ストロングブラッド
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性別 | 牡 |
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毛色 | 鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1999年3月13日 |
死没 | 現役競走馬 |
父 | トウカイテイオー |
母 | ワイプザアイ |
生産 | 千代田牧場 |
生国 | 日本(北海道静内町) |
馬主 | 村木篤 |
調教師 | 増沢末夫(美浦南) |
競走成績 | 中央23戦5勝 地方9戦3勝(現役) |
獲得賞金 | 3億1795万2000円 |
ストロングブラッドは日本の競走馬である。主な勝ち鞍は、かしわ記念、カブトヤマ記念、さくらんぼ記念、群馬記念。
[編集] 戦績
2002年1月7日、東京競馬第3競走の新馬戦に勝利し、共同通信杯に臨むが結果は惨敗。5月に2勝目を挙げて以降は1000万下クラスでのレースが続く。4歳になって最初のレースで勝利し1600万下に昇格。次走は敗れるが、その次の金蹄ステークスで勝利し、ついにオープンクラスになり、カブトヤマ記念、さくらんぼ記念に勝利する。5歳初戦はフェブラリーステークスだったが、結果は惨敗。続く群馬記念に勝利するが、これがこの年の唯一の勝ち鞍であった。6歳時も苦戦が続き、根岸ステークス、名古屋大賞典で入着はしたものの、中山金杯、フェブラリーステークスでは惨敗であった。続くかしわ記念では、内田博幸に乗り替わって久々の勝ち鞍を得るが、さきたま杯は出走取り消し、帝王賞では2着と惜敗した。長期間の休養を経て2006年初戦は5月31日のさきたま杯で、名古屋大賞典以来の北村宏司とのコンビで挑んだが、アグネスジェダイの3着に敗れた。
[編集] 呪い
「ストロングブラッド号の呪い」と俗に呼ばれるものがあり、この馬が勝った重賞のうち、かしわ記念を除くすべてが現在は廃止となっている。かしわ記念は廃止されなかったが、同じ年に「かしわ」の名が付いた柏レイソルがJ2に降格している。
また、2着となった競走の優勝馬のうち
が現役最後の勝利となってしまっている。(例外はタイムパラドックス1頭だったが、ロッキーアピールは、2005年アフター5スター賞・2006年かきつばた記念を勝利している。)
無論偶然であろうが、血統を辿れば非運の名馬ヒサトモの末裔、トウカイテイオーの仔である。
ストロングブラッドの血統 (トウルビヨン系/アウトブリード) | |||
父
トウカイテイオー 1988 鹿毛 |
シンボリルドルフ 1981 鹿毛 |
*Partholon | Milesian |
Paleo | |||
スイートルナ | スピードシンボリ | ||
*Dance Time | |||
トウカイナチュラル 1982 鹿毛 |
*Nice Dancer | Northern Dancer | |
Nice Princess | |||
トウカイミドリ | *Faberge | ||
トウカイクイン | |||
母
* Wipe the Eye 1991 鹿毛 |
Gulch 1984 鹿毛 |
Mr.Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Jameela | Rambunctious | ||
Asbury Mary | |||
Irlanda 1981 鹿毛 |
Tom Rolfe | Ribot | |
Pocahontas | |||
Continuation | Forli | ||
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