M108 105mm自走榴弾砲
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M108 105mm自走榴弾砲 | |
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性能諸元 | |
全長 | 6.114 m |
車体長 | |
全幅 | 3.15 m |
全高 | 3.279 m |
重量 | 20.966 t |
懸架方式 | |
速度 | 60 km/h |
行動距離 | 354 km |
主砲 | 22.5口径105mm M103榴弾砲×1 |
副武装 | 12.7mm重機関銃M2×1 |
装甲 | |
エンジン | デトロイト・ディーゼル8V-71T 2ストロークV型8気筒液冷 スーパーチャージド・ディーゼル 405hp/2300rpm |
乗員 | 5 名 |
M108 105mm自走榴弾砲は、アメリカ陸軍の戦後第2世代の自走砲である。
[編集] 概要
M108は1952年に開発が開始され、多くのプランが考えられM109 155mm自走榴弾砲と共通の車体を使用する事となり1954年に試作名称T195として試作が開始された。T195は1958年から試験が開始されたが、サスペンションなどに不具合が発見されたため大幅に改良(サスペンションの換装、転輪のサイズ変更など)が加えられT195E1となり1962年に制式化され配備が開始された。
車内配置は車体前部の左側に操縦手席、右側にエンジンルーム、後部は全周旋回式の砲塔が搭載された戦闘室になっている。
搭載砲はM103榴弾砲(105mm 22.5口径)で、最大射程は11.5km(M1榴弾使用時)、M548ロケット補助榴弾を使用した場合は15kmになる。車内には砲弾が87発搭載されている。砲が軽量な為、砲塔の旋回や砲の俯角の操作は手動で行われる。そのため発射速度は毎分1発になる。(ただし短時間であれば毎分3発まで可能である。)
M108は1962年に制式化されたものの、アメリカ陸軍では自走砲の主力を155mm砲にする事となったので1963年には生産が終了してしまった。生産両数は資料が残っていないためはっきりしていない。本国で装備からはずされた車両の一部はベルギー、台湾、ブラジル、スペイン、トルコ、チュニジアに輸出された。
[編集] 関連項目
- 榴弾
- M109 155mm自走榴弾砲
- 74式自走105mm榴弾砲
- FV433 アボット105mm榴弾砲
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