B-25 (爆撃機)

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**B-25 ミッチェル**

概要
分類	爆撃機
乗員	6名操縦2 航法・爆撃1 銃座・技師1 無線・中央銃座1 後部銃座1
製造者	ノースアメリカン
寸法
全長	16.1 m
全幅	20.6 m
全高	4.8 m
翼面積	57 m²
重量
空虚重量	9,580 kg
最大離陸重量	19,000 kg
動力
エンジン	ライト製 R-2600サイクロン × 2
性能
最大速度	442 km/h
巡航速度	370 km/h
作戦行動半径	2,170 km
航続距離	4,300 km
実用上昇限度	7,600 m
固定武装	12.7mm機関砲
総生産数	約10,000機

B-25 ミッチェルはノースアメリカン社によって開発・製造されたアメリカ合衆国の双発中型爆撃機のこと。

本機は第二次世界大戦中のあらゆる局面において用いられ、連合軍に敵対するドイツと日本に打撃を与えた。ミッチェルの愛称はアメリカ空軍の将校ビリー・ミッチェル大将にちなむ。なお、アメリカの軍用機のうち個人名が愛称として採用されたのはこのB-25 ミッチェルのみである。派生型を含めた総生産数は約10,000機。

開発は1938年より開始された。初飛行は、1939年1月29日。主翼は中翼配置であり、レシプロエンジンを2基装備している。尾翼は双垂直尾翼である。

B-25を運用したのはアメリカ空軍・海軍だけではない。オーストラリア、イギリス（900機以上）、中国、オランダ、ソ連を含む国々によって多数のB-25が運用された。

B-25が爆撃機として一躍有名になったのは1942年4月、ジミー・ドーリットルにより空母ホーネットに搭載されて行った日本本土爆撃のときであった。