ビンゴガルー
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性別 | 牡 |
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毛色 | 黒鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1976年4月14日 |
死没 | 1987年10月5日 |
父 | デュール |
母 | フラワースウィース |
生産 | アラキファーム |
生国 | 日本(北海道新冠町) |
馬主 | (有)芦屋 |
調教師 | 久保田彦之(美浦) |
競走成績 | 16戦7勝 |
獲得賞金 | 1億5716万2100円 |
ビンゴガルーは、日本の競走馬。主な勝ち鞍は、皐月賞・朝日杯3歳ステークス・セントライト記念・京王杯オータムハンデ。 1978年の優駿賞最優秀3歳牡馬。主戦騎手は、小島太。
目次 |
[編集] 戦績
[編集] 3歳時
1978年8月に札幌競馬場でデビュー。 2戦目の折り返しの新馬戦で、2着に2馬身半差をつけて勝ち上がるが、4コーナーを回ったところで外ラチに突っ込むなど気性面に不安を残した。 この後、当時ダート馬場のみだった札幌で2戦するも勝ちきれなかったが、コースが芝に変わってからは気性面でも進境を見せたこともあり、自己条件特別・オープン戦と連勝した。 続く朝日杯3歳ステークスは、外国産馬のケンタッキーフェアに人気が集まりビンゴガルーは6番人気。 前々年のマルゼンスキー・前年のギャラントダンサーに続き、外車が3連覇を果たすかに注目が集まっていた。 レースは、後方に位置したビンゴガルーが直線鋭い末脚で一閃、サクラアケボノを1馬身4分の1差で差し切り勝ちを収めた。 鮮烈な勝ち方だったため、翌年のクラシックの有力馬との呼び声が高まった。
[編集] 4歳時
翌1979年は年明けから休みなく使われたが、全てリキアイオーの後塵を拝しての3連敗。 本番の皐月賞は3番人気に過ぎなかったが、中団で脚をため直線で逃げ込みを図るリキアイオーを一気に捉え、追いすがるカツラノハイセイコに4分の3馬身差をつけ、戴冠を果たした。 続く東京優駿は馬群をさばくのに苦労し、後方から追い込むもカツラノハイセイコの4着に入るまでだった。
休養をはさみ、秋は京王杯オータムハンデから始動した。 トップハンデながら古馬相手に勝利を収めると、続くセントライト記念も制し万全の体制で菊花賞に向かった。 菊花賞ではただ1頭単枠指定され、人気も一本被りだった。 しかしレースでは、実況の杉本清に「早いのか、これでいいのか、小島太」と心配されたほどの早仕掛けがたたり、勝ったハシハーミットから4馬身離された3着に終わった。 鞍上の小島は、前年のサクラショウリに続いて早仕掛けのために菊花賞制覇を逃す形となった。
続く有馬記念は、小島がサクラショウリに騎乗するため、鞍上に中野栄治を迎えた。 サクラショウリ、グリーングラスに続く3番人気に推されたが、レース中に骨折を発症し競走中止となった。しかし、予後不良級の骨折でなかったことが幸いし、引退、種牡馬入りとなった。
[編集] 引退後
種牡馬としては、道営で北斗杯・王冠賞の2冠を制するなどの活躍をしたホロトマイケルの他、条件戦で息の長い活躍を続ける馬主孝行なタイプの馬を多く輩出した。 だが、1987年に繋養先の新冠町農協畜産センターで小腸捻転のため死亡。 12歳という種牡馬としてはこれからという年での早逝だった。 墓は同センターの一角にある。
[編集] 競走成績
1978年(7戦4勝)
- 朝日杯3歳ステークス
1979年(9戦3勝)
- 皐月賞、セントライト記念、京王杯オータムハンデ
- 2着 - 東京4歳ステークス
- 3着 - 菊花賞
- 4着 - 東京優駿
[編集] 血統表
ビンゴガルーの血統 (プリンスキロ系(セントサイモン系/アウトブリード) | |||
父
*デュール Duel 1961 黒鹿毛 |
Round Table 1954 鹿毛 |
Princequillo | Prince Rose |
Cosquilla | |||
Knight's Daughter | Sir Cosmo | ||
Feola | |||
Lea Moon 1955 黒鹿毛 |
Nasrullah | Nearco | |
Mumtaz Begum | |||
Lea Lark | Bull Lea | ||
Colosseum | |||
母
フラワースウィース 1967 鹿毛 |
*パーソロン Partholon 1960 鹿毛 |
Milesian | My Babu |
Oatflake | |||
Paleo | Pharis | ||
Calonice | |||
*トリーティ Treaty 1959 栗毛 |
Pipe of Peace | Supreme Court | |
Red Briar | |||
No Risk | Wild Risk | ||
Nancy F-No.4-l |