すかいらーく
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すかいらーく とは、1970年創業のファミリーレストランチェーン。
株式会社すかいらーく(Skylark Co., Ltd.)は、多業態レストランチェーンを経営し、すかいらーくのほか、主力洋食ファミリーレストラン「ガスト」、中華料理チェーンの「バーミヤン」、和食チェーンの「夢庵」、イタリアンの「グラッチェガーデンズ」など。近年では他のレストラン・フードビジネス企業のM&Aを実施して、スケールメリットを生かした経営戦略を行っている
(株)すかいらーくグループ運営・傘下の店舗数は2006年(平成18年)10月現在 4,419店舗である。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 食品スーパーとして創業
食料品を取り扱うスーパーとして横川端・茅野亮・横川竟(きわむ)・横川紀夫の横山家により1962年ことぶき食品は創業した。地域に根ざしたスーパーとして住民の支持を得ることに成功し、店舗も1店ずつ増え経営は軌道に乗り掛けていたが、当時の高度経済成長時に大駐車場を完備した大型店舗の巨大スーパー(西友など)の進出が、経営を直撃し大幅な客数減、売上の低下で店を開け続けるだけで赤字の状態となった。経営規模の違い過ぎる価格競争が続く食品スーパー事業から転業し、他の業態への転換を模索している中で、当時の一家に1台のモータリゼーションが急速に進んでいた点に着目し、マイカーで来店するファミリー客をターゲットとしたレストランが考案された。
[編集] 効率性を重視したすかいらーくの戦略
経営していたスーパーからの転業が決断され、新興住宅地として開発が進んでいた東京都の府中市に土地を確保、1970年スカイラーク1号店(国立店)を創業した。(創業時はカタカナ表記)名称の由来は、創業地のひばりが丘団地に因んで、鳥の「ヒバリ」を英語読みにした"skylark"から採用された。オープン当時のメニューには他の競合レストランに対抗する為に工夫を凝らし、洋風レストランの一番人気であるハンバーグの盛り合わせをアレンジし現在では、定番メニューとなったハンバーグ&エビフライ、ハンバーグ&カキフライなど色々な日本的にアレンジされた洋風メニューの登場である。
当時のレストラン業界で初めて同じ皿に盛り付けて登場したハンバーグ&エビフライは、当時揚げ物のエビフライをハンバーグと組み合わせる事は亜流的な組み合わせで、一般的なレストランメニューでは発想されない異質なメニュー商品化と思われたが、利用客からの評判も良く、当時の競合レストランが実施していた「ハンバーグメニュー」には加熱した鉄板で提供する工程を廃止し、普通のミート皿で盛り付け厨房とフロアー従業員がより効率よく料理の提供・バッシング(終了した食器の下げ物作業)を行えて、利用客は料理を待つ時間が短縮されて待たないで利用できる、値ごろ感のあるメニュー価格のファミリーレストランとしての原型は作られた。ランチ・ディナータイムの客席回転率は向上し、利益の上がるオペレーションとして更なる、従来のレストラン運営の常識に拘らない顧客満足を重視したメニュー開発・改定、改革を推し進めることになる。
[編集] すかいらーくグループ成長期
基本的なレストランのオペレーションの基礎が固まり、このビジネスモデルを生かした多店舗化を検討するが、当時の新興企業すかいらーくに地元の取引銀行からの融資は容易ではなく思案の結果、土地を所有するオーナーと長期にリース契約を結びオーナー側が店舗建築費を負担、すかいらーく側が通常の土地リース代と店舗の使用料を含む割増の家賃を支払うリースバックシステムを開発する。この試みも実際は容易ではなかったが、すかいらーく店舗へ土地オーナーを招待し繁盛している姿を実際に見て契約を取り付ける努力などで1974年にはすかいらーく100店舗構想を発表する。
1981年、ファミリーレストランでの大規模チェーンでは初のPOSシステム(販売時点情報処理システム)を日通工と共同開発し、全店導入した。今までの手書きによる利用客からのオーダー受けが、「ハンディターミナル」でボタン入力、メニューの販売履歴の管理、在庫管理・発注がシステム化され、効率的な店舗運営が可能になった。このシステム化の成功でローコストオペレーション「少人数での対応」への改革・多店舗化に弾みが付く事となった。
1980年代中頃、今までのチェーンレストランには無かった斬新な和食メニュー「麦とろご飯膳」が登場する。世の中のヘルシー嗜好や、一般的な家庭では調理し難い「とろろ」を、取り入れた為、ファミリー層を中心に売れ筋メニューとなり、以後すかいらーくは和食メニュー開発に積極的に取り組み、「きのこ雑炊」、「チキンモロミステーキ」、「まぐろ丼」などを自社のセントラルキッチンをフル活用したヒット商品を作り出して行く。1982年にはアーリーアメリカン調のカジュアルレストラン「イエスタディ」など斬新なコンセプトのレストランは話題になった。(チェーン展開されたが現在はすべて閉店、又はガストなどに転換)
時代のコンセプトに合わせ、消費者のニーズの多様化に答えてコーヒーショップ「ジョナサン」、本格的な中華料理のバーミヤン、和食の藍屋などの新業態を開発し成長させたレストラン業界のリーディングカンパニーとして成長し1993年にはすかいらーくグループ1000店舗の出店を達成した、テーブルサービスレストランでは初の外食産業となる。
[編集] ガストへの大規模転換
1992年、すかいらーくはバブル崩壊後当時の低迷を打開すべく、新業態「ガスト」を開発。ホールにおいては、当時としては珍しいセルフサービスのドリンクバーやワイヤレス型呼び出しベル(呼び出しベルは後追いでガスト全店導入を実施)の導入、キッチンにおいては、スーパーキッチンなどで実験中であったコンベアオーブンの導入(価格や性能の問題などで、日本製でなく米国のリンカーン社製のものが採用された)、その他、料理の出し方の変更、各ポジションなどのプリンターによる作業開始などの工夫により、より少ない従業員での運営を可能にし、すかいらーくでかねてより懸案となっていた人件費率の高騰などを抑えて、他社においてはマネのできない低価格を実現した。店員はGパンでポロシャツ、缶バッジ、スニーカーというスタイルとなった。
1993年には、当時720店あった「すかいらーく」のうち420店舗を約一年でガストに転換。「おいしい料理を、ポピュラープライスで、自宅のダイニング感覚でお食事を」をコンセプトに、客単価を大幅に下げたために1993年ころには業界で「ガスト化」「ガスト現象」など呼ばれるブームを巻き起こした。しかしながら、サービスをしないことは客席放置につながり、メニューが飽きられるのと客層の悪化で、94年ごろには激しい落ち込みを経験することとなった。当時の茅野亮社長は当初よりセルフ化には反対であったので大いに危機感を抱き、ブラッシュアップキャンペーンでサービスや調理の基本を見直し、価格も都市型地方型とわけていった。
1998年、ガストビジョンとよぶ42インチプラズマディスプレイを設置。衛星放送など放映し集客を狙う。2003年11月、八王子寺町店オープンをもって、単一ブランドのファミリーレストランチェーンとしては唯一1000店舗を達成。
[編集] 現在のガスト特徴・メニュー構成
創業期からのメニュー品目を絞り込んだ低価格路線は、一部のメニューを残して品質のグレードを上げつつ軌道修正を行ない、単調なメニュー構成から往年のすかいらーく・ファミリーレストラン時代を彷彿とさせる、ファミリー客層に選ぶ楽しさを表現出来る洋風・和風メニューのラインアップの拡充(粗挽きプレミアムハンバーグ・手打ちひれかつ膳、デミたまハンバーグ他)が実施され、ライトミールメニューの軽食もガストバーガー導入など強化された。ランチタイム後のアイドルタイム集客率アップに繋げる新メニュー開発など、各世代・時間帯の客層に合わせたファミリーレストランとして、TV・CMなどのスポット放映での新メニューアピールを積極的に実施している。
2005年度から、ガスト店舗のリニューアル工事を始めている。今までの原色を多用した店内内装を落ち着いた色調の壁紙などを使用したタイプへ(リゾート地域・特殊店舗を除く)変更し、店舗看板ロゴ・ポールサインなどもシンプルなデザインへ改められ、ドリンクバー設備のリニューアルを実施。店内の客席を仕切るパテーションも、新たに丈の長いタイプが導入(一部店舗を除く)され、隣席の視線を気にせず食事ができるなどの点が改善された。
[編集] 目玉焼きハンバーグ
ガスト創業期(1992年)からの人気メニューであり、ガストの象徴的ポピュラープライスメニューアイテムでもある。現在も創業期のプライス(380円)のままで手頃な値段で食べられる。すかいらーくグループのセントラルキッチンで作られた、ハンバーグ用パティ(オージービーフ使用)が使われる。このハンバーグパティ(以下、パティ)は冷蔵(チルド0℃~5℃)で保冷され、作りたての風味を冷凍加工で損なうこともなく、鮮度・品質を重視し、グループ会社の配送会社・ジャパンカーゴによる、チルド対応トラックでの配送を行う自社一貫体制のシステムを持つすかいらーくグループの強みでもある。目玉焼きハンバーグは、グリドル調理器でパティを表・裏の表面を軽く焼き上げた後、鉄板に乗せコンベアオーブン(オーブン内部でベルトコンベアーが向って左側から右側へゆっくり流れて焼き上げるシステム)でジューシーにふっくら焼き上げる。ドミグラスソース(デミグラスソースをハンバーグにあうように改良されたもの)もすかいらーくの自前工場「セントラルキッチン」で下味加工され、湯煎で温められたドミグラスソースを熱々の鉄板にかけて、グリドル調理器でエッグリングを使用し焼き上げた目玉焼きと付け合せポテトを添え、提供されている。1970年すかいらーく創業時に提供していたハンバーグステーキは、2006年現在のガストの目玉焼きハンバーグと同じ価格380円で提供されていた。
[編集] きのこ雑炊
1980年代のすかいらーくファミリーレストラン全盛期から、長く人気メニューとして君臨しているメニューが、きのこ雑炊である。さっぱりとした味付け、消化のよい雑炊にたっぷりとスライスきのこが入った風味の良さで、ガストでも創業期から導入され、幅広い年齢層に支持され定番メニューとなっている。きのこ雑炊のだし汁パックはセントラルキッチンよりにて下味加工の上配送されて来た物を使用し、鉄製キャセロールの器に入れ加熱処理し、ライスを規定量入れて沸騰後溶き卵を入れ半熟の状態に仕上げられている。
[編集] ドリンクバーからプレミアムカフェへ
創業期から、基本的なコンセプトは変わらずセルフ方式で利用出来る人気のドリンクバー。各ファミリーレストラン事業者へ普及させた先駆者としてドリンクバーの品質アップ、挽きたてコーヒーマシンの導入など実施してきたが、新たな取り組みとして2005年、順次店舗リニューアルされ「プレミアムカフェ」の名称を使用した、グレードアップした進化型のドリンクバー提供を全店で始めている。コーヒー豆も高品質なアラビカ種100%に変更、12種類のアラビカ種ブレンドの挽きたてプレミアムコーヒーが利用出来る。専用エスプレッソマシンも導入したり、100%オレンジジュースや日替わりで提供する冷茶など、競合店ドリンクバーとの差別化を意識した変更を実施している。
[編集] デリバリー部門の強化
現在、すかいらーく・ガスト・バーミヤンのチェーン店でデリバリー業態の「ルームサービス」を実施している。宅配料金は取らず、最低1.500円からの注文から受け付けている。テーブルサービスレストランを利用しないユーザー向けにより手軽にレストランの味を提供する目的で価格帯もコンビニエンスストアの弁当価格を意識した手ごろな価格帯から手の込んだレストランメニューまで幅広く用意されている。
デリバリー対応店舗には専用宅配バイクが5台前後用意され、専用の運転手のバイトを採用して空き時間などは店内の洗い場、清掃作業、宅配エリアへのメニューチラシのポスティング作業をを行う。
- ルームサービス
- すかいらーくHPかバーミヤンHP、または自宅へポスティングされたメニューチラシで利用客が電話注文を行なう。初回利用時には無料の会員登録を行なえば次回から簡略化した注文が可能。デリバリー用に開発した、回収不要な容器を使うため、店内のメニューとは違う専用メニュー・一部アレンジを変えてのメニュー構成。ルームサービス宅配時間は午前10時から深夜23時30分まで受け付けている。(一部の注文地域では時間の短縮あり)
[編集] 沿革
種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
略称 | すかいらーく |
本社所在地 |
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設立 | 1969年7月17日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | レストランチェーンの経営 |
代表者 | 代表取締役会長兼CEO 横川竟 代表取締役社長兼COO 伊東康孝(2006年3月30日現在) |
資本金 | 129億0400万円(2005年12月現在) |
売上高 | 単体2796億2800万円 連結3793億7800万円 (2005年12月期) |
従業員数 | 4275人(2005年12月現在) |
決算期 | 毎年12月31日 |
主要株主 | SNSインベストメント株式会社94.38%(2006年7月21日) |
関係する人物 | 横川端、茅野亮、横川紀夫(創業家) |
- 1962年4月 - 横川端・茅野亮・横川竟(きわむ)・横川紀夫の横川4兄弟が、東京都北多摩郡保谷町(当時)ひばりが丘団地に食料品店ことぶき食品有限会社を設立。
- 1969年7月 - 株式会社ことぶき食品に改組。
- 1970年7月 - 東京都府中市に、スカイラーク 1号店(国立店)開店。のちにひらがな表記に変更。
- 1974年11月 - 株式会社すかいらーくに商号変更。
- 1979年5月 - 株式会社サンボ・ジャパン(現・株式会社ジョナサン)を設立。
- 1980年 - 株式会社サンボ・ジャパンを株式会社ジョナスに商号変更。
- 1986年4月 - バーミヤン1号店として東京都町田市に鶴川店開店(現在は閉店)。
- 1985年12月 - 株式会社藍屋を設立。
- 1987年4月 - 株式会社バーミヤンを設立。
- 1992年3月 - ガスト1号店(小平店)開店。
- 1996年4月 - 株式会社ジョナスを株式会社ジョナサンに商号変更。
- 1999年7月 - 株式会社バーミヤンを吸収合併。
- 2000年7月 - 株式会社藍屋を吸収合併。
- 2000年9月 - 夢庵の神奈川・埼玉・山梨・静岡の計5店舗でO-157発症事故発生。
- 2002年11月 - 横川竟が会長を退任。
- 2003年3月 - 創業者の横川兄弟がそろって取締役退任。伊東康孝現社長が最高執行責任者を兼務し就任。
- 2003年12月 - 持株会社制への移行を発表、(後に許認可の問題により時期を無期限延期)
- 2006年3月 - 横川竟が会長兼最高経営責任者(CEO)に復帰。新規事業開発やM&Aを担当。株式会社トマトアンドアソシエイツを完全子会社化。
- 2006年5月 - 株式会社小僧寿し本部を連結子会社化。
- 2006年6月 - 創業家による株式買収(MBO)・非上場化計画を発表。
- 2006年9月 - すかいらーく東証一部9月19日上場廃止。東証
[編集] すかいらーくグループ事業改革
2006年6月に、創業家(横川家)を中心としたマネジメント・バイ・アウト(MBO)を行い、非上場化することを発表。総費用が2700億円を超え、MBOとしては日本最大の規模である。MBOを行うのは、外食産業の市場が縮小する一方で、競争が激化しており、すかいらーくの業績も悪化していることから、店舗の統廃合、新しい業態の創造など抜本的な事業再構築をする必要があるが、短期的に利益を圧迫するなど5万人を越える株主の要望に応えることができないおそれがあるためとしている。もっとも、それらの理由だけでこの時期に非上場化することには疑問もあるため、業績改善後に再上場することで利益を得る目的もあるのではといわれている。MBOを発表した横川竟会長も再上場を否定しなかった。
MBOは、まず野村プリンシパル・ファイナンス株式会社の子会社であるSNCインベストメント株式会社が、株式公開買い付け(TOB)を2006年6月9日から7月10日の32日間実施。94.38%の株式の応募があり、7月21日の株式引渡しで筆頭株主となった。9月下旬に上場廃止になる見込み。この後、産業活力再生特別措置法(7月12日に計画認定)に基づいて、金銭交付による株式交換を実施して完全子会社化、さらに創業家や従業員の出資を受けた後に、SNCインベストメント株式会社が株式会社すかいらーくを吸収合併する予定である。
2006年12月1日、すかいらーく会長・横川竟が2007年1月1日付ですかいらーく社長に就任、会長職は兼務する人事を発表。現職の伊東康孝社長はすかいらーく副会長、バーミヤン社長へ就任予定。収益が悪化しているバーミヤンの立て直しを図る。
[編集] 中期5ヵ年計画事業計画とM&A
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2004年度に発表した中期5ヵ年計画の主な事業目標は、グループ売上高を2009年度までに1兆円企業体を目指すことが記されている。M&A戦略を今後も積極的に実施し、既存のすかいらーくグループ部門で約5.500億円、残りの部分をM&Aによる買収した傘下企業体との相互効果で「成長」があっての予測値ではあるので、今後MBOを実施してまで進める不採算部門の閉店・事業転換の成否が、他の大手外食産業に注視されている。
- テーブルサービスレストラン事業
- これからのテーブルサービス部門は成長しきった市場で、今後のマーケット拡大が厳しいと判断しているが、好調なイタリアン業態部門(グラッチェガーデンズ)を筆頭に更なるブラッシュアップを図る。
- 中食事業
- ごはんや八福、フロプレステージュなどのグループ企業の中で、成長が期待されている中食部門を更に強化し、中食部門の競合他社に打ち勝つメニュー開発・商品力のアップを図る。
- クイックサービス事業
- Sガスト、Sバーミヤンなどの都心部で成長著しいクイックレストラン部門の更なる強化、ドミナント出店を今後も精力的に続ける。
[編集] (株)すかいらーくの運営するチェーン店
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- すかいらーく- ファミリーレストラン-158店
- ガスト - ファミリーレストラン-1034店
- バーミヤン - 中華レストラン-721店
- 夢庵 - 和食レストラン-315店
- 藍屋 - 和食レストラン-65店
- グラッチェガーデンズ - イタリアン-114店
- Sガスト - クイックレストラン-44店
- Sバーミヤン - ファストカジュアルレストラン-21店
- 魚屋路 - 回転寿司-26店
- ごはんや八福 - 弁当・定食-29店
- デリカ八福 - デリカテリア-2店
- ほたる苑 - 焼肉レストラン-2店
- その他 - 1店
※2006年8月現在、
[編集] 傘下企業の運営するチェーン店
- (株)小僧寿し本部 - 小僧寿し-942店、海鮮丸-78店、活鮮-20店、いつき-7店、ムーン(カラオケ)7店ムーン(ネットカフェ)-4店
- (株)ジョナサン - ジョナサン-373店、スカイラークガーデンズ-2店、ジェイズガーデン-15店
- ニラックス(株) - カーニバルブッフェ-35店、フェスタガーデン-20店、パパゲーノ-18店、ブッフェレストラン20店、フードコート-25店,Y's-7店、乃の木-4店、開発型施設-10店
- (株)トマトアンドアソシエイツ - トマト&オニオン-86店、じゅうじゅうカルビ-15店、からうま屋-4店、かつ福-2店、七兵衛-1店
- (株)フロジャポン - フロプレステージュ-92店、ブラッスリーフロ-1店
- (株)ビルディ-ビルディ - 79店
- (株)すかいらーくレプロ - さぬき小町うどん-10店、ひばりや食堂-2店,まんぷく食堂-2店
- フレッシュすかいらーく(株) - パワーラークス-4店(食品スーパー)
- (株)すかいらーくケアサービス - エクラ-1店
※2006年10月現在
[編集] 主なグループ会社
- 株式会社ジョナサン
- 株式会社小僧寿し本部
- ニラックス株式会社
- 株式会社ビルディ
- 株式会社フロジャポン - デパ地下の洋菓子販売店。
- 株式会社すかいらーくレプロ - 讃岐うどん小町を合併し、社名変更。
- 株式会社テスコ - 店舗の修繕等サービスの提供。
- フレッシュすかいらーく株式会社 - 東京都日野市。食品スーパー「パワーラークス」を東京都内にて4店舗運営。
- 株式会社すかいらーくケアサービス - 東京都三鷹市。介護サービス。
- 株式会社すかいらーくD&M - 店舗立地開発、清掃等のサービス。
- 株式会社ジャパンカーゴ - 主にセントラルキッチンと店舗間の定期便を運行。ロールボックスを利用した配送は業界でも特徴的である。グループ内の配送をほぼ独占している。
[編集] 関連項目
- 東京交響楽団 - すかいらーくがスポンサーとなっているオーケストラ
- オンワードスカイラークス - すかいらーくがスポンサーとなっているアメリカンフットボールチーム
- スフィアリーグ - すかいらーくがスポンサーとなっている芸能人女子フットサルの大会
- Gatas Brilhantes H.P. - すかいらーくがスポンサーとなっているハロー!プロジェクトのチーム
- 『外食王の飢え』 - 城山三郎 1982年 講談社刊 - 作品中のサンセット社がすかいらーくをモデルにしているとされる
[編集] 参考文献・出典・引用数値データ
- すかいらーく25年のあゆみ/すかいらーく二十五年史編纂委員会編 1987年.12月出版
- 日本の外食産業 2005年度版 柴田書店月刊食堂編集部編 ISBN 4388153052
- 外食産業を創った人びと―時代に先駆けた19人 日本フードサービス協会 ISBN 4785502738
- すかいらーく、横川会長が社長兼任 NIKKEI NET-日本経済新聞・2006年12月1日報道