鳥居忠英
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鳥居 忠英（とりい ただてる）は、江戸時代の大名。能登下村藩主。近江水口藩主。下野壬生藩の初代藩主。
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| 時代 | 江戸時代前期から中期 | |||
| 生誕 | 寛文5年（1665年） | |||
| 死没 | 享保元年3月21日（1716年5月12日） | |||
| 別名 | 采女（幼名）、鳥居忠救（別名） | |||
| 戒名 | 浄泉院殿従五位下桃源徹源大居士 | |||
| 官位 | 従五位下、播磨守、伊賀守 | |||
| 藩 | 下野壬生藩主 | |||
| 氏族 | 鳥居氏 | |||
| 父母 | 父：鳥居忠則、母：福永氏 | |||
| 妻 | 正室：島津綱久の娘 | |||
| 兄弟 | 弟：鳥居忠瞭 | |||
| 子 | 4男4女：娘（牧野成英室、のち島津吉貴養女） 養子：鳥居忠瞭 |
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1665年、信濃高遠藩第2代藩主・鳥居忠則の次男として生まれる。1685年9月21日に徳川綱吉と拝謁し、12月28日に叙任する。しかし1689年6月、忠則の家臣・高坂権兵衛が江戸城の馬場先門の守衛を務めていたが、夜中に密かに旗本・平岡頼恒の長屋を覗いたという罪により逮捕され、主君の忠則にも連座として閉門を命じられた。ところが閉門中の同年7月23日に忠則は急死（自害とも言われる）。逮捕された高坂も取調中に主家に類が及ぶことを恐れて、舌を噛み切って自殺した。このため真相は闇の中となったが、幕府はすでに故人となっていた忠則の家臣団統制がよろしくなかったということから、忠則の世子であった忠英の家督相続を認めず、その所領を没収して改易するに至ったのである。
しかし鳥居氏の先祖・鳥居元忠が幕府創設に抜群の功績を挙げたことを考慮して、忠英に新たに能登下村1万石が与えられた。1695年5月15日に近江水口に1万石加増の上で移封される。1705年9月21日には奏者番と寺社奉行を兼任の形で任じられ、1711年6月27日には若年寄に任じられる。そのため、1712年2月26日には1万石をさらに加増されて合計3万石の上で下野壬生に移封された。
忠英は名君で、壬生の藩政においては殖産興業政策（特に干瓢栽培）を奨励し、藩校である学習館を創設するなどして藩政の基礎を固めている。1716年3月21日に死去。享年52。実子は全て早世したため、弟の忠瞭を養子として後を継がせた。
- 鳥居氏（下村藩）藩主
- 1689～1695
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- 先代:
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- 次代:
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- 鳥居氏（水口藩）藩主
- 1695～1712
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- 先代:
- 加藤明英
- 次代:
- 加藤嘉矩
- 鳥居氏（壬生藩初代）藩主
- 1712～1716
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- 先代:
- 加藤嘉矩
- 次代:
- 鳥居忠瞭
