世界ウルルン滞在記
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世界ウルルン滞在記(せかいウルルンたいざいき)は、TBS系列で日曜日の夜22:00~22:54に放送されているクイズ番組。(系列外の秋田テレビ(FNN系列)は一週遅れの日曜朝9:00から放送。ただし、スペシャルは放送しない。)制作・放映元は毎日放送。1995年4月9日に放送開始。
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[編集] 概要
毎回、日本で活動している俳優や女優・タレントが海外でホームステイし、様々な事にチャレンジしていく様子をドキュメントとして放送し、その中からその国の文化や常識をクイズにして出題するという形式である。ホームステイは1週間程度のことが多いが、ホームステイ先に辿り着くまでに3・4日かかることも珍しくない。番組名は、ウ-出会う。ル-泊まる。ル-見る。ン-体験のそれぞれの語尾をとってまとめたものと説明されている。
番組初頭スポンサーは東レ。また他に筆頭スポンサーに富士フイルム、一時期筆頭スポンサーになったが現在は各社扱いに30秒のスポンサーが提供している。
この番組の歴代の最高視聴率は2001年12月23日放送分の「あったかい冬!感動再会スペシャル」の21.7%(ビデオリサーチ、関東地区)だった。
[編集] 出演者
司会は元日本テレビアナウンサーで現在フリーの徳光和夫と、元フジテレビアナウンサーで同じく現在フリーの木佐彩子が務めている。またレギュラー解答者として俳優の石坂浩二とタレントの清水圭がいたが、清水は2006年4月2日の放送分で番組開始から11年間担当していたレギュラー解答者役を降板し同年5月7日放送分からは準レギュラー解答者に退いた。ナレーターは俳優の下條アトムと声優の冨永み~なが務めている(なお、冨永の代理として、元秋田放送アナウンサーの村野日南が務めていた事があった)。
番組開始当初は徳光が一人で司会をしていたが、1996年4月に高橋由美子が加わり徳光と二人の司会になる。翌年3月、高橋が卒業(降板)し酒井美紀に交代(担当期間・1997年4月~1999年3月)。そして酒井の後任として相田翔子が1999年4月から2006年4月2日の放送分まで7年間担当し、同年4月23日の放送分からは木佐が担当している。
2001年に徳光が入院により4週間休養した際は、うち3週清水圭が代行として務め、1週だけ三宅裕司が代行として務めた事がある。また、番組開始当初から現在まで出演しているは司会の徳光と解答者の石坂のみ(両者とも病気療養期間中を除く)である。
解答者は番組開始の1995年4月9日から2006年3月26日の放送分までは4人だった(2時間スペシャルの場合は8人4組)が、2006年4月23日放送分以降からは5人になっている。
制作:テレビマンユニオン、毎日放送 ※この2社は「クイズ世界に挑戦!」(1980年10月~1981年9月)、「地球ZIG ZAG」(1989年10月~1994年3月)で共同制作を行った。いずれも「ウルルン」にコンセプトの似た番組である。 なお「地球ZIG ZAG」は東レの1社提供。「ウルルン」の源流番組と言われている。
[編集] クイズ形式
ドキュメンタリーを中心としたクイズ番組であり、レギュラー解答者2人を含む4人(2006年4月23日放送分以降からはレギュラー解答者1人を含む5人)に2問が出題される。1問目は1ポイント、2問目は2ポイントで、得点が多かった解答者にトップ賞が贈られる。ただし2ポイント以上獲得しないとトップ賞をもらうことができず、その場合観客にトップ賞が贈られる。さらに全問正解した解答者が一人でも出れば、視聴者の中から1組2名にジャルパックで行く海外旅行が贈られる。(それ以外はこの日のトップ賞の賞品)
[編集] 補足
- 放送開始当初は3問クイズが出題されていたが、2000年4月から2問に減りルールも現在のものに至る。その為か、最近は全問正解を達成してトップ賞が出るというケースが目立つ。
- 2000年放送の明石家マンション物語(フジテレビ系)のコーナーである「クレーマークレーマー」にて「徳光さんがあんなに泣くのならティッシュ置くべき」や「相田翔子ちゃんに感情がない」と文句を言った際、明石家さんまが苦情の電話をかける(フリの)シーンで、あの時間帯で番組をやりたいがために、「ウルルン(日曜10時枠から)どけ!」と言っていた。ちなみに徳光とさんまは犬猿の仲である。
- この番組ではホームステイ先に辿り着くまでに3・4日かかることも珍しくないが、1度だけアフリカのとある国でホームステイ先に辿り着けなかったことがあった。これは首都の空港に到着直後そこでクーデターに巻き込まれ、ホテルに缶詰にされたため。
- 若手の男性俳優がホームステイする際は、比較的、肌を露出するシーンが多い。ホームステイ先が裸で生活する民族の場合は、それにあわせて全裸に近い格好になることも珍しくない。
- この番組では吹き替えをしていない。最近の同類番組では異例である。
- ナレーターの下條アトムも一度だけパネラー席に座った。
[編集] エンディング
毎回、旅の思い出のシーンが蘇る回想部分から、最後に日本航空(JAL)のジャンボ機が映し出される映像は、その名の通り、締めに相応しいエンディングである。放送開始から満10年を過ぎ、エンディングテーマも数十回変わって放送された。
OA年月 | タイトル | アーティスト |
---|---|---|
1995年4月~6月 | 何度も叫んだ | 大江千里 |
1995年7月~9月 | ふたりのステージ | 財津和夫 |
1995年10月~12月 | 未来飛行 | 徳永英明 |
1996年1月~3月 | 愛をつかもうよ | GAO |
1996年4月~6月 | すべてここにあるよ | EX-IT |
1996年7月~9月 | WILL YOU MARRY ME? | 高橋由美子 |
1996年9月~12月 | Brand-new winter ~ヴァージン・スノウを探しに行こう~ |
TWO OF US |
1997年1月~3月 | バイーア | 熊谷幸子 |
1997年4月~6月 | LOVE is NO.1 | 甲斐よしひろ |
1997年7月~9月 | BAKU | 陣内大蔵 |
1997年10月~12月 | 振り向かない | 山崎まさよし |
1998年1月~3月 | 僕がしてあげられること | 秋山紗登子 |
1998年4月~5月 | 最新伝説 | 井上陽水 |
1998年6月~7月 | ひまわり | 奥居香(現・岸谷香) |
1998年8月~10月 | indigo | 酒井美紀 |
1998年10月~12月 | メビウス | 比屋定篤子 |
1999年1月~3月 | We're the one | 高橋洋子 |
1999年4月~6月 | ライ ライ ライ | バーゲンズ |
1999年7月~9月 | 冒険王 | オリジナル・ラヴ |
1999年10月~12月 | この愛を | 鈴木祥子 |
2000年1月~3月 | 涙がキラリ☆ | スピッツ |
2000年4月~6月 | 忘れてた、思い出のように | 小田和正 |
2000年7月~9月 | 感謝しているヨ! | 松田聖子 |
2000年10月 | Fly Away | 五島良子 |
2000年11月~12月 | BRILLIANT WORLD | THE YELLOW MONKEY |
2001年1月~3月 | ハナムケ ノ ハナタバ | 花*花 |
2001年4月~6月 | LINE | ORIENTA |
2001年6月~11月 | 旧友再会 | 河島英五とアナム&マキ |
2001年11月~2002年1月 | Embraced Love | Changin'MyLife |
2002年1月~3月 | 大海 | JAYWALK |
2002年4月~6月 | やさしい手紙 | SMOOTH ACE |
2002年6月~8月 | みんな元気かい | Two brain Two hearts |
2002年8月~10月 | Turtle Walk | 槇原敬之 |
2002年10月~2003年1月 | OVER | 東龍太郎 |
2003年1月~4月 | さくら (独唱) | 森山直太朗 |
2003年4月~6月 | はなびら | 池田綾子 |
2003年6月~8月 | 小さな花 | カン・ダヒョン |
2003年8月~11月 | あの素晴しい愛をもう一度 | ザ・フォーク・クルセダーズ |
2003年11月~2004年1月 | 手紙(ピアノアレンジ) | 諫山実生 |
2004年1月~3月 | さくらさらり | Cry&Feel it |
2004年3月~5月 | 花水木 | A・cappellers |
2004年5月~6月 | My Way | Hot Dog |
2004年7月~9月 | SANCTUARY ~夢の島へ~ | 林明日香 |
2004年9月~11月 | たましいの島 | 小野綾子 |
2004年11月~2005年1月 | 止めないで | 笹川美和 |
2005年1月~3月 | ナキムシのうた | 風味堂 |
2005年4月~6月 | あした、天気になれ。 | ユンナ |
2005年6月~8月 | 正義は勝つ | 小田和正 |
2005年8月~12月 | 三日月ラプソディー | RYTHEM |
2006年1月~3月 | 華 | 華原朋美 |
2006年3月~4月 | 旧友再会 | 河島英五とアナム&マキ |
2006年4月~6月 | 雨虹 | Miss Monday |
2006年6月~8月 | Love Is Over Now HOME |
アンジェラ・アキ |
2006年8月~ | さよならの表情 | キンモクセイ |
[編集] スタッフ
- ディレクター・週代わり
- 構成・稲原誠、田淵寛
- 音楽・手使海ユトロ
- 音楽プロデューサー・友野久夫
- テクニカルディレクター(TD)・島方春樹
- カメラマン・松嶋賢一
- 映像・高垣俊宏
- VTR・山本米勝
- 音声・森永茂←吉田勉
- 照明・出口勉
- マルチモニター・谷川悟
- 美術・渡辺勝、根本研二
- 美術進行・林政之(I・N・G)
- 化粧・斉藤有紀子
- 記録・阿部直子→田中彩
- 番組宣伝・安藤ひと実(毎日放送)
- 制作デスク(制作補)・山口芽衣→望月麻美
- 制作プロデューサー・小野義典、生尾典之
- 海外プロデューサー・太田由貴
- キャスティングプロデューサー・髙木昇、高城朝子
- スタジオ演出・椰木泰西
- プロデューサー・白井博(テレビマンユニオン)、中野伸二、椰木泰西
- 河村盛文(/01年9月まで)
- 技術協力・渋谷ビデオスタジオ,e-naスタジオ
- 衣装協力・東レディプロモード、東レきもの販売他
- 協力・日本航空、ジャルパック、デジタルサイト他
- 製作・テレビマンユニオン、毎日放送人
[編集] 関連項目
- 地球ZIG ZAG(世界ウルルン滞在記のコンセプトの雛形となった番組)
[編集] 外部リンク
[編集] 前後番組の変遷
毎日放送制作 TBS系 日曜22時枠(1995年4月以降) | ||
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