京成杯オータムハンデキャップ
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京成杯オータムハンデキャップ(けいせいはい - )は、日本中央競馬会 (JRA) が中山競馬場の芝1600mのコースで施行する競馬の重賞 (GIII) 競走である。新聞等の紙面上などでは京成杯AHと省略して表記されることが多い。
[編集] 概要
1956年にオータムハンデキャップとして創設され、1958年からは京王杯が冠せられた。当初は東京競馬場の芝1600メートルだったものの1963年からは1800メートルに距離延長、そして幾度もの施行場変更をたどった。1980年以降は中山競馬場での施行が定着し、1984年には現行距離に変更されるとともにGIII(グレードスリー)に格付けされた。現在では秋競馬の開幕を飾るとともにマイル路線での秋の緒戦となる競走に位置付けられている。
なお1998年に現競走名に改称されたが、これは当競走の施行場が変更された1980年以降に京成電鉄の沿線にある中山競馬場で京王杯オータムハンデキャップ、京王(帝都)電鉄の沿線にある東京競馬場で京成杯3歳ステークスが施行されているというねじれ現象が続いていたことから、寄贈賞を入れ替える形で行なわれたものであった。
[編集] 歴代優勝馬
回数 | 年月日 | 優勝馬 | 勝時計 | 性齢 | 斤量 | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第1回 | 1956年9月9日 | ヒガシテラオー | 1分36秒2 | 牝3 | 51 | 高橋英夫 | 大久保房松 |
第2回 | 1957年9月8日 | タメトモ | 1分53秒1 | 牡4 | 55 | 野平祐二 | 土田順三 |
第3回 | 1958年9月7日 | トパーズ | 1分36秒4 | 牡4 | 55 | 山岡忞 | 中村広 |
第4回 | 1959年9月6日 | ハククラマ | 1分35秒9 | 牡3 | 50 | 保田隆芳 | 尾形藤吉 |
第5回 | 1960年9月4日 | ヤマトノハナ | 1分35秒8 | 牝4 | 51 | 野平祐二 | 稲葉幸夫 |
第6回 | 1961年9月3日 | スターロツチ | 1分40秒2 | 牝4 | 55 | 高松三太 | 勝又忠 |
第7回 | 1962年9月2日 | アサユキ | 1分36秒5 | 牝3 | 52 | 野平祐二 | 佐々木猛 |
第8回 | 1963年9月8日 | トキクイン | 1分49秒7 | 牝5 | 53 | 古山良司 | 稲葉幸夫 |
第9回 | 1964年9月6日 | ハヤトオー | 1分50秒0 | 牡4 | 49.5 | 伊藤竹男 | 古賀嘉蔵 |
第10回 | 1965年10月24日 | ソウリユウ | 1分49秒0 | 牝3 | 51 | 保田隆芳 | 尾形藤吉 |
第11回 | 1966年9月18日 | ハマテツソ | 1分53秒3 | 牡4 | 53 | 中神輝一郎 | 松山吉三郎 |
第12回 | 1967年9月10日 | スピードキング | 1分48秒7 | 牡5 | 52 | 増沢末夫 | 松永光雄 |
第13回 | 1968年9月1日 | スイートフラツグ | 1分50秒0 | 牝4 | 52 | 野平祐二 | 野平省三 |
第14回 | 1969年8月31日 | ライトワールド | 1分43秒8 | 牡4 | 59 | 吉永正人 | 三井末太郎 |
第15回 | 1970年8月23日 | クリシバ | 1分49秒2 | 牡3 | 53 | 郷原洋行 | 吉野勇 |
第16回 | 1971年8月29日 | パールトン | 1分48秒0 | 牡4 | 55 | 増沢末夫 | 鈴木勝太郎 |
第17回 | 1972年9月3日 | トーヨーアサヒ | 1分49秒2 | 牡3 | 50 | 樋口弘 | 古山良司 |
第18回 | 1973年9月16日 | ラファール | 1分49秒3 | 牝5 | 50 | 中島啓之 | 奥平真治 |
第19回 | 1974年9月8日 | スガノホマレ | 1分46秒5 | 牡5 | 56 | 野平祐二 | 秋山史郎 |
第20回 | 1975年9月7日 | ナスノチグサ | 1分47秒4 | 牝5 | 55 | 嶋田功 | 稲葉幸夫 |
第21回 | 1976年9月12日 | ライバフット | 1分48秒0 | 牡3 | 50 | 中島啓之 | 奥平真治 |
第22回 | 1977年9月11日 | カシュウチカラ | 1分48秒0 | 牡4 | 56 | 出口明見 | 矢倉玉男 |
第23回 | 1978年9月10日 | カールスバット | 1分47秒2 | 牡4 | 51 | 中島啓之 | 奥平真治 |
第24回 | 1979年9月9日 | ビンゴガルー | 1分47秒4 | 牡3 | 56.5 | 小島太 | 久保田彦之 |
第25回 | 1980年9月7日 | サクラシンゲキ | 1分47秒6 | 牡3 | 54 | 小島太 | 境勝太郎 |
第26回 | 1981年9月6日 | サクラシンゲキ | 1分48秒4 | 牡4 | 59 | 小島太 | 境勝太郎 |
第27回 | 1982年9月12日 | ジュウジアロー | 1分53秒2 | 牝5 | 56 | 蛯沢誠治 | 加藤修甫 |
第28回 | 1983年9月11日 | キヨヒダカ | 1分47秒6 | 牡5 | 57.5 | 蛯沢誠治 | 森安弘昭 |
第29回 | 1984年9月9日 | ヨシノエデン | 1分32秒9 | 牡4 | 55 | 増沢末夫 | 鈴木康弘 |
第30回 | 1985年9月8日 | エルプス | 1分33秒0 | 牝3 | 55 | 木藤隆行 | 久恒久夫 |
第31回 | 1986年9月7日 | アイランドゴッテス | 1分34秒6 | 牝4 | 56 | 増沢末夫 | 野平富久 |
第32回 | 1987年9月13日 | ダイナアクトレス | 1分32秒2 | 牝4 | 56 | 岡部幸雄 | 矢野進 |
第33回 | 1988年9月11日 | ホクトヘリオス | 1分34秒1 | 牡4 | 57.5 | 柴田善臣 | 中野隆良 |
第34回 | 1989年9月10日 | マティリアル | 1分33秒6 | 牡5 | 57 | 岡部幸雄 | 田中和夫 |
第35回 | 1990年9月9日 | オラトリオ | 1分33秒0 | 牡4 | 51 | 田中勝春 | 大久保洋吉 |
第36回 | 1991年9月8日 | バリエンテー | 1分33秒7 | 牡5 | 55 | 杉浦宏昭 | 二本柳俊一 |
第37回 | 1992年9月13日 | トシグリーン | 1分32秒8 | 牡5 | 54 | 上村洋行 | 柳田次男 |
第38回 | 1993年9月12日 | マイスタージンガー | 1分33秒7 | 牡4 | 57 | 蛯名正義 | 前田禎 |
第39回 | 1994年9月11日 | サクラチトセオー | 1分32秒1 | 牡4 | 58 | 的場均 | 境勝太郎 |
第40回 | 1995年9月10日 | ドージマムテキ | 1分32秒7 | 牡5 | 55 | 柴田善臣 | 森秀行 |
第41回 | 1996年9月8日 | クラウンシチー | 1分35秒0 | 牡6 | 54 | 柴田善臣 | 奥平真治 |
第42回 | 1997年9月7日 | クロカミ | 1分33秒8 | 牝4 | 54 | 岡部幸雄 | 松山康久 |
第43回 | 1998年9月13日 | シンコウスプレンダ | 1分32秒7 | 牡4 | 54 | 横山典弘 | 古賀史生 |
第44回 | 1999年9月12日 | サンライズアトラス | 1分32秒8 | 牡5 | 54 | 安田康彦 | 安田伊佐夫 |
第45回 | 2000年9月10日 | シンボリインディ | 1分34秒5 | 牡4 | 57 | 岡部幸雄 | 藤沢和雄 |
第46回 | 2001年9月9日 | ゼンノエルシド | 1分31秒5 | 牡4 | 53 | 横山典弘 | 藤沢和雄 |
第47回 | 2002年9月8日 | ブレイクタイム | 1分31秒9 | 牡5 | 57 | 松永幹夫 | 山本正司 |
第48回 | 2003年9月14日 | ブレイクタイム | 1分33秒9 | 牡6 | 58 | 松永幹夫 | 山本正司 |
第49回 | 2004年9月12日 | マイネルモルゲン | 1分32秒8 | 牡4 | 56 | 後藤浩輝 | 堀井雅広 |
第50回 | 2005年9月11日 | マイネルモルゲン | 1分33秒3 | 牡5 | 57 | 柴田善臣 | 堀井雅広 |
第51回 | 2006年9月10日 | ステキシンスケクン | 1分32秒0 | 牡3 | 54 | 後藤浩輝 | 森秀行 |