黄桜
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黄桜株式会社(きざくら、Kizakura Co.,Ltd)は、京都府京都市伏見区横大路に本社を置く、清酒などの製造・販売を行っている日本の酒造メーカーである。
種類 | 株式会社 (非上場) |
本社所在地 | 京都府京都市伏見区塩屋町223番地 |
設立 | 大正14年創業(会社設立は1951年) |
業種 | 製造業 |
事業内容 | 日本酒を中心とした各種酒類の製造・販売、化成品の製造・販売、飲食事業 |
売上高 | 単体:150億円(2006年3月期) |
関係する人物 | 松本真治(代表取締役社長) |
外部リンク | 黄桜ホームページ |
目次 |
[編集] 概要
社名の由来は、社長が黄桜の花(淡く緑色がかった白い花を咲かせる)を好んだことから。漫画家清水崑が描く「河童」を長期に亘りマスコットとしており(1974年からは漫画家小島功がデザインを担当)、「河童の歌」等を数十年に渡り使用している。なお、「河童の歌」の冒頭にあるシャックリも歌詞の一部だが、シャックリを歌詞と思っていない人も多い。また、河童のイメージが現在でも大変強い。2006年9月30日までは黄桜酒造株式会社であったが、清酒以外にも拡大の幅を広げるため、2006年10月1日に商号から「酒造」を外して現在の社名に変更、「河童の歌」を使ったCMを久しぶりに放映を再開した。
醸造所は京都・伏見本社と兵庫県・丹波及び東京都港区台場二丁目(フジテレビ本社の近く)に所在。
[編集] 主な商品
- 本造り黄桜
- 金印黄桜
- 呑(ドン)
- 辛口一献
- 山廃仕込
- 生酒本醸造
- チビ太の燗酒
[編集] 沿革
- 1925年(大正14年)、伏見の蔵元・澤屋(現:松本酒造)の分家として創業。
- 1951年(昭和26年)、法人化して、黄桜酒造株式会社を設立。
- 1982年(昭和57年)、「呑」が販売開始。
- 2006年(平成18年)10月1日、現在の社名・黄桜株式会社に変更。
[編集] 主なTVCMの出演者
[編集] 現在
[編集] 以前
- 貴ノ花健士(本造り)
- 寺尾常史(辛口一献)
- 三宅裕司(呑)
- 角替和枝(呑)
- 斉藤清六(呑)
- 叶和貴子(本造り)
- 中尾彬(辛口一献)
- 石川さゆり(本造り)
- 近衛十四郎
- フランク永井
- 水原茂
- 三浦布美子
- 田端義男
- 大川栄策(本造り、歌のみ)
- 柴田恭兵(マイルド)
- 堀内孝雄(マイルド)
- 美川憲一
- 有森也実
- 水野美紀
- 中村勘三郎 (18代目)(山廃仕込)
- 田代まさし(呑)
- 段田安則(呑)
- 村田雄浩(呑)