モスクビッチ410
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モスクビッチ 410(Moskvitch)は1957年に市場投入されたソビエト連邦で製造された四輪駆動車。農業従事者向け車輌402 をベースにしている。エンジンは当初35hp、のち45hpになる。ステーションワゴンモデルの「411」も製作された。総計12,000台が生産され、ソ連製の自動車として輸出された車でもある。
地上最低高は220mmあり、30cmの水深をわたることができた。ローギアでは33度の傾斜の登坂ができた。初期モデルでは3x2スピードに加え1x2の後部ギアボックスの組み合わせが用いられており、1960年には4x2スピードと1x2後部ギアボックスとなっている。最高時速は時速90km。
[編集] 関連情報
- モスクビッチ
- クロスオーバーSUV