黄電
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黄電(きいでん)は、名古屋市営地下鉄東山線・名城線(一部は現・名港線)に在籍した車両群の愛称。
[編集] 概要
1957年(昭和32年)11月に1号線(現・東山線)名古屋~栄町(現・栄)間が開業した。開業時に登場した100形は、名古屋市出身の画家杉本健吉が「暗い地下鉄内でも明るく見えるように」ということで採用した黄色1色(正確にはウィンザーイエロー)の塗装で登場した。この100形は、名古屋市民を驚かせ、いつしか地元の女子高生によって黄電と呼ばれるようになった。
一般的に「黄電」とは次の7系列(16形式)を指す。
[編集] 黄電の系譜
なお、黄電が消滅した現在も、黄電の塗色(ウィンザーイエロー)は現在も東山線のラインカラーとして、5050形・5000形もウィンザーイエローの帯が巻かれている。