I-DSI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この項目の本来の表記は「i-DSI」です。MediaWikiの技術的制限から先頭の小文字が大文字になっています。
i-DSI(アイ・ディーエスアイ、intelligent Dual Sequential Ignition)は、本田技研工業の低燃費かつ低排出ガスを実現するためのエンジン機構。シリンダー一室に点火プラグを2つ採用し、点火を可変コントロールすることによって、より素早く、そして完全燃焼に近い燃焼をする。これにより低燃費で低排出ガスを達成した。また、2バルブの採用と二点点火による急速点火により、大きな圧力が発生するため、低速回転域からの高トルクを実現した。
2001年6月、フィットに初採用し、1.3リッター(GD1、L13A)で10・15モード燃費23km/Lを達成、後のマイナーチェンジで24km/Lまで伸ばした。また同年12月、1.3リッターi-DSIにリーンバーン気筒休止VTEC機構、パラレルハイブリッドであるIMA機構を加えたシビックハイブリッドを発売、燃費は29.5km/Lを実現している。
目次 |
[編集] 搭載車種
[編集] 4気筒エンジン
[編集] 3気筒エンジン
[編集] 搭載されていた車種
- シビックハイブリッド(ES9、LDA-MF3)
- フィットアリア(GD6/7、L13A)