ネオゼネバス帝国
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ネオゼネバス帝国(ネオゼネバスていこく)は、玩具シリーズ「ゾイド」に登場する惑星Ziに在る架空国家。
ゼネバス皇帝の遺児である摂政ギュンター・プロイツェン元帥がガイロス帝国の首都ヴァルハラで反乱を起こしゼネバス帝国の復活を宣言。プロイツェン自身はガイロス・ヘリック両軍を巻き込み自爆するがその息子、ヴォルフ・ムーロア率いる鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)によって中央大陸を制圧。ZAC2102年、ネオゼネバス帝国を建国。制圧時に共和国議会の解散と共和国軍の解体のみを要求したため、共和国の人々の人心を掌握。かつて中央大陸を統一したヘリック一世王の正統な子孫としてネオゼネバス皇帝となったヴォルフの存在と将来に予想されうるガイロス帝国の南下の恐怖が中央大陸の統治を容易にしていた。
少数精鋭を基本とし、鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)の強力なゾイドとゼネバス帝国出身の将兵の子孫などが軍の中核を占める。更にZAC2106年以降パイロットの必要が無い無人キメラブロックスも大量に用いるようになる。同年、生き残った共和国軍を完全に駆逐し、中央大陸を完全制圧。共和国軍はアクア海を渡って東方大陸へ落ち延びる。二年後、東方大陸のZOITECの支援を受けた共和国軍は中央大陸東部海岸に上陸し、かつての共和国首都ヘリックシティを目指して進撃。ネオゼネバス軍と対峙し両軍が激突。戦いの結末はネオゼネバス皇帝ヴォルフ・ムーロアと共和国軍のパイロット レイ・グレッグとの因縁の対決の決着で締めくくられたため、どちらの陣営が勝利したかは語られてない。そのためネオゼネバス帝国が共和国軍との最終決戦で滅亡したのか存続したのは不明であるが、セイスモサウルスが撃破されるなどヘリックシティ一帯を失ったのは確実と思われる。
ゼネバス帝国を復活させたと言う印象から国旗と国章は旧ゼネバス帝国時代のものを踏襲している。