塩之沢駅
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塩之沢駅(しおのさわえき)は、山梨県南巨摩郡身延町帯金にある東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。特急「ふじかわ」は通過し、普通列車のみが停車する。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線をもつ地上駅。線路はほぼ北東から南西に走り、ホームはその南東側に設けられている。
ホームの身延方の端は緩やかな坂となっており、これが駅の出入り口となっている。駅のすぐ身延方には塩之沢踏切があり、駅の北西側の富士川沿いを走る県道に出ることができる。
駅舎はなく、ホーム上の波高島寄りに、古くからの木造の待合所があるのみである。無人駅となっている。
[編集] 駅周辺
駅の南西すぐのところで椿川が富士川に注いでいる。身延線と、それに沿って走る山梨県道9号市川三郷身延線は、椿川を当駅の南でわたっている。
富士川の対岸は身延町波木井である。国道52号が走り人家もあるが駅の近くには橋がないので、駅の対岸に行く場合は身延駅近くの身延橋を利用する。
駅の付近には富士川に沿って人家が見られる。駅の南西600メートル足らずの富士川には、日本軽金属の塩之沢取入口があり、駅の付近からその様子を見ることができる。
[編集] 歴史
- 1933年(昭和8年)9月1日 - 富士身延鉄道により開業。
- 1938年(昭和13年)10月1日 - 富士身延鉄道を国が借り上げ。
- 1941年(昭和16年)5月1日 - 国有化され国鉄身延線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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