Bon-Bon Blanco
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Bon-Bon Blanco、BON-BON BLANCO(ボンボンブランコ)は、日本のガールズバンドである。グループ名はスペイン語で「イケてるじゃじゃ馬娘」の意。略称は主にボンブラ。B3やB3の表記もある。マネージメント事務所はスペースクラフトプロデュース。音楽プロデュースはビーイング。
かつての所属レーベルはコロムビアミュージックエンタテインメントで、現在はBouncy Records。
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[編集] メンバー
- SANTOS ANNA(サントス・アンナ)
- 1987年7月9日生まれ、東京都出身。ボーカル担当。父がスパニッシュアメリカン、母が日本人のクォーター。初期の名前はANNA。
- MAKO(桜井真子)
- 1986年10月7日生まれ、東京都出身。マラカス担当。元リーダー。
- TOMOYO(松本知世)
- 1987年3月2日生まれ、東京都出身。ティンバレス担当。リーダー。
- IZUMI(中台泉美)
- 1988年1月2日生まれ、千葉県出身。コンガ担当。
- RURI(水谷光里)
- 1990年1月7日生まれ、千葉県出身。ボンゴ担当。女優水谷妃里の実妹。
[編集] 来歴
[編集] 結成
南青山少女歌劇団の妹グループ「NANSHO KIDS」(ナンショー・キッズ)のメンバーとして活動していた桜井真子、中台泉美、松本知世、水谷光里をオーディションにより選抜し、さらに外部からのボーカリストにミュージカル「アニー」などで活躍していたサントス・アンナを迎えて2002年結成。同年5月の「東京おもちゃショー」バンダイブースのステージにてお披露目される。楽器をパーカッションのみで構成するという珍しいスタイルが注目を集め、デビュー前であるにもかかわらず様々な音楽雑誌で紹介された。平均年齢14歳(当時)のガールズバンドであることから、アイドルを扱う雑誌にもしばしば登場した。6月には公式Webサイト「B3TV」を開設。デビュー前のレッスン風景やレコーディング時、ジャケット撮影時のオフショット映像の動画を定期的に公開した。
パーカッション演奏は、ラテン音楽の本場キューバ出身で、日本でもプロのパーカッショニストとして実績のあるカルロス・ロペス・バルデスに師事し、レッスンを重ねる。
[編集] デビュー
2002年7月17日、シングル「愛 WANT YOU!!」でデビュー。翌週7月24日から8月28日にかけて、原宿ルイードで夏休みを利用した全 6 回のウィークリーライヴを開催する。ドリンク付きで500円という破格の入場料で観られる完成度の高いパフォーマンスが口コミで評判を呼び、当初は疎らだった客席も回を重ねるごとに埋め尽くされるようになった。
この時期のメディア露出については、プロモーションの戦略上から、先に開設していた公式Webサイト「B3TV」などのインターネットと雑誌など紙媒体とに限定し、テレビやラジオへの出演を極力控えていたが、CDをリリースした際のキャンペーンでは東北や九州をはじめとして地方ラジオ局での公開放送に多数出演した。
デビュー以来、音楽制作は一貫してビーイングが担当していることから、楽曲のクオリティには定評があった。それに加え、初めはアマチュア同然だったパーカッションの演奏も次第に成長を見せたことで着実にファンを増やしていく。12月26日に再び原宿ルイードで行ったライヴのチケットは即日完売し、当日は満員で入り口の扉が閉められなくなるほどの盛況を見せた。
初期の頃のステージでは、一部の曲を「ダンスバージョン」と称して、マラカス以外の楽器を一切演奏せず、SANTOS ANNAの唄に合わせて 5 人全員でダンスを披露するというさながらダンスユニットであるかのようなパフォーマンスもあり、好評を得ていた。パーカッションの演奏が上達するにつれて徐々にレパートリーから無くなっていったが、当時からのファンの中にはこの復活を望む声も多い。
[編集] スマッシュヒット
以後は、およそ3か月~4か月のスパンで順調に新曲を発表し、それ毎にTBS系「うたばん」やテレビ朝日系「ミュージックステーション」等の人気音楽番組にも出演してきたが、一向にブレイクの芽が出ず、2003年リリースの1stアルバム「BEAT GOES ON」を最後に、音楽性において新たな路線を模索することとなる。 2 年目に入り、ユニットとして成熟期を迎える時期であったが、ボーカルのSANTOS ANNAが喉に変調を来たすなどしたために一時的に音楽活動を縮小する。
約半年の休養を経た後、 6 枚目となるシングル「BON VOYAGE!」が人気テレビアニメ「ONE PIECE」の主題歌に選ばれ、CDのリリース前からお茶の間に流れたことをきっかけにスマッシュヒット。オリコンウィークリーチャートでもこれまでで最高の初登場 8 位を記録するなど、Bon-Bon Blancoの名が一気に知れ渡る転機となった。
続く 7 枚目のシングルは、やなせたかし作詞の童謡として広く知られる「手のひらを太陽に」をラテンポップにアレンジしたもの。フジテレビ系「めざましテレビ」の主題歌に選ばれた。シングルとしてはボンブラ初のカバー曲でもある。(アルバム中のカバー曲としては、マイアミ・サウンドマシーンのコンガ、ボビー・コールドウェルの'Come to me'、またドリームズ・カム・トゥルーの「うれしい! たのしい! 大好き! 」がそれぞれ「手のひらを~」以前に発表したベストアルバム「B3 Master Pieces」に収録されている。)また、Bon-Bon Blancoが全国の小学校を訪問し、「手のひらを太陽に」を児童とともに合唱する「出前ライヴ」を行ったことも話題となった。
[編集] 現在
2005年に入って 9 枚目のシングル「愛がいっぱい」をリリースした後、Bon-Bon Blanco をデビュー時より担当してきたプロデューサーがコロムビアから独立して立ち上げた新レーベル「TOKYO LIPS PRO」(現Bouncy Records)に移籍したものの、新作を 1 枚も出すことなく、しばらくして Bouncy Records のWebサイト[1]から名前が消えてしまった。その後、新曲の発表にあわせて2006年7月頃から再び掲載されている。
2006年6月25日に、渋谷BOXXでおよそ 1 年半ぶり(2004年秋の学園祭ライヴより起算)の単独ライヴを開催した。この MC では、リーダーをMAKOからTOMOYOに交代することを発表した。その後、舞台やライヴなどのステージで活躍。
2006年8月30日に発売した 1 年半ぶりの新曲「ユラユラ揺れる」のプロモーションビデオ(PV)では初のビキニ姿にチャレンジ。デビュー以来のジーンズ&Tシャツから一転、“エロかっこいい”ビキニ姿で、ラテン特有の腰をくねらすセクシーダンスを披露する。
[編集] ラジオ
- ラジオマガジン プレイランド・シガ-Santos Annaの、VIVA! Campus Life! (SANTOS ANNAのみ出演・毎月第2週・FM滋賀)
- ゴチャ・まぜっ!木曜日(SANTOS ANNAのみ出演・MBSラジオ)
[編集] 主な楽曲制作スタッフ
- 高島信二 (音楽プロデューサー、ディレクター。元「オメガトライブ」のギタリスト。曲によりコーラスにも参加)
- PANINARO30 (作詞、他にNOB SUMMERなども手掛けている)
- 大島こうすけ (作曲・編曲)
- 小澤正澄 (作曲・編曲)
- 徳永暁人 (作曲・編曲)
- ビーイング系の実績ある作家・プレイヤーが曲提供を行っているのが特徴。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- 愛 WANT YOU!! (2002年7月17日) ※バンダイ「CanバッチGood!」CMソング
- だって、女の子なんだもん! (2002年9月11日)
- 愛のナースカーニバル (2002年12月4日)
- 涙のハリケーン (2003年2月19日) ※TBS系アニメ「GetBackers-奪還屋-」エンディングテーマ
- バカンスの恋 (2003年6月4日)
- BON VOYAGE! (2004年1月14日) ※フジテレビ系アニメ「ONE PIECE」オープニングテーマ
- 手のひらを太陽に (2004年7月14日) ※フジテレビ系「めざましテレビ」テーマ曲
- La La 口笛吹いて行こう (2004年9月1日)
- 愛がいっぱい (2005年2月23日) ※TBS系ドラマ「スウとのんのん」主題歌
- ユラユラ揺れる(2006年8月30日) ※日本テレビ系 バラエティー恋愛部活 エンディングテーマ
[編集] アルバム
- BEAT GOES ON (2003年3月26日)
- 11曲中8曲はPANINARO30(佐々木美和)による作詞。
- B3 Master Pieces 2002-2004 (2004年3月24日)
- Winter Greetings (2004年12月15日)
[編集] DVD
- B3 Master Clips 2002-2004 (2004年3月24日)