髭男爵
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髭男爵(ひげだんしゃく)は、山田ルイ53世とひぐち君による漫才コンビ。1999年結成。サンミュージック企画所属。
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[編集] メンバー
山田ルイ53世(やまだ - ごじゅうさんせい、本名:山田順三、旧芸名:ピュアぞー、1975年4月10日-)公式のプロフィールではパリ出身となっているが、実際は兵庫県出身。貴族キャラ。愛媛大学中退。
- 黒を基調とした派手な衣装で、ワイングラスを片手に舞台に上がる(しかし、中身はファンタグレープ)。
- 持ちギャグに「ルネッサ~ンス」がある。主にワイングラスを回しながら言うギャグだが、持っていない場合は回す仕草だけで済ます。
ひぐち君( - くん、本名:樋口真一郎、1974年2月12日-)福岡県出身。召使いキャラ。関西学院大学卒業。
- 緑地の召使いの衣装を着ている。着始めた当初は山田から「目立ちすぎる」とクレームがきた。
- 山田の「ルネッサ~ンス」に対して、直後に「出ました、ルネッサンス!」と言う便乗ギャグがあったが、山田からのクレームによりやらなくなった。
- 「10秒でわき毛を全てむしり取る」という特技を持っているというが、一度披露するとしばらくは出来ない上、実際は12~15秒ほどかかる。
[編集] 概歴
- 始まりは、ひぐち君が大学時代に同名のコント集団をつくり、学園祭などに出ていたことからお笑いに目覚める。
- 1999年結成。最初はトリオでもう一人は華のある男だったらしいが脱退し現在の形に至る。
- 結成から数年間は普通の漫才などをやっており「こまる~」と言うギャグもあった。
- 2004年の夏頃「キャラつけないと売れへん」と山田がコンビ名を体現した男爵風の衣装をまとい、髭を生やしてネタをするようになった。これが功を奏し、評価も上がった。
[編集] ネタ
- 当初は貴族の山田に庶民の樋口が振り回されるというものだったが、2005年秋に樋口が山田に合わせて衣装を新調してからは、現在の貴族と召使いによる漫才というスタイルになった。
- 貴族ということで、漫才を「お漫才」、ショートコントを「ショートコンチェル」と表現する。
- 漫才の前に観客の女性にバラを手渡したり、自作のお札をばら撒いたりする。
[編集] 逸話
- ひぐちは先輩のカンニング竹山から「自分にあこがれて芸人になった」と言う事にされている。
- 山田は髭男爵のキャラになった当初、髭を生やし始めたおかげでバイトをクビになってしまう。3城(実際には3畳)の部屋に住んでおり、あまりバイトなどはしていない。
- また、山田はピンでR-1ぐらんぷりにも出場している。
[編集] 出演
[編集] 過去の出演
[編集] 外部リンク
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