も三割上がっている。
[編集] カノントータス
カノントータス CANNON TORTOISE |
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番号 | RMZ-27 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | カメ型 |
全長 | 9.9m |
全高 | 5.8m |
全幅 | 6.3m |
重量 | 33.6t |
最高速度 | 100km/h |
武装 | 突撃砲 連装対空砲×2 対空レーダー 後部コンテナ |
砲撃戦に特化したヘリック共和国軍のカメ型自走砲ゾイド。小型ながら強力な火力を持ち、主砲は大型ゾイドをも撃破する威力を持つ。機動性は低いが、その代わり装甲が通常のゾイドより頑丈なものとなっている。ゾイドバトルストーリーの著者、ロイ・ジー・トーマス氏の陸軍時代の愛機である。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS ERZ-27カノントータス」より
カノントータス CANNON TORTOISE |
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番号 | RZ-013 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | カメ型 |
全長 | 9.9m |
全高 | 5.8m |
全幅 | 6.3m |
重量 | 33.6t |
最高速度 | 100km/h |
武装 | 液冷式荷電粒子ビーム砲 液冷式2連装高速自動キャノン砲×2 複合センサーユニット 反動制御用スパイク |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-013カノントータス」より
[編集] カノントータスBC
カノントータス用に開発された大型ビーム砲であるカスタマイズパーツCP-05大口径ビームキャノンセットを液冷式荷電粒子ビーム砲の上部に重ねる形で搭載した機体。大口径ビームキャノンは非常に強力ではあるが重量が大幅に増加するため、機動力の極端な低下を招く。
[編集] バスタートータス
バスタートータス BUSTER TORTOISE |
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番号 | RZ-013 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | カメ型 |
全長 | 13.2m |
全高 | 7.1m |
重量 | 42.0t |
最高速度 | 75km/h |
武装 | 対城塞720mmビームキャノン 対城塞780mm榴弾砲 ショックアブソーバー |
自走砲ゾイドとして絶大な信頼を持つカノントータスに大口径ビームキャノンを装備して火力と射程距離を強化した機体。カラーリングはブルーとグレー。バトルストーリーにおいてはゾイド公式ファンブック4巻のニクス大陸における戦闘でその姿が見られる。
初出はウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』「親子ゲーム」。乾燥した空気という条件下であれば、その射程は約100kmと言われている。この記録を打ち立てたのはバスタートータスの呼称の元となった共和国軍狙撃部隊の老エースパイロット、バスター・アイソップ少尉である。
成型色とシールを変更したカノントータス及びカスタマイズパーツCP-05大口径ビームキャノンセットを同梱したキットが2003年03月27日頃ハピネット加盟店にて定価1200円で限定発売された。キットの形状はカノントータスBCと同一だが、ウェブコミック「ZOIDS妄想戦記」においては大口径ビームキャノンは液冷式荷電粒子ビーム砲と交換する形で機体に設置されており、また大口径ビームキャノンそのものも長大な装置として描かれていた。
※スペックデータはプロイツェンの反逆より
[編集] ガリウス
ガリウス GARIUS |
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番号 | RMZ-1 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 6.5m |
全高 | 7.8m |
全幅 | 3.5m |
重量 | 12.5t |
最高速度 | 270km/h |
武装 | マクサー35mmビーム砲 エルパミサイルランチャー×2 パイクラーエレショット |
ヘリック王国時代から使用されていたヘリック共和国軍の恐竜型汎用歩兵ゾイド。中央大陸戦争初期において活躍した。のちに後継機のゴドス、が開発されたため、第一線からひき、訓練機として使われた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス1983 VOL.1」の商品名でアクアドン、エレファンタス、グライドラー、グランチュラとの5体セットでキットが復刻され、2006年07月28日に3990円で限定発売された。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-1ガリウス」より
[編集] ガンタイガー
ガンタイガー GUNTIGER |
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番号 | EZ-061 |
所属 | ネオゼネバス帝国 |
分類 | トラ型 |
全長 | 7.9m |
全高 | 5.5m |
重量 | 12.5t |
最高速度 | 270km/h |
武装 | AZ105mmスタティックマグナム ハイフリークエンシファング デュアルセンサーアイ 後方警戒センサー レーダーイヤー×2 マルチアンテナ×2 ハイフリークエンシクロー×4 |
運動性と射撃能力に優れたトラ型SSゾイド。超小型ゆえに小回りがきき、建物など遮蔽物の多い市街戦を得意とするのでヘリックシティ攻略戦に活躍した。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-061ガンタイガー」より
[編集] ガンスナイパー
ガンスナイパー GUN SNIPER |
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番号 | RZ-030 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ヴェロキラプトル型 |
全長 | 11.9m |
全高 | 7.2m |
重量 | 25t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | バイトファング AZ80mmビームガン AZ144mmスナイパーライフル バイトクロー×2 ストライクアンカークロー×2 ビームマシンガン×2 8連装ミサイルポッド×2 マルチブレードアンテナ×2 3Dセンサー オールレンジデュアルセンサー イオンチャージャー |
ヘリック共和国軍のヴェロキラプトル型汎用歩兵ゾイド。レブラプター同様、低レベルのオーガノイドシステムを搭載しているが、レブラプターと対照的に火力重視型であり、脚部以外は全身が火器の塊と言ってよい。銃撃戦を得意としているが、格闘能力も高い。一部火器を排除して格闘能力を上げることも可能。
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』には通常機のほかにガンスナイパーNS、ガンスナイパーRSといったバリエーションが登場している。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-030ガンスナイパー」より
[編集] ガンスナイパーW2(ワイルドウィーゼル)
ガンスナイパーWWとも表記する。カスタマイズパーツCP-13 ワイルドウィーゼルユニットを装備し、砲撃力とレーダー機能を向上させたガンスナイパー。
[編集] ガンスナイパーNS(ナオミスペシャル)
ガンスナイパーNS GUN SNIPER NS |
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番号 | RZ-030 |
所属 | チーム・フリューゲル |
分類 | ヴェロキラプトル型 |
全長 | 11.9m |
全高 | 7.2m |
重量 | 25t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | バイトファング AZ80mmビームガン AZ144mmスナイパーライフル バイトクロー×2 ストライクアンカークロー×2 ビームマシンガン×2 8連装ミサイルポッド×2 マルチブレードアンテナ×2 3Dセンサー オールレンジデュアルセンサー イオンチャージャー |
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』に登場した「紅き閃光」ことナオミ・フリューゲルの愛機として登場する赤いガンスナイパー。後にブレードライガーLSを駆るレオン・トロスとチームを組む。
「ガンスナイパー 限定 ナオミ・フリューゲル専用機」として2001年08月02日頃に定価600円で限定発売された。成型色の変更以外、通常のガンスナイパーのキットと同一の形状である。
※スペックデータは当時、発売された「ガンスナイパー 限定 ナオミ・フューゲル専用機」より
[編集] ガンスナイパーリノンスペシャル
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』にてディバイソンを破壊されたリノン・トロスの新しい機体として登場した。カスタマイズパーツCP-13 ワイルドウィーゼルユニット、カスタマイズパーツCP-03ビームガトリング×2、レッドホーンの対ゾイド3連装リニアキャノン×2、ディバイソンの8連ミサイルポッド×4を装備する設計思想と積載能力を無視した重装備のガンスナイパーである。
また、アニメ『ゾイドフューザーズ』第4話、第10話にはよく似た仕様のガンスナイパーが登場している。
[編集] キラードーム
キラードーム KILLERDOME |
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番号 | EZ-061 |
所属 | ネオゼネバス帝国 チーム・ドラースル |
分類 | カニ型 |
全長 | 6m |
全高 | 4.1m |
重量 | 35t |
最高速度 | 150km/h(陸上) 38kt(水中) |
武装 | ジャイアントクラブ×2 ハイパークロー×8 ガトリング砲×2 レーザーキャノン砲×2 AZパルスレーザー砲×8 3D電子式レーダー レーザーセンサー×4 連結ラッチ |
鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)が極秘裏に開発した水陸両用のカニ型SSゾイド。本来は電子戦を想定した機体であったが、前方投影面積の小ささおよびレドーム自体の重装甲によって直接戦闘が可能と判明。ダークスパイナーとドッキングするための連結ラッチと各種重装備が追加された。ダークスパイナーとの合体後は武装の出力が向上する。
アニメ『ゾイドフューザーズ』ではチーム・ドラールスのラトルが搭乗。マロイの搭乗するダークスパイナーとのZiユニゾンによってキラースパイナーとなる。ダークスパイナーとキラードームを同梱したキットが「FZ-011 キラースパイナー」として発売された。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-061キラードーム」より
[編集] グライドラー
グライドラー GLIDOLER |
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番号 | RMZ-2 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 鳥型 |
全長 | 5.3m |
全高 | 5.2m |
全幅 | 6.2m |
重量 | 3.9t |
最高速度 | M2.3 |
武装 | ビームバルカン 対空ミサイル×4 |
惑星Ziで初めて開発された鳥型飛行ゾイド。ヘリック王国時代から使われていたが、中央大陸戦争では既に旧式化していたので訓練機として用いられた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス1983 VOL.1」の商品名でアクアドン、エレファンタス、ガリウス、グランチュラとの5体セットでキットが復刻され2006年07月28日頃に定価3990円で限定発売された。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-2グライドラー」より
[編集] グランチャー
グランチャー GROUNCHAR |
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番号 | EZ-051 |
所属 | ネオゼネバス帝国 |
分類 | ハリモグラ型 |
全長 | 9.3m |
全高 | 3.6m |
重量 | 20t |
最高速度 | 120km/h |
武装 | レーザーソード×3 パルスレーザーガン 小型マグネーザー×2 超硬度ドリル×4 ハイパーキラークロー×4 トリプルレーザー砲 |
鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)が極秘裏に開発したハリモグラ型電子戦用SSゾイド。本格的な地中行動を想定したゾイド史上初の地底機。あらかじめ設定された戦場に敵を誘引し、地中に潜むグランチャー部隊のジャミングウェーブにより行動を封じるのが鉄竜騎兵団の基本戦術である。足下からの不意打ちは大型ゾイドにとっても脅威。レーザーソードはバーサークフューラーのオプションパーツとして利用することが可能。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-051グランチャー」より
[編集] グランチュラ
グランチュラ GURANTULA |
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番号 | RMZ-4 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | クモ型 |
全長 | 6m |
全高 | 4.8m |
全幅 | 6m |
重量 | 4.6t |
最高速度 | 330km/h |
武装 | マクサー20mmビーム砲×2 パイクラーエレショット ワイヤー射出機 |
ヘリック共和国軍のクモ型奇襲ゾイド。ワイヤー射出機により敵を捕縛する。中央大陸戦争初期において活躍し、ガイサックの原型にもなった。ZAC2056年の惑星Zi大異変により絶滅してしまったと思われる。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス1983 VOL.1」の商品名でガリウス、グライドラー、アクアドン、エレファンタスとの5体セットでキットが復刻され2006年7月28日頃に定価3990円で限定発売された。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-4グランチュラ」より
[編集] グレイヴクアマ
グレイヴグアマ GLAIVE QUAMA |
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番号 | EZ-059 |
所属 | ネオゼネバス帝国 |
分類 | ロンギスクアマ型 |
全長 | 11.5m |
全高 | 7.9m |
重量 | 22t |
最高速度 | M2.5 |
武装 | パルスレーザーガン×2 ハイパーキラークロー×4 ソードウイング×2 高機動ブースター×6 |
鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)が極秘裏に開発したロンギスクアマ型戦闘機ゾイド。超小型のSSゾイドだが、低空での格闘戦においてはレドラーをも上回る戦闘力を持つ。SSゾイド一機を懸吊するフックを備え、空挺作戦においてヘリック共和国軍に大きな損害を与えた。シュトルヒ同様、ネオゼネバス帝国軍にとって数少ない貴重な航空戦力である。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-059グレイヴクアマ」より
[編集] ゲーター
ゲーター GATOR |
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番号 | EMZ-14 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 11.8m |
全高 | 5.6m |
全幅 | 4.4m |
重量 | 19.9t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | ガトリングビーム砲 レーザーカッター 全天候3Dレーダー機 MAD磁気探知 |
中央大陸戦争初期に登場したゼネバス帝国軍のディメトロドン型軽電子戦ゾイド。大きな背びれにレーダーを内蔵し、強行偵察などに従事する。正面戦闘を想定した機体ではないが、小口径ビームガトリング砲で歩兵陣地の制圧等に用いられた。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍でも使用された。なお、ゼネバス帝国仕様は濃い赤に銀色、ガイロス帝国仕様は紫色とカラーリングを変更している。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-14ゲーター」より
ゲーター GATOR |
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番号 | EZ-022 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | ディメトロドン型 |
全長 | 11.8m |
全高 | 5.6m |
全幅 | 4.4m |
重量 | 19.9t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | 小口径ガトリングビーム砲 テイルカッター GPS磁気探知機 |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-022ゲーター」より
[編集] ゲルダー
ゲルダー | |
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番号 | EMZ-16 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 10.73m |
全高 | 4.5m |
重量 | 25t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | 連装電磁砲×2 機銃×2 三連衝撃レーザー |
中央大陸戦争初期に登場したゼネバス帝国軍の恐竜(角竜類)型ゾイド。二本の角は砲になっている。格闘武器は無いが攻防のバランスがとれており、レッドホーンと共に主力部隊を構成した。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍でも使われ、第二次大陸間戦争ではマルダーやシーパンツァー同様、暗黒大陸の戦いに投入された。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-16ゲルダー」より
[編集] ゴドス
ゴドス GODOS |
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番号 | RMZ-11 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 8.6m |
全高 | 8.2m |
全幅 | 3.8m |
重量 | 23t |
最高速度 | 150km/h |
武装 | 二連装対空砲 ビーム砲×2 二連バルカン砲×2 |
ガリウスの後継機としてヘリック共和国軍が開発した恐竜型汎用歩兵ゾイド。格闘戦に強く足を使った攻撃が得意で接近戦でのキックは同クラスのゾイドなら簡単に蹴飛ばしてしまうほどの威力を持つ。まさに小型ゴジュラスと言うべき機体である。また、通常の機体に火器とレーダーを装備し、コックピットを交換した「重装甲タイプ」が存在する。これは主に指揮官専用機として使用されている。
後継機であるアロザウラーが配備された頃、第一線から引くが、ZAC2056年の惑星Zi大異変でアロザウラーが激減してしまったため、多数生き残ったゴドスが再び第一線に復帰することになった。なお、イグアンはこの機体を参考にして開発された。
アニメ『ゾイドフューザーズ』第1話では、チーム・マジカルステッパーズが使用。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-11ゴドス」より
ゴドス GODOS |
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番号 | RZ-014 |
所属 | ヘリック共和国 チーム・マジカルステッパーズ |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 8.6m |
全高 | 8.2m |
全幅 | 3.8m |
重量 | 23t |
最高速度 | 150km/h |
武装 | クラッシャークロー×2 小口径荷電粒子ビーム砲×2 小口径対空レーザー機銃×2 2連装対空レーザー機銃 スマッシュアップテイル レーザーサーチャー 対ゾイド30mmビームライフル(重装甲タイプ) |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-014ゴドス」より
[編集] ゴルゴドス
ゴルゴドス | |
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番号 | RMZ-6 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 12.2m |
全高 | 5.2m |
全幅 | 4.4m |
重量 | 13.3t |
最高速度 | 105km/h |
武装 | マクサー20mmビーム砲×2 ミサイルランチャー×2 3Dレーダー |
中央大陸戦争初期に登場したヘリック共和国軍の恐竜(ステゴサウルス)型電子戦ゾイド。背びれにレーダーを内蔵し、強行偵察等に従事する。のちに輸送用ゾイドだったゴルドスが電子戦機に改造されたため、第一線から引く。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-6ゴルゴドス」より
[編集] サイカーチス
サイカーチス SAICURTIS |
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番号 | EMZ-23 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | ビートル型 |
全長 | 11.9m |
全高 | 3.7m |
全幅 | 11.2m |
重量 | 17.4t |
最高速度 | 390km/h |
武装 | 長射程ビーム砲 小口径加速ビーム砲×2 |
中央大陸戦争時、ゼネバス帝国軍が初めて開発したカブトムシ型対地攻撃機ゾイド。低空からの狙いすました機銃掃射は驚異的な命中率を記録した。そのため、共和国軍は大型ゾイド以上にサイカーチスを恐れ、対抗機としてダブルソーダを開発したほどである。反面、空戦能力は極めて低く、プテラスなど超音速戦闘機ゾイドに対して対抗手段が無い。ZAC2056年の惑星Zi大異変以降も生き残り、ガイロス帝国軍でも使用され、漫画『機獣新世紀・ZOIDS』では三色電光隊(ドライブリッツ隊)が使用している。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-23サイカーチス」より
サイカーチス SAICURTIS |
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番号 | EZ-018 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | カブトムシ型 |
全長 | 11.9m |
全高 | 3.7m |
全幅 | 11.2m |
重量 | 17.4t |
最高速度 | 390km/h |
武装 | 対ゾイド20mm2連装ビーム砲 小口径荷電粒子ビーム砲×2 フレキシブルスラスターバインダー×2 複合センサーユニット |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-018サイカーチス」より
[編集] ザットン
ザットン ZATTON |
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番号 | EMZ-17 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 10.1m |
全高 | 8.7m |
全幅 | 4m |
重量 | 25.5t |
最高速度 | 180km/h |
武装 | 連装電磁砲×2 機銃×2 三連衝撃レーザー |
中央大陸戦争初期にゼネバス帝国軍が開発した恐竜(竜脚下目)型小型ゾイド。戦闘能力は低く、早期に偵察や輸送に転用されていた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-17ザットン」より
[編集] ザバット
ザバット ZABAT |
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番号 | EZ-044(ガイロス帝国) GZ-006(ソラシティ) |
所属 | ガイロス帝国 バックドラフト団 ソラシティ |
分類 | コウモリ型 |
全長 | 10.2m |
全高 | 3.7m |
重量 | 25.0t |
最高速度 | M2.8 |
武装 | 145mmレーザーガン×2 ホーミングボム ハイパーキラークロー マグネッサーウィング×2 赤外線スコープ ドップラーレーダー×2 |
ガイロス帝国軍が開発したゾイド史上初の完全自動操縦によるUCAV(Unmanned Combat Air Vehicle)機。ただし、自動操縦といってもキメラブロックスのような完全自律行動ではなく、母機(ホエールキング)からのリモートコントロールによる遠隔操作、要するにゾイドそのものを誘導弾としたものである。
無人機ゆえにパイロットの安全面を考慮する必要が無く、犠牲を顧みない攻撃が可能であるため、爆撃命中率は有人機の2倍にもなる。そのため、共和国軍将兵から「死神」と恐れられている。また、頭部の換装で有人機も存在する。これは伏臥式のコックピットになっており、パイロットの安全面とステルス性から偵察機として扱われている。カスタマイズパーツCP-19バインドコンテナを装備することによって輸送機にもなる。
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではバックドラフト団所有の無人仕様機が多数登場するほか、ピアスが駆る有人仕様機がジェミー・へメロスのレイノスと空中戦を繰り広げた。また、『ゾイドジェネシス』ではソラシティの防衛を担う無人機として機体色が灰色のザバット部隊が登場した。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-044ザバット」より
[編集] シーパンツァー
シーパンツァー SEAPANTHER |
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番号 | EMZ-31 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | ヤドカリ型 |
全長 | 9.0m |
全高 | 4.9m |
全幅 | 5.4m |
重量 | 28.5t |
最高速度 | 地上 100km/h 水中 50kt |
武装 | 高出力ビーム砲 3連装魚雷ポッド 12連装小型ミサイルミサイルランチャー |
中央大陸戦争時、ゼネバス帝国が開発したヤドカリ型水陸両用戦車ゾイド。強力な武装と重装甲に守られた機体は機甲戦及び上陸作戦から沿岸防衛まで幅広い作戦に適応できる。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍でも使われ、第二次大陸間戦争ではゲルダーやマルダー同様、暗黒大陸での戦いに投入された。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-31シーパンツァー」より
[編集] シュトルヒ
シュトルヒ STORCH |
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番号 | EMZ-29 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | 始祖鳥型 |
全長 | 13.2m |
全高 | 6.1m |
全幅 | 12.8m |
重量 | 19.2t |
最高速度 | M2.1 |
武装 | ビーム砲×2 SAMバードミサイル センサー |
ヘリック共和国軍のプテラスに対抗してゼネバス帝国軍が初めて開発した本格的な始祖鳥(アーケオプテリクス)型戦闘機ゾイド。グレイヴクアマ同様、ネオゼネバス帝国軍にとって数少ない貴重な航空戦力である。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-29シュトルヒ」より
シュトルヒ STORCH |
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番号 | EZ-068 |
所属 | ネオゼネバス帝国 |
分類 | アーケオプテリクス型 |
全長 | 13.2m |
全高 | 6.1m |
全幅 | 12.8m |
重量 | 19.2t |
最高速度 | M2.1 |
武装 | AZ88mmビーム砲×2 SAMバードミサイル 3Dセンサー エアブレーキ マグネッサーウィング×2 マグネッサーテイルスタビライザー |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-068シュトルヒ」より
[編集] シュトルヒアントラー
一部パーツをディアントラーのものと換装することによって、無人飛行キメラブロックスの指揮機としての役割を持たせたシュトルヒ。
[編集] シンカー
シンカー SINKER |
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番号 | EMZ-19 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | エイ型 |
全長 | 10.8m |
全高 | 3.0m |
全幅 | 12.7m |
重量 | 26.6t |
最高速度 | M0.9(飛行時) 60kt(水中) |
武装 | 加速ビーム砲×2 ホーミング魚雷×4 大型ブースター×2 |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国が初めて開発したエイ型の海空両用攻撃機ゾイド。海上戦以外にも奇襲や爆撃、水中戦などにも対応できる。ただし、亜音速機なのでプテラスなど超音速戦闘機ゾイドとの空中戦は苦手としている。
ZAC2100年、ヘリック共和国の対抗機種であるハンマーヘッドの出現により影が薄くなったが、まだまだ現役で通用している。アンダー海海戦において共和国艦隊の防空の隙をついて一斉に襲いかかり艦隊を壊滅状態に追い込んだ。
なお、ゼネバス帝国軍のシンカーは濃い赤と銀色、ガイロス帝国軍のシンカーは暗い紫色と薄い銀色とカラーリングを変更している。
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』ではレーシング仕様が登場。後のアニメでも、時々ホバークラフトのように地上を走行する描写が見受けられた。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-19シンカー」より
シンカー SINKER |
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番号 | EZ-032 |
所属 | ガイロス帝国 ブルーシティ治安局 |
分類 | エイ型 |
全長 | 10.8m |
全高 | 3.0m |
全幅 | 12.7m |
重量 | 26.6t |
最高速度 | M0.9(飛行時) 60kt(水中) |
武装 | ARZ加速ビーム砲×2 ホーミング魚雷×4 ロケットブースター×2 |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-032シンカー」より
[編集] シンカーBPS
アニメ『ゾイドフューザーズ』に登場したブルーシティ治安局仕様のシンカー。カラーリングを青と白に変更し、青いパトランプを装着している。
[編集] ステルスバイパー
スネークス SNAKES |
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番号 | RMZ-25 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ヘビ型 |
全長 | 20.8m |
全高 | 3m |
全幅 | 4.2m |
重量 | 23.6t |
最高速度 | 180km/h |
武装 | ガトリング砲×2 ロケット弾ポッド×2 ビーム砲×2 2連装ミサイル |
ヘリック共和国軍が開発したヘビ型奇襲用ゾイド。中央大陸戦争時代ではスネークスと呼称されていた。森林地帯など狭い地形に沿って自在にボディをくねらせて進むことが出来る。また、格闘戦においては相手に纏わりついて締め付ける戦いを得意としている。対空用の武装も豊富で地対空ミサイルや機銃などを多数装備しているため、飛行ゾイドに対しても有利に戦える。なお、旧モデルでは緑と灰色だったカラーリングを新モデルでは茶色と砂色に変更している。漫画『機獣新世紀・ZOIDS』ではアーバインが愛機とし「トルナード」と名付けていた。アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名はVenomous Viper。 アニメ『ゾイド -ZOIDS-』ではデザインが大きく変更されており、全長がかなり伸ばされたほか、キットにはない口とその奥の赤外線センサー、スモークチャージャーが装備されている。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-25スネークス」より
ステルスバイパー STEALTH VIPER |
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番号 | RZ-020 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ヘビ型 |
全長 | 20.8m |
全高 | 3m |
全幅 | 4.2m |
重量 | 23.6t |
最高速度 | 180km/h |
武装 | 16mmバルカン砲 小口径対空レーザー機銃×2 2連装ロケットランチャー×2 40mmヘビーマシンガン×2 地対空2連装ミサイル |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-020ステルスバイパー」より
[編集] スナイプマスター
スナイプマスター SNIPE MASTER |
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番号 | RZ-057 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ヴェロキラプトル型 |
全長 | 12m |
全高 | 7.2m |
重量 | 22t |
最高速度 | 195km/h |
武装 | バイトファング M&N AZ144mmロングレンジスナイパーライフル ザンスマッシャー×2 デュアルアンカー×2 ブレードアンテナ 対物センサー×2 精密射撃用スナイプスコープ スナイパーズシート マルチウエポンラック×19 |
ガンスナイパーの後継機として開発されたヘリック共和国軍のヴェロキラプトル型汎用歩兵ゾイド。無駄な武装を省き、機体を軽量化することによって運動性を高めると当時に格闘能力も向上した。また、射撃性能を更に高めるため、スナイパースコープとスナイパーズシートを採用。ガンスナイパーは一人で操縦と狙撃を担っていたが、スナイプマスターは操縦と狙撃を分担することによってパイロットの負担を半減させ、より高い狙撃精度と長距離射撃を実現することに成功した。第二次大陸間戦争では中央大陸本土防衛の任務につき、中央大陸に上陸してきた鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)と交戦した。機動力と砲撃能力を向上させるCP-24フレキシブルブースターユニット、防御力と格闘能力を向上させるCP-25アクティブシールドユニットがカスタマイズパーツとして用意されている。
2005年に開催された『恐竜博2005 ~恐竜から鳥への進化~』で「DLZ-004 スナイプマスター」のキットが定価900円で会場にて限定発売された。成型色は化石を想起させるアイボリーに近いホワイトに変更されており、シールは付属していない。DLZ-001 ジェノザウラー、DLZ-002 レッドホーン、DLZ-003 レイノスなどが同時に発売された。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-057スナイプマスター」より
[編集] スナイプマスター・ブルーユニコン小隊機
ヘリック共和国軍「試作機戦闘試験小隊ブルーユニコン」に配備されたスナイプマスター。胴体がホワイト、脚部が鮮やかなオレンジとテスト機として識別しやすいカラーリングになっている。
初出はニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフトZOIDS VS.シリーズの第一作であるゾイドVS.。ミッションモードの共和国ストーリー主人公であるザン・フェールが最初に搭乗する。ゾイドVS.の初回生産特典としてこのキットが付属した。成型色とシールの変更以外、通常のスナイプマスターのキットと同一の形状である。
[編集] スパイカー
スパイカー SPIKER |
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番号 | RMZ-11 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | カマキリ型 |
全長 | 9m |
全高 | 6m |
全幅 | 4.2m |
重量 | 6.4t |
最高速度 | 270km/h |
武装 | 30mm連装対空砲 20mm機関砲 ハイパーサーベル |
中央大陸戦争初期に登場したヘリック共和国軍のカマキリ型ゾイド。小型ゾイドながら腕部のハイパーサーベルの威力は強力。背中にも機関砲など対空火器を備えている。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅したと思われる。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-11スパイカー」より
[編集] スピノサパー
スピノサパー SPINOSAPPER |
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番号 | RZ-043 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | スピノサウルス型 |
全長 | 11.5m |
全高 | 6.8m |
重量 | 23t |
最高速度 | 105km/h |
武装 | 88mmパルスレーザーガン×2 ストライククロー×2 レーザーチェーンソー×2 115mmマシンガン 180mmマルチプルランチャー |
暗黒大陸の険峻な地形に対応するため、ヘリック共和国が開発したスピノサウルス型戦闘工兵ゾイド。レーザーチェーンソーやシールド型ドリル(レーザーエクスカベイター)といった背部のマルチオペレーションアーム用装備を地形に合わせて自在に換装できることが最大の特徴である。
また、カスタマイズパーツCP-18 4連装インパクトカノンを装備することで自走式対空砲の役割も担う。ガイロス帝国軍によるニクシー基地空爆の際、ザバット撃墜に奮闘した。
なお、アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名はSpinosnapper。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-043スピノサパー」から
[編集] セイバリオン
セイバリオン SABERLION |
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番号 | RZ-062 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ライオン型 |
全長 | 8.5m |
全高 | 6m |
重量 | 14.5t |
最高速度 | 255km/h |
武装 | ハイフリークエンシファング デュアルセンサーアイ レーダーイヤー×2 ハイフリークエンシブレード×3 ハイフリークエンシクロー×4 スモークディスチャージャー×2 後方警戒センサー |
メガレオン同様、鉄竜騎兵団(アイゼンドラクーン)のSSゾイドを参考に開発された格闘戦を得意とするライオン型SSゾイド。キャムフォード大統領の首都脱出に使われた。のちに共和国軍は低コストのブロックスゾイドを配備したので配備数が少ないゾイドとなった。
スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-58セイバリオン」より
[編集] ダブルソーダ
ダブルソーダ DOUBLE SWORDER |
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番号 | RMZ-30 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 昆虫型 |
全長 | 11.6m |
全高 | 3.96m |
全幅 | 9.72m |
重量 | 19.7t |
最高速度 | 415km/h |
武装 | 4連対空砲 対空ビーム砲×2 対レーザー照準器×2 |
中央大陸戦争時代、ヘリック共和国軍がゼネバス帝国軍のサイカーチスに対抗して開発したクワガタ型対地攻撃機ゾイド。サイカーチスとは姉妹機にあたるが、後発たるダブルソーダの方が武装、スピード共に上。さらに上空からの偵察にも対応できるよう複座式のコックピットを採用している。
西方大陸戦争ではオリンポス山の戦いにおいてコマンドウルフのコクピットと唯一の生存者トミー・パリス中尉を救出し、そのコクピットにおさめられたデータがその後の共和国軍に大きく貢献する事になる。
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』ではリーゼが搭乗。ただし、ブレードライガー以上の巨大ゾイドとして描かれ、さらにオーガノイド・スペキュラーとの合体によって異常に変化している。『ゾイドフューザーズ』第17話、『ゾイドジェネシス』第4話にも大型のダブルソーダが登場する。
スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-30ダブルソーダ」より
ダブルソーダ DOUBLE SWORDER |
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番号 | RZ-019 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | クワガタ型 |
全長 | 11.6m |
全高 | 3.96m |
全幅 | 9.72m |
重量 | 19.7t |
最高速度 | 415km/h |
武装 | 4連装マシンガン ブレイクソード×2 対ゾイド小口径2連装ビーム砲 レーザーセンサー×2 フレキシブルスラスターバインダー×2 ウイングスタビライザー×2 |
スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-19ダブルソーダ」より
[編集] ツインホーン
ツインホーン TWINHORN |
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番号 | EMZ-28 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | マンモス型 |
全長 | 10.1m |
全高 | 8.7m |
全幅 | 4m |
重量 | 25.5t |
最高速度 | 180km/h |
武装 | 火炎放射器 スモークランチャー ミサイルポッド 加速ビーム砲×2 |
ゼネバス帝国軍のマンモス型ゾイド。当時、射撃戦中心から白兵戦重視へ戦術思想がシフトしつつあったのを受け、頑強な機体に格闘戦用の長大な牙、ノーズに火炎放射器を装備。帝国親衛隊に配備され、帝国首都及び王宮内を防衛する戦闘に投入された。その後もゼネバス帝国の主力ゾイドとして運用された。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-28ツインホーン」より
[編集] ディマンティス
ディマンティス DEMANTIS |
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番号 | EZ-048 |
所属 | ネオゼネバス帝国 バックドラフト団 |
分類 | カマキリ型 |
全長 | 6.48m |
全高 | 7.2m |
重量 | 10t |
最高速度 | 370km/h |
武装 | 二連装バルカン砲×2 ハイパーファルクス×2 マルチアンテナ×2 ガトリング砲座 イオンブースター |
鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)が極秘裏に開発したカマキリ型SSゾイド。ホバーリングによる長距離高速飛行で神出鬼没に行動し、集団で襲いかかる。驚異的威力を誇るハイパーファルクスは大型ゾイドをも倒すことが出来る。また、ディマンティス同士で連結し、大型機に変化することも可能。
スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-48ディマンティス」より
[編集] ディロフォース
ディロフォース DILOFORCE |
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番号 | EZ-050 |
所属 | ネオゼネバス帝国 |
分類 | ディロフォサウルス型 |
全長 | 7.9m |
全高 | 5.5m |
重量 | 12.5t |
最高速度 | 300km/h |
武装 | 小型荷電粒子砲 Eシールド テールソード レーザーソード×2 ハイパーキラークロー×2 |
鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)が極秘裏に開発したディロフォサウルス型SSゾイド。極限まで絞り込んだ機体ながら武装は充実しており、機動力も突出しているが、そのぶん装甲は犠牲にされている。パイロットはバイク型ビークルにもなるシートにまたがって操縦する。頭部(小型荷電粒子砲、Eシールド)はバーサークフューラーのオプションパーツとして使用することが可能。設定上、Eシールドとして装備されている首周りの襟巻きは、映画『ジュラシック・パーク』の影響を受けたものと思われる。
スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-50ディロフォース」より
[編集] ハイドッカー
ハイドッカー HIDOCKER |
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番号 | RMZ-7 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 14.2m |
全高 | 6.8m |
全幅 | 4.2m |
重量 | 7.9t |
最高速度 | 195km/h |
武装 | ステルン12.7mmビーム銃×2 ホギス20mm機銃 エルパサイクロン多用途ミサイルランチャー |
中央大陸戦争初期に登場したヘリック共和国軍の恐竜(竜脚下目)型小型ゾイド。装甲、武装とも貧弱だが再生能力が高い。兵員輸送車として用いられた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS ERZ-7ハイドッカー」より
[編集] バリゲーター
バリゲーター BARIGATOR |
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番号 | RMZ-20 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ワニ型 |
全長 | 14.5m |
全高 | 4.4m |
全幅 | 4m |
重量 | 24.3t |
最高速度 | 150km/h(陸上) 35kt(水上) |
武装 | ビーム砲×2 誘導ミサイル×2 |
ヘリック共和国軍のワニ型水陸両用ゾイド。ZAC2031年のフロレシオ海海戦で初登場したが、同じ時期に開発されたシンカーに破れる。その後も旧式化したアクアドンに替わって共和国海軍兵力の一翼を担う。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ウルトラザウルスやハンマーヘッドが登場するまで共和国軍唯一の海軍兵力だった。バイトファングの威力は凄まじく、噛み付いて河川に引きずりこむ戦法を得意としている。
なお、旧モデルはプテラスと同じ暗い青と白、新モデルは濃緑色と灰色とカラーリングを変更している。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-20バリゲーター」より
バリゲーター BARIGATOR |
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番号 | RZ-003 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ワニ型 |
全長 | 14.5m |
全高 | 4.4m |
全幅 | 4m |
重量 | 24.3t |
最高速度 | 150km/h(陸上) 35kt(水上) |
武装 | バイトファング スマッシュアップテイル 地対空4連装ミサイル AMD20mmビーム砲×2 |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-003バリゲーター」より
[編集] ハンマーロック
ハンマーロック HAMMER ROCK |
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番号 | EMZ-26 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | ゴリラ型 |
全長 | 5.6m |
全高 | 6.7m |
全幅 | 5.9m |
重量 | 26.8t |
最高速度 | 180km/h |
武装 | 誘導対空ミサイル×4 連装ビーム砲 バルカン砲パック |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍が開発したゴリラ型汎用歩兵ゾイド。アイアンコングの小型版と言うべきゾイドであり、格闘能力が高い。さらにカスタマイズパーツCP-26全方位ミサイルユニットを装備することで空陸を問わない攻撃が可能となる。
ハンマーロックの能力は帝国摂政プロイツェン元帥も認めるところであり、機体はガイロス帝国の正規軍である国防軍に回されず、彼の私兵集団であるプロイツェン騎士団(通称PK師団)のみに配属された。ネオゼネバス帝国成立後、強襲戦闘隊に配備され、主力ゾイドの一つとして運用されている。
なお、ゼネバス帝国仕様は濃い赤色と銀色、PK師団及びネオゼネバス帝国仕様は黒と薄紫色とカラーリングを変更している。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-26ハンマーロック」より
ハンマーロック HAMMER ROCK |
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番号 | EZ-056 |
所属 | ネオゼネバス帝国 |
分類 | ゴリラ型 |
全長 | 5.6m |
全高 | 6.7m |
全幅 | 5.9m |
重量 | 26.8t |
最高速度 | 180km/h |
武装 | ハンマーナックル×2 誘導対空ミサイル×4 連装ビーム砲 バルカン砲パック |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-56ハンマーロック」より
[編集] プテラス
プテラス PTERAS |
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番号 | RMZ-21(旧) RZ-010(新) |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 翼竜型 |
全長 | 10.3m |
全高 | 8.2m |
全幅 | 3.7m |
重量 | 21.6t |
最高速度 | M2 |
武装 | 16mmバルカン砲 空対空2連装自動追尾ミサイル 空対地2連装ミサイルポッド×2 |
ゼネバス帝国軍のシンカーに手を焼いたヘリック共和国軍が開発した翼竜型戦闘機ゾイド。マグネッサーシステムによるVTOL(Vertical Take-Off and Landing 垂直離着陸)機能を持っているため、長大な滑走路を必要とせず、いかなる場所でも垂直離着陸と長時間のホバーリングが可能である。中央大陸戦争ではレイノスが開発されるまで長い間、共和国軍の主力戦闘機だった。
なお、旧モデルはバリゲーターと同じ暗い青と白、新モデルは青と薄い灰色とカラーリングを変更している。
[編集] ステラス
ゾイドバトルストーリー4巻に登場した改造プテラス。ステルス機能を持ちスパイカメラを搭載。マッハ4の速度で4万mの超高空を飛行できる超高高度偵察機。デスザウラーの爆撃機仕様であるデスバードを追跡。基地を発見し、空撮写真を撮った。これによってロバーツ大佐によるデスバード基地奇襲作戦が発動された。
[編集] プテラスボマー
第二次大陸間戦争では旧式化が目立っているため、カスタマイズパーツCP-06 ボマーユニットを装備し、戦闘爆撃機「プテラスボマー」として運用している。アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』にもチームブリッツ所属機として登場。ジェミー・ヘメロスの愛機だったが、トロス博士がレイノス購入の資金繰りのため勝手に売り飛ばしてしまった。
[編集] プテラスレドームスペシャル
背中にカスタマイズパーツCP-13 ワイルドウィーゼルユニットのレドームを搭載した偵察機仕様。共和国軍デストロイヤー兵団に所属し、ウルトラザウルスに正確な砲撃目標を位置を伝える。余談だが偵察機というより着弾観測機のような気がする。
[編集] プテラス・ジェミニイ
漫画『機獣新世紀・ZOIDS』に登場。プテラスを2体つなげた情報戦略機。
[編集] フロレシオス
フロレシオス FUROLESIOS |
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番号 | RMZ-10 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 海竜型 |
全長 | 10.3m |
全高 | 8.2m |
全幅 | 9m |
重量 | 21.6t |
最高速度 | 40kt |
武装 | 20mm対空機関砲×2 ホーミング魚雷×2 煙幕噴出口 |
中央大陸戦争初期に登場したヘリック共和国軍の海竜(首長竜)型水雷艇ゾイド。アクアドンと共に共和国軍海軍兵力を担った。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-10フロレシオス」より
[編集] ペガサロス
ペガサロス PEGASUROS |
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番号 | RMZ-8 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 鳥型 |
全長 | 10m |
全高 | 8m |
全幅 | 3.2m |
重量 | 4.7t |
最高速度 | M2.5 |
武装 | 30mmビームバルカン 20mmパルスビーム砲×2 対空ミサイル(対地ミサイルに換装可) |
ヘリック共和国軍がグライドラーの後継機として開発された鳥型戦闘爆撃機ゾイド。中央大陸戦争初期ではゼネバス帝国は飛行ゾイドを保有していなかったため、対地攻撃で活躍した。ところがゼネバス帝国がシンカーを投入し、たちまち劣勢に陥ったため、後継機としてプテラスが開発されることになる。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS RMZ-8ペガサロス」より
[編集] ヘルキャット
ヘルキャット HELCAT |
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番号 | EMZ-24 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | ヒョウ型 |
全長 | 13.2m |
全高 | 5m |
全幅 | 3.8m |
重量 | 24t |
最高速度 | 180~200km/h |
武装 | 2連装加速ビーム砲 2連高速キャノン砲 |
中央大陸戦争時代、ヘリック共和国軍のガイサックに多大な損害を受け、奇襲戦の重要性を思い知ったゼネバス帝国が開発したヒョウ型高速戦闘ゾイド。砂漠戦を得意とするガイサックに対し、ヘルキャットは森林や山岳での奇襲戦を想定して設計された。特に脚部に施された消音機能とぎりぎりまで熱放射を抑えた排気システムは秀逸でこれにより、敵に気付かれずに接近できるので「密林の暗殺者」という異名を持った。ちなみにこの技術がのちにサーベルタイガーに活用された。
ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍でも使用され、セイバータイガーとペアを組んで高速部隊の主力となったが、基本設計の古さが目立ちコマンドウルフにまったく太刀打ちできないため、ライトニングサイクスが開発されることとなった。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-24ヘルキャット」より
ヘルキャット HELCAT |
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番号 | EZ-023 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | ヒョウ型 |
全長 | 13.2m |
全高 | 5m |
全幅 | 3.8m |
重量 | 24t |
最高速度 | 190km/h |
武装 | 対ゾイド20mm2連装ビーム砲×2 小口径レーザー機銃×2 3Dレーダーアンテナ 複合センサーユニット |
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-23ヘルキャット」より
[編集] ヘルキャットノワール
暗緑色と黒色でカラーリングされた、ヘルキャットの強行偵察用改造機。敵基地への侵入を想定し、装甲および攻撃力が強化されている。
初出はニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフトZOIDS VS.シリーズの第二作であるであるゾイドVS.II。ミッションモードの帝国ストーリー主人公であるコウキ・デモン(ガイロス帝国軍ロットティガー隊に所属)が最初に搭乗する機体である。ゾイドVS.IIの初回生産特典としてこのキットが付属した。成型色の変更以外、通常のヘルキャットのキットと同一の形状である。
また、アニメ『ゾイドフューザーズ』第15話にはよく似たカラーリングのヘルキャットが登場している。
[編集] マーダ
マーダ | |
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番号 | EMZ-13 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 12.2m |
全高 | 6.8m |
重量 | 17.5t |
最高速度 | 450~500km/h |
武装 | 中口径電磁砲または自己誘導ミサイルポッド 小口径レーザー機銃X2 |
ゼネバス帝国軍初期の恐竜(オルニトミムス)型軽戦闘ゾイド。特筆すべきはその機動力であり、マグネッサーシステムによるホバー走行で叩き出す最高速度500km/hは長きに渡り陸上最速の座に輝いた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-13マーダ」より
[編集] マッカーチス
マッカーチス MACCURTIS |
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番号 | EZ-047 |
所属 | ネオゼネバス帝国 バックドラフト団 |
分類 | ザリガニ型 |
全長 | 10.8m |
全高 | 2.7m |
重量 | 12t |
最高速度 | 120km/h(陸上) 32kt(水中) |
武装 | パルスレーザー砲 3連装バルカン砲 加速ビーム砲×2 マルチアンテナ×2 小型スモークディスチャージャー×8 ハイパーバイトクロー(左) ハイパーキラークロー(右) |
鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)が極秘裏に開発していたザリガニ型水陸両用SSゾイド。SSゾイドながら中型ゾイドに迫る火力と装甲を備えている。胴体下には小型ビークルも内蔵。帝国側SSゾイドのデフォルト装備として強電磁波に対する遮蔽がなされており、トライアングルダラスの強力な電磁波やジャミングウェーブ下でも行動を阻害されない。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS EZ-047マッカーチス」より
[編集] マルダー
マルダー MALDER |
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番号 | EMZ-18 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | カタツムリ型 |
全長 | 8.5m |
全高 | 6.5m |
全幅 | 4.3m |
重量 | 34.6t |
最高速度 | 120km/h |
武装 | 自己誘導ミサイルランチャー 加速ビーム砲 中口径電磁砲 レーザーセンサー×2 機銃×2 |
中央大陸戦争時代、後方支援を目的に開発されたゼネバス帝国軍のカタツムリ型自走砲ゾイド。ミサイルランチャー、機銃など多くの火器を搭載しているため、砲撃戦や対空防御に威力を発揮する。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍でも使われ、第二次大陸間戦争ではシーパンツァーやゲルダー同様、暗黒大陸での戦いに投入された。
※スペックデータは当時、発売された「メカ生体ZOIDS EMZ-18マルダー」より
[編集] メガレオン
メガレオン MEGALEON |
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番号 | RZ-058 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | カメレオン型 |
全長 | 10m |
全高 | 3.6m |
重量 | 20t |
最高速度 | 80km/h |
武装 | ツインエネルギー砲 パルスレーザーガン×2 遠視スコープ×2 赤外線スコープ×2 3Dレーダー 光学迷彩 |
セイバリオン同様、ヘリック共和国軍が鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)のSSゾイドを参考に本土防衛用に開発したカメレオン型自走式対空砲SSゾイド。並列復座コクピットには専任のガンナーが搭乗し、三種類のセンサーによる高い索敵能力と強力な連装ビーム砲は飛行ゾイドにとって多大な脅威となる。反面、装甲は皆無に等しく光学迷彩による高い隠密性が唯一の防御手段。
第二次大陸間戦争時、中央大陸に上陸してきた鉄竜騎兵団と交戦し、対空防御で活躍したが、多勢に無勢で大局を変えるまでは至らなかった。
※スペックデータは当時、発売された「ZOIDS RZ-058メガレオン」より
[編集] モルガ
モルガ MOLGA |
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番号 | EMZ-15(ゼネバス帝国) EZ-006(ガイロス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | 昆虫型 |
全長 | 11.8m |
全高 | 2.95m |
全幅 | 3m |
重量 | 19.7t |
最高速度 | 200km/h |
武装 | レーザーカッター 地対空2連装ミサイル 20mmガトリング砲×4 3Dレーダーアンテナ×2 |
ゼネバス帝国軍及びガイロス帝国軍の昆虫型歩兵戦闘車ゾイド。昆虫型とされているが、その外見は、正確にはイモムシ(モスラ幼虫に似たデザイン)。強固な装甲が売りで、特に頭部は他の部位の2倍以上の厚さを持つ。汎用性が高く、様々なバリエーションが存在する。惑星Ziで最も数多く生産されたゾイドである。
ちなみに、背部コンテナに収納されている武装は、玩具では2連装ミサイルだが、アニメ版では2連装ビーム砲塔となっている。
[編集] キャノリーモルガ
モルガにカスタマイズパーツCP-07 キャノリーユニットを装備した重砲仕様。
[編集] ドリルモルガ
頭部にドリルを装着した改造モルガ。本来は工兵部隊用であるが、突撃機としても有用であった。
[編集] モルガクロウスペシャル
モルガクロウスペシャル MOLGA ROKUROU SPECIAL |
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番号 | 02 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | 昆虫型 |
全長 | 14.1m(プロイツェンの反逆より) |
全高 | 5.7m(プロイツェンの反逆より) |
全幅 | 3m |
重量 | 24.0t(プロイツェンの反逆より) |
最高速度 | 200.0km/h(プロイツェンの反逆より) |
武装 | レーザーカッター 地対空2連装ミサイル 20mmガトリング砲×4 3Dレーダーアンテナ×2 AZ120mmグライドキャノン |
ガイロス帝国軍輸送部隊のエース、ヤース・ノグチ少佐の愛機。長距離砲を装備することで戦闘力が大幅に強化された。カラーリングは頭部と腹部が淡緑色、胸部が紫紺色。ゾイドバトルストーリーにおいては、ゾイド公式ファンブック4巻のニクス大陸における戦闘でその姿が確認できる。
初出はウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』「モルガチキンレース」。パイロットのヤース・ノグチ少佐は特殊貨物輸送部隊の隊長であり、コードネーム「ロクロウ・モルガ突急便」として知られる彼らは最も信頼された特運隊である。軍の規定外部品(ノグチ少佐らの走り屋時代の先輩が経営するブランド「ロクロウスペシャル」のパーツ)で足回りを“カリカリにチューンナップ”し、危険地域での任務が多いためキャノリーユニットを装備している。パーソナルカラーはノグチ少佐が走り屋だった頃のマシンのカラーリングを継承している。
成型色を変更したモルガ及びカスタマイズパーツCP-07 キャノリーユニットを同梱したキットが、2002年09月14日頃ハピネット加盟店にて定価1200円で限定発売された。カラーリング以外の形状はモルガキャノリーと同一。
[編集] モルガキャノリー
モルガキャノリー MOLGA CANORY |
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番号 | GZ-001 |
所属 | ゼ・ルフト守備隊(ジェネシス) 無敵団(ジェネシス) |
分類 | 昆虫型 |
全長 | 14.1m |
全高 | 5.7m |
全幅 | 3m |
重量 | 24.0t |
最高速度 | 195.0km/h |
武装 | レーザーカッター 地対空2連装ミサイル 20mmガトリング砲x4 3Dレーダーアンテナ×2 AZ120mmグラインドキャノン(キャノリーユニット) |
アニメ『ゾイドジェネシス』にゼ・ルフト守備隊の機体として登場したモルガ。カラーリングは頭部と腹部が暗緑色、胸部が黒色。形状はモルガキャノリーと同一である。成型色とシールを変更したモルガ及びカスタマイズパーツCP-07 キャノリーユニットを同梱したキットが発売された。
無敵団はメンバーごとにカラーリングを変更して使用している。
[編集] レブラプター
レブラプター REV RAPTER |
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番号 | EZ-027 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | ヴェロキラプトル型 |
全長 | 11.4m |
全高 | 7.56m |
重量 | 23.5t |
最高速度 | 210km/h |
武装 | キラーファング ハイパークロー×2 ストライクハーケンクロー×2 カウンターサイズ×2 |
ジェノザウラーと並行して開発されたガイロス帝国軍のヴェロキラプトル型汎用歩兵ゾイド。オーガノイドシステムを搭載しているが、安全性を考慮し、低めに抑えられている。それでも小型ゾイドの範疇を超え、中型ゾイド並みの戦闘能力を持つ。カウンターサイズとは背部に装備された鎌状の格闘用武器のこと。
肉弾戦に特化したため、火器を装備していないので弱点が無いとは言えない。ただし、『ゾイド -ZOIDS-』及び『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』劇中では両腕の肘の部分にAEZ20mmビームガンと思しき武装が装備されている。
[編集] レブラプターPB
レブラプターパイルバンカー
特殊金属製の槍を爆発的な加速で射出するカスタマイズパーツCP-08 パイルバンカーユニットを装備し、格闘性能をさらに向上させたレブラプター。
[編集] レブハーケン
レブラプターの格闘性能を強化した機体。爪を大型化し、カウンターサイズをレーザーソードに換装。レーザーソードは可動アームでリーチと自由度が確保されている模様。迷彩塗装で奇襲効果を高めてある。前頭部には髑髏を模したレリーフが施されている。
[編集] レブラプターWPB
レブラプターダブルパイルバンカー
レブラプターにカスタマイズパーツCP-08 パイルバンカーユニットを二基装備した仕様。
[編集] レブラプター夜警仕様
ジェノザウラーと同様のカラーリング(黒と紫)を施し、パイルバンカーユニットを装備したレブラプター。形状はレブラプターPBと同一。
成型色を変更したレブラプターと金メッキを施したカスタマイズパーツCP-08 パイルバンカーユニットを同梱したキットが、小学館の学年誌の2000年09月号誌上通販にて定価980円で限定発売された。
[編集] レイヴェンラプター
レイヴェンラプター RAVEN RAPTOR |
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番号 | 08 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | ヴェロキラプトル型 |
全長 | 15.3m(プロイツェンの反逆より) |
全高 | 10.3m(プロイツェンの反逆より) |
重量 | 26.0t(プロイツェンの反逆より) |
最高速度 | 200km/h(プロイツェンの反逆より) |
武装 | キラーファング ハイパークロー×2 ストライクハーケンクロー×2 カウンターサイズ×2 パイルバンカーユニット イオンチャージャー |
ガイロス帝国の「黒騎士」ハインケル・サーベラー中佐が駆る漆黒のレブラプター。パイルバンカーユニットを装備することで中型ゾイドに対する格闘性能を向上させている。ゾイドバトルストーリーにおいては、ゾイド公式ファンブック4巻のニクス大陸における戦闘でその姿が確認できる。
初出はウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』「紅の未来・黒き過去」。パイルバンカーユニットによって重量が増加しているが、俊敏性を高めてあるため運動性能はノーマル機以上とされる。パイロットの腕と相まって、シュトゥルムテュランと単機で互角に渡り合った。
成型色を変更したレブラプター及びカスタマイズパーツCP-08 パイルバンカーユニットを同梱したキットが、2003年05月29日頃ハピネット加盟店にて定価1280円で限定発売された。カラーリング以外の形状はレブラプターPBと同一。