D・N・ANGEL
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『D・N・ANGEL』(ディー・エヌ・エンジェル)は、杉崎ゆきるの漫画作品およびこれを原作とするCDドラマ作品、テレビアニメ作品、コンピュータゲーム作品である。
目次 |
[編集] 概要
「月刊ASUKA」(角川書店)で連載だが、中断中。テレビアニメはテレビ東京で放送されていた。
[編集] 単行本
- 『D・N・Angel』 1巻 (ISBN 4049247011)
- 『D・N・Angel』 2巻 (ISBN 4049247615)
- 『D・N・Angel』 3巻 (ISBN 4049247895)
- 『D・N・Angel』 4巻 (ISBN 4049248271)
- 『D・N・Angel』 5巻 (ISBN 4049248514)
- 『D・N・Angel』 6巻 (ISBN 4049248875)
- 『D・N・Angel』 7巻 (ISBN 4049249170)
- 『D・N・Angel』 8巻 (ISBN 4049249405)
- 『D・N・Angel』 9巻 (ISBN 4049249456)
- 『D・N・Angel』 10巻 (ISBN 4049249626)
- 『D・N・Angel』 11巻 (ISBN 4049250101)
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
初恋は実らない。
そんなジンクスに14歳の誕生日という日で引っかかってしまった丹羽大助。
同じクラスの原田梨紗に恋をするが、あっさりとふられてしまう。
そしてその夜、その事を強く思っていると大助の体に変化が…。
気付くと伝説の大怪盗、ダークへと変身してしまったのだ。
それは「丹羽家」代々の宿命で有り、14歳(成人)になると立派に怪盗をやらなければならないと言う家業なのだ。
それからの大助は中学生・伝説の大怪盗、ダークと言う2つの生活をする事になったのだ。
[編集] 登場人物
- 丹羽大助(にわ だいすけ、アニメ:入野自由、幼少時:金田朋子/CD:保志総一朗)
- 中学2年生。気は強い方ではなく、優しく穏やかな性格。14歳の誕生日に原田梨紗にフラれてしまう。その夜にその事を強く思い、大怪盗・ダーク・マウジーへと変身をしてしまう。丹羽家は家業で14歳から大怪盗を継がなければならない為、大助も小さな頃からカギを空けるためなどの修行(?)を施されてきた。丹羽家には大助を成長(?)させるため大きな罠や仕掛けが存在する。学校では美術部に在籍。
- ダーク・マウジー〔Dark Mousy〕(アニメ:置鮎龍太郎/CD:小野坂昌也)
- 大助が好きな女の子の事を思うと変身してしまう人物。姿も人格も変わる。大助とは何度もぶつかってしまうが、気が合うようになってきた。そして丹羽家の男子を翼主(テイマー)にする、美術品(?)。魔術を使う事も出来る。又、使い魔(ウィズ)を使用することで黒い羽で飛ぶことが出来る。すごい男前で女たらし、そのことで大助が頭を抱えることも多々…。
- ウィズ〔Wiz〕(アニメ:?/CD:豊口めぐみ)
- 丹羽家のペット(?)。ダークの翼になったり、大助やダークに変身できる。言葉を話すのが苦手で『ダイスケ』を『ダイスキ』といってしまったこともある。また怖いものが大の苦手でもある。
- 原田梨紅(はらだ りく、アニメ:中山さら/CD:今井由香)
- 原田梨紗の双子の姉である。大助とは同じクラス。梨紗とは対照的で、洋服などの趣味も全く違う。2年間、別々の場所で暮らしていた事もある。大助と両思いになり、恋人同士となる。ダークの事は「チカンッ!!」というほど大嫌いである。大助がダークであることは知らない。学校ではラクロス部に在籍。しかしアニメ版では、ラクロスのラケットの描き入れがあまりにも複雑で動きを入れるのは困難だったため、OPのみとなっており、劇中では陸上部のようなシーンしか描かれていない。
- 原田梨紗(はらだ りさ、アニメ:浅野真澄/CD:丹下桜/釘宮理恵(A Legend of Vampaireのみ))
- 原田梨紅の双子の妹である。大助とは同じクラス。梨紅とは対照的なちょっと高飛車で軽い性格。大助に告白をされて、フってしまった女性。そしてその夜にダークをテレビで見て一目惚れをしてしまう。ダークと関わりをもつが、ダークが大助という事は知らない。姉の梨紅には対抗意識・ライバル心を抱いている様子(1巻のみの描写)。大助のことはいい友達と思っている。頼もしいとも言っている。
- 日渡怜(ひわたり さとし、アニメ:石田彰/CD:関智一)
- 中学生ながらに警察のダーク捜査の総司令。日渡警視長の養子である。既にオリーバー大学を首席で卒業。丹羽家とは代々因縁のある「氷狩家」の最後の生き残り。そのため大助に幾度と無く接近しようとする。基本的に無表情。なお、体内にはクラッドというダークの半身が存在する。母親は氷狩理緒(ひかり りお)。現父に対してはあまり良い印象を持っていないようである。
- クラッド〔Krad〕(アニメ:草尾毅/CD:松野太紀(A Legend of Vampaireのみ))
- ダーク・マウジーの半身。ダークとは対照的に黒い翼ではなく、白い翼をつけている。丹羽家とは因縁があるらしく、ダークのライバルである。ダークとは違って、翼主(テイマー)である日渡怜の体を蝕もうとしている。故に「天使の顔して悪魔だ」とダークに称されることもある。外見が『GUILTY GEAR』のカイ・キスクに似ている上、キャストも同一なので、しばしば「カイ」といわれる。
- 丹羽笑子(にわ えみこ、アニメ:玉川紗己子、幼少時:川田妙子/CD:永島由子)
- 大助とは対照的な、とても明るい性格。前向き思考な所はやっぱり母子、とても似ている。自分が丹羽家の娘として生まれ、怪盗になれないという宿命(男でなければなれない)を知り、傷ついていた時期もあるが、前向きナ思考で頑張ってきた。そのせいか、ダークが怪盗業に出る際は張り切って衣装を着せる。大の買い物好きで、一度買い物をすると止まらない。『大怪盗の母親』ということでとても誇りに思っているらしい。
- 丹羽大樹(にわ だいき、アニメ:青野武、40年前:平松広和/CD:丸山詠二、40年前:麦人)
- 大助の祖父。笑子の父親である。性格は、笑子と同じで全面的に明るい。ダークの前翼主でもある。高齢だが大助の怪盗業のアシストをすることも。変装が十八番。
- 丹羽小助(にわ こすけ、アニメ:寺杣昌紀/CD:関俊彦)
- 大助の父親。髪型や性格が大助と似ており、大助は父親似ということになる。考古学者をしている。大助同様、まぬけな一面が多々あるが、大助にとっては頼れる父親となっている。しばらく家に帰っていなかったが、帰ってきてからは積極的に家族に馴染んでいる。
- 冴原剛(さえはら たけし、アニメ:白石稔、幼少時:小林由美子/CD:高木渉)
- 大助の4歳からの幼馴染で友人。本人曰く、大親友。母親が他界しているらしく、現在は父親と二人暮しをしている。そのため料理が上手い。父親がダークを追う、警部をしている。自称ジャーナリストで、いろんなスクープなどを持ってきては周りを引っ掻き回す。
- 永遠の標(とわのしるべ、声:田中理恵)
- 氷狩の美術品の一つ。通称トワちゃん。本人曰く『トワ』だけではおばあちゃんのようになってしまうので嫌らしい。ちなみに98歳。鳥に変身したりするが、鳥というと怒る時がある。丹羽家でお手伝いさんとして居候するようになる。(ドラマCD)
- 時の秒針(ときのびょうしん、声:中嶋ミチヨ)
- 氷狩の美術品の一つ。童話・アイスアンドスノウに登場する。不思議な力を持っている。
- フリーデルト(声:雪野五月)
- 童話・アイスアンドスノウの主人公。童話では悲劇のヒロイン的な描写ではあるが、実際はとても明るく、ストレートな性格をしている。
- エリオット(声:水島大宙)
- 童話・アイスアンドスノウの主人公。領主の息子。フリーデルトとは相思相愛な中。戦の最中、時計の針なようなもので死亡した。
- カイル・エンドイル(声:近藤孝行)
- 童話・アイスアンドスノウの原作、アイスアンドダークの原作者。アイスアンドダークを書き終えてまもなく死亡したようである。
- 原田梨華(声:井上喜久子)
- 原田梨紅・原田梨紗の祖母、ダークが唯一愛した女性。
- 冴原警部(アニメ:平松広和/CD:麦人)
- 冴原剛の父親で、警部をしている。日渡の部下でもある。家事全般は全て息子任せで、自分ではあまり出来ないようである。
他の登場人物
- 倉科瑪瑙(声:永島由子)
- 桧尾みお(声:川田妙子)
- 野澤菜海(声:長澤奈央)
- 州崎由希(声:小菅真美)
- 伊藤まなみ(声:小菅真美)
- 関本雅宏(声:鈴木達央)
- 西村祐次(声:福島潤)
- 船橋広樹(声:櫻井孝宏)
- 石井真理(声:門脇舞)
- 福田律子(声:小林沙苗)
- 沢村みゆき(声:黒河奈美)
- 坪内(声:堀勝之祐)
- 加世田(声:松本大)
- 藤枝千鶴子(声:太田淑子)
- 西沢美咲(声:井端珠里)
- 西沢画伯(声:清川元夢)
- 羽鳥綾香(声:篠原恵美)
- アドニス(声:渡洋史)
- 小田和沙(アニメ:小桜エツ子、CD:小野涼子)
- 小田美津希(アニメ:津村まこと、CD:小野涼子)
- 日渡警視長(声:小山力也)
- ムッシュ宮本(声:宮本駿一、本人)
- 井上桜(アニメ:山口みなこ、CD:みなを)
- 倉持警視庁長官(声:池田勝)
[編集] CDドラマ
[編集] テレビアニメ
2003年4月から2003年9月までテレビ東京系列で放送された。
[編集] キャスト
- ナレーション:池田政典
[編集] 同時ネット局
[編集] サブタイトル
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[編集] スタッフ
- 原作・スーパーバイザー:杉崎ゆきる(角川書店あすかコミックス刊)
- 企画プロデューサー:松山進(TV TOKYO)、安田猛、井上伸一郎(角川書店)、渡辺哲也(dentsu)、下池志直(XEBEC)
- シリーズ構成:荒川稔久
- キャラクターデザイン:山岡信一
- プロップデザイン:森木靖泰
- 美術監督:海野よしみ(プロダクション・アイ)
- 色彩設計:関本美津子
- 撮影監督:広瀬勝利
- 編集:伊藤潤一(JAY FILM)
- 音楽:長谷川智樹、江口貴勅
- 音響監督:鶴岡陽太
- 音響効果:倉橋裕宗(サウンドボックス)
- 録音制作:楽音舎
- 音楽プロデューサー:桜井裕子
- 音楽制作/協力:ビクターエンタテインメント、テレビ東京ミュージック
- プロデューサー:紅谷佳和(TV TOKYO)、山西太平(dentsu)、伊藤敦(角川書店)、中村里美(XEBEC)
- 監督:羽原信義
- 製作:TV TOKYO・dentsu・XEBEC
[編集] 主題歌
- エンディングテーマ「やさしい午後」
- 歌:みなを
- 作詞:山口みなこ、作曲:松浦みつを、編曲:みなを
- リウンドプロデュース:氷室マサユキ
- エンディングテーマ「はじまりの日」
- 歌:みなを
- 作詞:山口みなこ、作曲:松浦みつを、編曲:みなを
- リウンドプロデュース:氷室マサユキ
[編集] ゲーム
D・N・ANGEL TV Animation Series ~紅の翼~ |
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ジャンル | トラップ解除アドベンチャー |
対応機種 | プレイステーション2 |
開発元 | TAKARA |
人数 | 1 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2003年09月25日 |
価格 | 税込7140円 |
[編集] 外部リンク
テレビ東京系 木曜18:30枠 | ||
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NARUTO -ナルト- (水曜19:27枠へ移動) |
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