利用者:FeZn/Ware
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FeZnWare(ふぇずんうぇあ)とは、楽をするためには労力を惜しまないWikipedianであるFeZnが、少ない脳味噌を使って考案したツール群の総称である。
- いちばん気合いの入っているWikipeditorは、Microsoft Windows環境で動作する、Wikipedia専用のテキストエディタです。自分で作った(しかもバグ入り)をこういうのも何ですが、かなり快適です。
- ただしキーボードショートカットに馴れていないならば、ブラウザの編集画面内で範囲指定&クリックによるタグ入力が可能なので、こちらのほうが敷居は低いわけですが。
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[編集] Wikipeditor
勉強を兼ねてWikipedia専用のテキストエディタを作ってみました。Windowsの「メモ帳」をベースにしているので、機能は充実してはいません。まだファイルの開き閉じなどで致命的なバグもあります。が、とりあえず使うには困らなかったので、公開します。
これをFW_WikipeditorDと称することにします。本職のWikipedianの方にマシなのを作っていただくことをひそかに期待しています。
[編集] 特徴
基本思想は「すべてのマークアップを打鍵操作で」です。
また、同じ文字列の繰り返し再利用に便利な、「多段式クリップボード」という考えを導入しています。これは読んで字の如し、の機能なのですが、詳細については添付のREADME.TXTを読むか、あるいは実際に触ってみてください。現時点ではOS標準を含めて3段ですが、将来的には「超多段式」への拡張を夢想しています。
最新版は0.270です。こちらからダウンロードできます。
【前バージョンからの変更点】(0.262から)
- ポップアップメニュー(右クリックメニュー)が使えるようになりました。タグ挿入系コマンドを中心に入れてあります。
頬杖をついたまま、マウス片手で文章をwikifyできます。 - 「新規(Ctrl+N)」をやめました。
これはバグフィックスが面倒だからではなく、当初より考えていたFeZnWareの「あるべき姿」への一歩です。
- ファイル操作関連の問題点は放置しています。(おい、こら)
……Ctrl+Sで上書き保存されますし、実質的には使用に問題は無かったので…… - マルチウィンドウを目指すことはとりあえずやめておきます。
[編集] 操作法、バグなど
現状、FW_Wikipeditorは複数のバグ含んでいます。いや、バグではなくきっと仕様に違いありません。……詳細は添付のREADME.TXTをご覧下さい。
[編集] 現在の問題点
- 「プロパティ」中の、バージョン番号が間違っている。(ひどい話だ)
0101ではなく0270が正確です。なぜか変わらなくなりました。
- 保存時に既存ファイルへの上書き確認をしない
- 終了/開く の時に、既存ファイルを保存してあっても、保存確認メッセージが出る。
- 開く の時に、上記同様ダイアログでキャンセルすると前に戻らずに「開く」ダイアログになる。
- メニューバーの「閉じる」が使えない。(ウィンドウ右上隅の「×」ボタンなどで終了してください)
- タグ挿入に対して操作取り消しができない。
- 拡張クリップボード(下記参照)に何もコピーしていない状態で、範囲選択をして「貼り付け(ペースト)」を実行すると、「削除」
と同様の効果になる。(無が貼り付けられる)
[編集] 保証とサポートとライセンス
保証なんて気の利いたモノはありません。なにぶんにも素人ウェアですので……
改善要望・苦情・提案などはノートにお願いします。
ライセンスについてはGPLで良いと思うのですが、なにやらGFDLとの互換性問題などがあるらしかったりすることなどから、とりあえず「自由にお使い下さい」。ソースコードもサイトでダウンロード可能です。まあ、見ても仕方ないですけれど。
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- 素人につき、どのファイルが要るのかわからないので、とりあえずプロジェクトファイル群を丸ごと置いておきました。FeZnWare解説ページからダウンロードできます。Delphiがあればコンパイルできると思います。
- 派生物をプロプライエタリやGPL化しても構いません。が、まあどう考えても……心得のある方なら御自分で作ったほうがバグのないものが作れますが。
- というかファイル操作のお手本のObject Pascalによるエディタの見本がどこかにあれば……
- キモの部分は以下の通り。
procedure TSpeakBlue.mnuTagLinkClick(Sender: TObject); begin Memo1.SelText := ''+Memo1.SelText+'' ; end;
[編集] 動作・開発環境
Microsoft Windows XPにて制作、動作確認しました。開発環境はDelphiPersonal6です。
Microsoft Windows 95、98、2000、Meで動いているようです。……つまるところ、変なプログラミングはしていない模様なので、普通に動きます。(逆にXPの98互換モードで動かそうとするとエラーが出ます)
[編集] ダウンロード
最新版はFeZnの資材置き場サイトからダウンロードできます。
また、外出先からでも最新版をダウンロードしやすい、簡単なショートカットを作っておきます。
ブラウザのURL欄(ロケーションバー)に「DLW.fezn.com」と入力すれば、たいていの環境ではダウンロードできると思います。DLWは Download Latest Wikipeditor (Wikipeditor最新版を落とす)の略で、このURLに最新版Wikipeditorを割り当てています。割り当ては手作業なので忘失する可能性がありますが。
- ……そんなに最新版との整合を気にする必要があるくらい、とっととアップデート……したい、のです、が、2005年5月上旬現在、OSの再インストールなどで開発環境が無くなっています。それは入れ直せば良いわけですが、作り方を随分忘れてしまっているため近日のバージョンアップは無さそうです。すみません。
[編集] SedScripts
Wikipeditorを作るまでは、タグ挿入型のHTMLエディタと、sedスクリプトの組み合わせを使っていました。これはこれで便利ですので、興味のある方はスクリプトのページへどうぞ。
[編集] ClipChanger
Wikipeditorのupdateはどうした、とか言われそうですが、ひらめき作成でひまわり (プログラミング言語)を使ってこんなものをつくってみました。
簡単に言うと、クリップボード内のテキストデータを取得して、タグ付けをしてくれるツール(?)です。単体で機能する単機能ソフトウェア(なんか冗長な表現ですが)なので、デスクトップやクイック起動バーなどに常駐させておけば、クリックやダブルクリック操作一発で、MediaWikiタグがついてしまいます。また、OSレベルのキーボードショートカットに登録してしまえば一層楽になることと思います。
なおこれらの単機能ツールはひまわりで書いてあるので、Windows専用です。
- それから、「母艦の、可視は、いいえ」と書いてありますが、一瞬母艦(メインウィンドウ)が表示されます。これってどうやって消すのでしたっけ? 見て回ったのですがいまいちわかりませんでした。ひまわり使いの方、ご教示いただけましたら幸いです。
……あと、正規表現置換なんて機能を使わなくても良いような気がしてきました。
[編集] 編集中のアプリを問わず文字列にリンク
//名称:FeZnWare ClipChanger for Link 0.8 //効用:クリップボード内の文字列に、[[]]をつける。 母艦の、可視は、いいえ。 クリップボード取得。 それを、『s/(.+)/[[$1]]/g』で、正規表現置換。 それを、コピー。 終わる。
ですがこいつは、たぶんあまり存在意義はないでしょう。だから単体で動作するようにコンパイルしたものは用意しません。ひまわり本体を公式サイトからダウンロード&インストールすれば、この日本語文章がプログラムとして動作します。
[編集] リダイレクト命令を半自動生成
//名称:FeZnWare ClipChanger for Redirect 0.8 //効用:クリップボード内の文字列(記事名)を、その記事名へのリダイレクト命令にする。 母艦の、可視は、いいえ。 クリップボード取得。 それを、『s/(.+)/#REDIRECT [[$1]]/g』で、正規表現置換。 それを、コピー。 終わる。
[[エイドリアン・フルティガー]]をアドリアン・フルティガーに飛ばす際に、試しに使ってみました。ちゃんと使えるようです。 手順は以下のとおり:
- リダイレクト先のページ(アドリアン以下略)を開きます。
- ページ名をマウスで選択してCtrl+Cでコピー。
- ClipChanger for Redirectをクリック(orダブルクリック)します。
- 一瞬ウィンドウが一つ開きます。
- エイドリアン以下略(リダイレクト元)のページの編集画面を開き、Ctr+Vでペースト操作をします。
- (プレビューで確認した後)保存して、できあがり。
http://fezn.hp.infoseek.co.jp/ware/FWCC-R08.zip に、単体で動作するファイルが置いてあります。正規表現のDLLが必要なため、ひまわりがインストールされている必要がありますが、最近のWindowsでなくとも問題なく動くようです。申し訳ありませんが、単体では動作しません。
[編集] TIPS
[編集] Google Deskbar
GoogleDeskbar……ここしばらく使ってます。便利なことこの上ないです。まあSymbolCommanderを使っていれば、あらゆるアプリにある文字列をGoogleサーチできるのですが、このDeskbarだと設定さえすれば「ja.ウィキペディアの当該記事を開く」とかもできてしまうので便利。まあ、それをこなす別のツールもあったりするわけですが「ミニビューワ」画面の動きが面白かったりします。
Ctrl+Alt+Gでデスクバーにフォーカスが移る(カーソルが立つ)のが便利です。(他のアプリと衝突することもありますが、そこもカスタマイズできます)ついでに、クリップボードに文字列があると、それがペーストされます。で、Enterキーを叩くとミニビューワが出現して、検索結果が表示される。これはIEコンポーネントを使っている模様です。
で、Ctrl+Lで、「検索結果の一番上にあるサイトを直接開く」。この機能はサイト上のGoogleでも"I'm Feeling Lucky"と呼ばれているので、そのLだと思います。ほかにもいろいろ、「options」の「Customised Search」タブの中で設定できるのが素敵です。
そして「ja.wikipedia.org内からGoogle検索」……Wikipedia本体の検索が嫌いという方にオススメ。そうでなくても、Wikipediaのサイトを開かなくてもこれが使えるのは、思考支援ツールとして素敵だと感じています。
URLを
http://www.google.com/search?hl=ja&ie=UTF-8&domains=http%3A%2F%2Fja.wikipedia.org&q={1}&sitesearch=http%3A%2F%2Fja.wikipedia.org
に設定して、僕の場合打鍵短絡はCtrl+J。
それから「Wikipedia日本語版の記事をダイレクトに開く」……
http://ja.wikipedia.org/wiki/{1}
と設定するだけですね。ただし「Use UTF encoding search 云々」はオンにせねば大変なことになります。
これについては、僕の場合打鍵短絡は「J]の隣なので「K」にしました。それから「Display results in mini-viewer云々」のチェックをオフにしておく。そうすると標準仕様のブラウザのウィンドウが立ち上がる次第。
さて、通常はこれだけでいいんだけれど、応用例としては
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:{1}
と入れれば、ダイレクトに解説ページに飛びます。
これをみると判るとおり、 {1} の部分に、入力された文字列をUTFエンコードしてHTTPに投げる(?)ってことなんですよね。Googleの超並列Linuxマシンにつながっているというよりは、単にWebという知識の書庫にURLを使って聞いているだけ。 えぇと、つまりYahooサーチも埋め込める?
……やってみました。
http://search.yahoo.co.jp/bin/search?p={1}
ただしこちらの場合、「Use UTF 云々」はオフにしないとエラーが出ます。はい。Yahooはマルチバイトに対する対処が違うようですね。Yahooニュースからのリンクが化けていたりしたのと、このあたり関係あるのかもしれません。