Never Say Goodbye

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NEVER SAY GOODBYEは、宝塚歌劇団宙組で上演された作品である。使用楽曲を米国のミュージカル作曲家、フランク・ワイルドホーンが全曲書き下ろして話題になった。

この公演は第92期生初舞台公演に和央ようか・花總まりのサヨナラ公演が重なり、前年末に舞台上でのアクシデントにより負傷、入院した和央の復帰公演だった事もあいまってチケット入手が困難となる公演だった。

[編集] あらすじ

主人公のカメラマン・ジョルジュ（和央ようか）はポーランドの寒村に生まれ、「根無し草（デラシネ）」として生きてきた。

ある時、映画「スペインの嵐」でカルメンを演じることになっていた女優・エレン（紫城るい）とジョルジュが「スペインの嵐」制作発表パーティーへいく。
そこへキャサリン（花總まり）がホセとカルメンを基に自分の書いたスペインの嵐が映画化されるものと違う事に腹を立てパーティーに乗り込む。その現場をジョルジュがシャッターを切る。
キャサリンは抑えられてしまうものジョルジュにフィルムをもらうまでさよならは言わないと断言する。夜遅くジョルジュの家にキャサリンは押し込みフィルムをもらおうとする。そこでジョルジュの真実を知り惹かれてしまう。
映画の本格的な撮影がはじまり、撮影隊もスペインへやってくる。人民オリンピックも開かれようとしていた。

しかし、スペイン内戦が勃発。人民五輪も中止されてしまう。

内戦の現場に遭遇したジョルジュは自由を守るために必死に戦う民衆に心打たれ、本当にやりたい事にようやくめぐり合ったとばかりに多国籍義勇軍に参加する。死を覚悟したジョルジュはキャサリン（花總まり）にフィルムを渡し…。