クロスオーバーSUV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クロスオーバーSUV(Crossover Sport Utility Vehicle)とは自動車の区分の1つ。乗用車のプラットフォームを元にSUV風に仕立てられた車輌を指す。
目次 |
[編集] 特徴
乗用車で主流のモノコックボディ構造であり、足回りなど乗用車の乗り心地がベースとなっている点がトラックのシャシーをベースとするSUVとは異なる。一見SUV風の外観をしているが、フレームを持たないため、ヘビーデューティー用途には向いていない。つまり、一般的にはオフロード性能が劣る。一方、燃費やハンドリング、NVH性能には一般的に優れる。米国ではSUVはトラックに含まれるカテゴリー名であり税区分も異なる乗用車のクロスオーバーSUVとは区別される。
クロスオーバーSUVが人気を得るにつれ、SUV性能の向上を目的とした「専用に近い車両プラットフォーム」も開発され、たとえば、モノコック構造の前後にフレーム構造を取り込むなどの技術によりフレームを持つ車種と比較しても遜色ない悪路走破性を発揮する車種も登場している。
[編集] クロスオーバーという概念の起こり
クロスオーバーSUVはCUV(Crossover Utility Vehicle)またはCrossをXと表記してXUVとも表記される。「クロスオーバー・ビークル(Crossover Vehicle)」という考え方が米国で1990年後半に形作られる。これは「異なる種別の車を混ぜ合わせた」という意味で直訳で「クロスオーバー車」ともいわれまた、英語でも略してCrossoverのみでも使用される。この意味では、車輌製作側の概念上、特にSUVに限らず、多くは試作車として「クロスオーバー・ビークル」が作られていた。これらは『ハイブリッド・ビークル』と呼ばれることもある(*1)。その中で市場に最も受け入れられたもの、つまり販売可能なものが「SUVと乗用車とのクロスオーバー車」だった。これがクロスオーバーSUVである。
(*1:ハイブリッドは、日本語における自動車関係の文章では電気モーターエンジンとガソリンエンジンを併用した自動車に使われることが多いが、第一義の意味では遺伝学の分野で動物や植物で異なる親から生まれた(発生した)子孫を指す用語。この意味で、ハイブリッドの日本語訳としても雑種、混合、まじりっ気のあるというのが基本的な意味である。英語での同義の用語としてクロスブリーディングがあり、同様に車においてもクロスオーバーとハイブリッドは同義となる。)
2006年時点で、米国では「SUV」という用語がすでに20年以上使用され、カテゴリー用語として定着した一方で、消費者の心をつかむためのマーケティング用語としては陳腐化も起こっている。1990年代末から、SUVに対する安全性への指摘がなされ、SUV批判が起こったが、まだ有識者の間でのみだった。しかし、2003年末から起こったガソリン価格の高騰は1ガロン=2ドルを超え、3ドルに達する。高騰が長引くにつれ、燃費の悪いSUVの販売は落ち込む。SUVブームの中心にあり、ブームを自身で推し進めていた米国の2大メーカー、GM、フォードはこの10年間の収益の軸をSUVにおいていたため、SUVの落ち込みは会社の経営に影響した。そのため、特に両社では、SUVのマイナスイメージに引きずられないよう、クロスオーバー系の車両に関わらずマーケティングにおいてSUVを想起させない(思わせない)アプローチがなされはじめている。つまり、SUVという言葉を使わない方向に向かいつつある。
[編集] 歴史
[編集] 元祖
歴史を遡(さかのぼ)れば、乗用車をオフロード風に仕立てた車がある。英語版Wikipediaでは、この始祖が、1957年、ソ連で生産されたモスクビッチ410(Moskvitch 410)であり、1977年のLada Nivaと1980年のAMC Eagleがよく知られているとしている。一方、欧州でも、欧州クライスラーが1977年、マトラ・ランチョを製作している。ランチョは乗用車シムカ1100をベースとして作成されている。このランチョの後継は流転を重ね、ミニバンの始祖、ルノー・エスパスにつながる。
[編集] SUV全盛の米国
SUVは米国で始まった概念。1984年頃チェロキーがヒットしたことにより基本的なカテゴリーとして認識されるようになった。チェロキーは、純粋なフレーム構造ではなく、セミ・モノコック構造である。しかしその後に続いたGMとフォードは一から追いつくよりは開発が容易ですぐさま市場投入可能なトラックベースのフレーム構造としたこと、そして、その点を税の特点を得ることに結びつけ、SUVのフレーム構造を強調したことにより法律上(特に自動車税法上)のSUVの定義が定まっていった。米国の自動車税がトラックでは安価であることから、同じフレーム構造を持つSUVという点を強調し、業界あげて政府に働きかけをした結果、SUVもトラックとして分類されている。この点が、特に米国においてフレーム構造であるかどうかがその違いとされる考え方のスタート地点となっている。日本では、オフロード特性など機能的な側面でのみ語られることの多いSUVとクロスオーバーSUVとの違いが、米国では購入者への訴求ポイントとしての税法上のメリットが大きいことに結びついていたためである。
[編集] RV全盛時代の日本
1990年代にはSUVは米国で一般カテゴリーとなっていたが、日本では1990年代になっても、まだ「RV」や「オフロード車」といったカテゴリー表記が主流であり、2000年を越える頃まで「SUV」という表記は米国系SUVなどに対して『米国ではSUVというジャンルになる』という紹介や、一部の愛好家向け出版などで使用される程度だった。日本では、1992年になって初めて統計上「RV」という言葉が用いられ[1]、さらに1996年になってやっと自動車販売協会連合会が、RV統計を取り始める。RVは1980年中頃にはオフロード車のことを指すマーケティング用語として広く使用されていた言葉だったが、80年代後半にワンボックス、90年代になり、ステーションワゴンがRVの概念に追加され、ようやく1996年はRVという言葉を業界が統計上の公式に認めた年となったばかりであった。日本のマーケティングでは「SUV」など、まだ一般が耳にすることはなかった時代だった。
[編集] スズキ エスクードとトヨタ RAV4
1994年、ライトクロカンと当時の日本でよばれたカテゴリーにトヨタが参入する。それは初代トヨタ・RAV4だった。当時の日本ではRVがブームとなっており、ライトクロカンもRVの一カテゴリだった。「RAV」とは「Recreational Activity Vehicle(レクリエーショナル・アクティビティ・ビークル)」とされ、RVの時代であることが車名に現れている。それ以前のRVは三菱・パジェロなどトラックベースの本格的なRVが主流であり、トヨタもトヨタ・ランドクルーザー、トヨタ・ハイラックスサーフなどで時流に乗っていた。しかしながら、実際にオフロード性能を必要としているユーザーは数少なく、またボディの大きさに比べ車室は狭く、トラックベースの乗り心地は快適ではなく、車輌の重量のために燃費も悪かった。1980年代後半から起こったバブル期という経済の好況に支えられ、多くのユーザーがファッション性の側面からRVを購入していた。そこで、乗用車のプラットフォームをベースに、RV風の外観とある程度のオフロード性能を持たせて、乗用車としての経済性、快適性とRVのファッション性を両立させたのが初代RAV4で、日本国内や欧州の市場で好評を得た。一方、RVに与えた影響という観点から見ると、同年1994年はホンダからオデッセイが投入された年であり、多くの日本のメーカーが自社のオデッセイをつくりはじめ、ミニバンブームとなっていく。1990年にトヨタもエスティマを投入していたが一般には乗用車風ワンボックスととらえられていた。カテゴリーとしてのRVはオデッセイの登場により大きく概念を変え、(ホンダ自体はオデッセイをけしてミニバンとよばなかったが)後にミニバンとよばれる車がRVカテゴリーに組み入れられるほど(のちにはミニバン自体がカテゴリーとなるほど)、RVというカテゴリーに影響したが、RAV4の登場はカテゴリーへの影響というほどは捕らえられていなかった。ライトクロカンは1988年のスズキ・エスクードがパイオニアであった(開拓していた)ことや、ジムニーなど、より小型のオフロード仕様があったことで、日本の自動車業界では新しいカテゴリーとしてのインパクトとしては大きくは捉(とら)えられていなかった。
[編集] 新しいタイプのSUV 米国
米国では事情が違っていた。すでにスズキ・エスクードがGM傘下で、1989年からジオ・トラッカー、GMCトラッカー、シボレー・トラッカーとして投入されていたにも関わらず、GMのSUVの元ではそれらは注目を浴びていなかった。1996年、初代RAV4が北米投入される。乗車位置が高いため見晴らしがよく、そこそこ大きな荷室(カーゴルーム)があり、オプションで四輪駆動も選択できるというSUV的な利点をもちながらも、一般公道を走る際の運転性能にすぐれ、燃費がいいという、小型乗用車の利点を併せ持っていた。投入当初より、米国にRAV4は受け入れられる。それまでのトラックベースSUVに対し、乗用車ベースでもこういうことができると思われたのはRAV4が最初だった。その効果は大きく、このRAV4を契機に米国自動車ジャーナリズムは、乗用車ベースのSUV風車輌を『クロスオーバー』というカテゴリー名でよぶようになる。RAV4の評判から米国の要望でホンダが当初は日本国内専用としてシビックベースで1996年に投入していたCR-Vを1997年2月に北米投入し、クロスオーバー・ブームに火をつけた。
1998年には、スバルが1997年2月から日本で販売開始していたフォレスターを米国投入する。さらに、フォード買収以前から準備されていたボルボV70 XC AWD(ボルボがボルボ850ベース)が1998年モデルとして投入されている。これは後にXCシリーズとして独立発展する。作るほうの視点、つまりエンジニアリングの視点からはそのベースとなる考え方はRAV4と変わらない。しかしユーザーの視点からは、ステーションワゴン系をベースにして、より車高を上げてSUVのメリットに近づけたように見えるクロスオーバー車の流れができた。
1997年、トヨタが快適性や動的性能に優れる特長をもつ高級クロスオーバー車として、トヨタ・カムリをベースとしてトヨタ・ハリアーを日本に投入していた。それまでRVは高級車とはみられていなかった日本市場でも、ユーザーはハリアーをRVでありしかも高級車として受け入れはじめる。1999年にレクサス・RXとして米国に投入、米国で高級SUVとして受け入れられた。この評判を元に、日本市場でもさらに高級車としてマーケティングに力がはいった。ハリアーの米国での成功は、SUV市場の成り行きを見ていた欧州高級車メーカー勢も刺激する。
初代RAV4により市場の手ごたえをえたトヨタは2000年に2代目RAV4として海外、特に北米での市場を明確に狙い好評を博した。2代目ホンダCR-V2代目(2001年)も同様に迎えられた。新たな市場が出現し、フレーム式シャシーを持たないメーカーでも車種投入できるため、日本国内外各社からクロスオーバー車が続々と登場することとなる。
[編集] 日本でのSUVカテゴリーとクロスオーバー・カテゴリーの普及
日本では2000年を過ぎるとSUVがカテゴリーとして自動車業界自身がマーケティングに使用するようになった。従来はRVカテゴリーにあった「クロスカントリー車輌(オフロード車輌)」および「ライト・クロカン(オフロード風車輌)」を置き換える用語となった。この時点でもまだ日本ではクロスオーバーというカテゴリーはまだ一般に使用されていなかった。一方、自動車ジャーナリズムでもSUVが根付きはじめた2004年頃から、乗用車ベース車輌を米国同様にクロスオーバーと表現するようになってきた。日本では税もふくめてSUVとクロスオーバーSUVを法律上明確にカテゴライズする必要性がないこともあり、メーカーでの表現はSUVとされるものが多い。
[編集] 欧州メーカーの米国市場攻略
米国でのSUVブームとそれにつづくクロスオーバーブームを見た欧州勢も同様のアプローチをおこない、2000年にはBMW X5(E39 5シリーズベース)が米国投入。X5は米国でデザインされている。1994年にローバーを買収したことでレンジローバーの技術にふれられたことも強い動機となっている(ランドローバーの権利はのちフォードに売却された)。BMW X3(2004年モデルとして2003年後半投入)が続く。
[編集] 米国でのクラス分け
クロスオーバー車が認められると、米国では、エスクード市場は、ミニ・クロスオーバーSUV市場として、RAV4、CR-V市場はコンパクト・クロスオーバーSUV市場として、レクサスRXは、ミッドサイズ・エントリーレベルラグジュアリー・クロスオーバーSUV市場としてそれぞれのマーケット(市場)を確保した。
現在、日産ムラーノ、アキュラRDX(2006年8月から:MDX後継)、Mazda CX-7、Lincoln MKX(2007年モデル)等々が続く。
[編集] 日本の現状
1998年、スバル・フォレスターがステーションワゴンのSUV化をしたが、2006年、スズキ・SX4でハッチバック車とSUVをクロスオーバーさせた車種も登場してきている。スバルはフォレスターを進化させスバル・アウトバックが人気を得ている。
[編集] 代表的な車種一覧
(*1:販売開始年は米国系はモデルイヤーのものもあり。モデルイヤーとは通常前年度中に翌年モデルとして販売開始される。) (*2:クロスオーバーSUVが米国由来のカテゴリーであるため、カテゴリーも米国の各車種の記事を参考にした。SUVというよりRVとして開発されたものにはRVとしている。)
販売開始年月(*1) | (クロスオーバーSUV以外の)カテゴリー(*2) | 車種 | プラットフォーム / ベース車種 | 備考 (ベース共有車種、その他) |
---|---|---|---|---|
1994.5 | RVコンパクト | トヨタRAV4 | ||
1994.8 | RVコンパクト・スポーティカー | 三菱ギャランスポーツ | スポーティカーとRVとのクロスオーバー | |
1994.12 | RVコンパクト | 日産ラシーン | 日産サニー | |
1995.8 | RVコンパクト・ステーションワゴン | レガシィグランドワゴン | レガシィツーリングワゴンの地上最低高を200mmに拡大し足回りを強化 | ステーションワゴンとRVとのクロスオーバー |
1995.10 | RVコンパクト | ホンダCR-V | ホンダ シビック | |
1995.10 | RVコンパクト・スポーティカー | スバル・インプレッサ・グラベルEX | スバル・インプレッサのRV特別仕様車 | スポーティカーとRVとのクロスオーバー。コンセプトはフォレスターに継続。 |
1997.2 | RVコンパクト・ステーションワゴン | スバル フォレスター | スバル インプレッサ | |
1997.8 | RVコンパクト・ステーションワゴン | スバル レガシィ ランカスター | スバル レガシィ | レガシィグランドワゴンの後継。より足回りを強化。 |
1997.10 | ミッドサイズ・ステーションワゴン | ボルボV70 XC AWD | ボルボV70の足回りを強化したクロスカントリー(XC)全輪駆動(AWD)仕様の限定モデル。 | |
1997.12 | ミッドサイズ・エントリーラグジュアリー | トヨタ ハリアー/レクサス RX | トヨタ カムリ | |
1999 | ワゴン・クロスオーバー | アウディ オールロード クワトロ (en:Audi Allroad Quattro) | Audi A6 (en:Audi A6) | |
2000 | ミッドサイズ・ラグジュアリー | BMW X5 (en:BMW X5) | BMW E46 (en:BMW E39) | BMW 5シリーズ (en:BMW 5 Series) |
2000.11 | ミッドサイズ | トヨタ クルーガー/ハイランダー | トヨタ カムリ | |
2000 | コンパクト | 日産エクストレイル | ||
2001 | ミッドサイズ | ヒュンダイ サンタフェ (en:Hyundai Santa Fe) | ヒュンダイ ソナタ | |
2001 | ミッドサイズ・ラグジュアリー | ホンダMDX (アキュラMDX) | ホンダ アコード | |
2001 | ミッドサイズ | ポンティアック アズテック (en:Pontiac Aztek) | GM Uプラットフォーム (GM U platform) | GMのミニバン系車種 |
2001 | コンパクト | フォード エスケープ/マツダ トリビュート | フォードCD3プラットフォーム (en:Ford CD3 platform) | |
2001.10 | ミッドサイズ | 日産ステージアAR-X FOUR | 最低地上高を拡大し、足回りを強化した日産ステージアのバリエーション車種。 | |
2001 | コンパクト | 三菱エアトレック (en:Mitsubishi Outlander (2003-2005)) | 三菱ランサー | |
2002 | ミッドサイズ・ラグジュアリー | ポルシェ カイエン | フォルクスワーゲン7Lプラットフォーム (en:Volkswagen 7L platform) | フォルクスワーゲン トゥアレグ |
2002 | ミッドサイズ | フォルクスワーゲン トゥアレグ | フォルクスワーゲン7Lプラットフォーム (en:Volkswagen 7L platform) | ポルシェ カイエン |
2002 | ミッドサイズ | ホンダ パイロット | ホンダ アコード | |
2002 | ミッドサイズ | ビュイック ランデブー (en:Buick Rendezvous) | GM Uプラットフォーム (GM U platform) | GMのミニバン系車種 |
2002.11 | ミッドサイズ・ステーションワゴン | ボルボXC70 | 英国などではXC70となったが米国では「ボルボV70 XC」のまま販売されている。 | |
2003 | コンパクト・ラグジュアリー | BMW X3 (en:BMW X3) | BMW E46 (en:BMW E46) | BMW 3シリーズ |
2003 | ミニ | フォード エコスポート (en:Ford Ecosport) | フォードMk6プラットフォーム (en:Ford Mk6 platform | フォード フィエスタ |
2003 | ミッドサイズ | 日産ムラーノ | 日産アルティマ | |
2003 | コンパクト | ホンダ・エレメント | ホンダ シビック | |
2003 | ミッドサイズ・ラグジュアリー | ボルボ XC90 | ボルボP2プラットフォーム (en:Volvo P2 platform) | ボルボS80 |
2003 | コンパクト | トヨタ マトリックス (en:Toyota Matrix)/ポンティアック バイブ (en:Pontiac Vibe) | トヨタ カローラ | |
2003 | ミッドサイズ・ラグジュアリー | インフィニティ FX | 日産FMプラットフォーム (en:Nissan FM platform | インフィニティG35en:Infiniti G35) |
2003 | ミッドサイズ | 三菱エンデバー | 三菱ギャラン | |
2004.5 | 軽 | 三菱eKアクティブ | 三菱eK | |
2004 | フルサイズ・ラグジュアリー | キャディラック SRX (en:Cadillac SRX) | GM シグマ プラットフォーム (Sigma platform (Cadillac CTS & STS)) | |
2004 | ミッドサイズ | クライスラー パシフィカ (en:Chrysler Pacifica) | シボレーSプラットフォーム (en:Chrysler S platform) | クライスラー タウン アンド カントリー (en:Chrysler Town and Country) / ダッジ・キャラバン)en:Dodge Caravan) |
2004 | フルサイズ | フォード テリトリー (en:Ford Territory) | フォードEA169プラットフォーム (en:EA169 platform) | フォード ファルコン (en:Ford Falcon) |
2004 | ミッドサイズ/フルサイズ | ホールデン アドベントラ (en:Holden Adventra)/HSV アバランチェ (en:HSV Avalanche) | ホールデン コモドール (en:Holden Commodore) | |
2004 | ミッドサイズ/フルサイズ | ホールデン クルーメン (en:Holden Crewman)/HSV アバランチェ XUV (en:HSV Avalanche XUV) | ホールデン コモドール (en:Holden Commodore) | |
2004 | コンパクト | ヒュンダイ ツーソン (en:Hyundai Tucson) | ヒュンダイ エラントラ (en:Hyundai Elantra) | |
2005 | コンパクト | キア スポルタージュ2代目 (en:Kia Sportage) | ヒュンダイ エラントラ (en:Hyundai Elantra) (初代(1995-2002)はマツダ・ボンゴベースのミニSUV) | |
2005 | コンパクト | マーキュリー マリナー (en:Mercury Mariner) | フォードCD3プラットフォーム (en:Ford CD3 platform) | |
2005 | ミッドサイズ | フォード フリースタイル | フォードD3プラットフォーム (en:Ford D3 platform (ボルボP2プラットフォームベース) | フォード500en:Ford Five Hundred |
2005.5 | ミニバン | 三菱グランディスSPORT GEAR | ミニバンにSUV風味付けをしたマイナーチェンジモデル | |
2005 | コンパクト | 三菱アウトランダー | 三菱GSプラットフォーム (en:Mitsubishi GS platform) | |
2005 | コンパクト | トヨタRAV4 3代目 | トヨタ新MCプラットフォーム | |
2006 | コンパクト | シボレー HHR (en:Chevrolet HHR) | GM・デルタ・プラットフォーム (en:GM Delta platform) | (en:Chevrolet Cobalt) |
2006 | ミッドサイズ | マツダCX-7 | フォードCD3プラットフォーム (en:Ford CD3 platform | (CX-5/Mazda6/Mazda CX-9/Ford Edge/Lincoln MKX) |
2006 | ミッドサイズ | スバルB9トライベッカ | スバル レガシィ | |
2006 | 一般にはミニバンとして取扱 | メルセデスベンツ Rクラス | ||
2006 | ミニ | スズキSX4/フィアット セディチ (en:Fiat Sedici) | ランチア パンゲア(Lancia Pangea) | |
2006 | フルサイズ・ラグジュアリー | アウディQ7 | フォルクスワーゲン4Lプラットフォーム (7Lの派生)(en:Volkswagen 7L platform) | |
2007 | ミッドサイズ・ラグジュアリー | リンカーン MKX (en:Lincoln MKX) | フォードCD3プラットフォーム (en:Ford CD3 platform | リンカーン ゼファー/MKZLincoln Zephyr/MKZ |