高橋ナオト
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高橋 ナオト(たかはし ナオト、1967年11月17日 - )は、東京都調布市出身の元プロボクサー。
本名:高橋直人。元日本バンタム級・日本Jr.フェザー(現スーパー・バンタム)級チャンピオン。
その試合があまりにドラマチックなため「逆転の貴公子」の形容詞で語られる。特にマーク堀越戦は日本ボクシングにおけるベスト・バウトの一つ。
現在はボクシング&スポーツジムのJBスポーツクラブ会長として、元東洋太平洋・日本スーパー・バンタム級王者福島学らを育てている。
漫画家の森川ジョージとは親友で、『はじめの一歩』に登場する宮田一郎のモデルといわれる人物。
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[編集] 略歴
- 1985年 府中農業高校在学中にアベジムから高校生ボクサーとして17才でプロデビュー。
- 1986年 全日本新人王とMVPを獲得。
- 1986年9月25日 A級ボクサー賞金トーナメント優勝とMVPを獲得。
- 1987年 今里光男をKOで倒し日本バンタム級タイトルを獲得。
- 1989年1月22日マーク堀越を9回2分42秒KOで倒し日本J・フェザー級(現S・バンタム級)タイトルを獲得。
- 1989年5月13日 タイ国王者ノリ・ジョッキージムを劇的な3回2分26秒、逆転KOで倒す。
- 1990年2月11日 東京ドームでマイク・タイソン VS ジェームス・ダグラス戦の前座試合でノリ・ジョッキージムと再戦し、6度のダウンを喫し屈辱の10回判定負け。
- 1991年1月12日 韓国の朴鍾弼に9回KOで敗れ、身動きひとつ出来ずに担架でリングを去った。 その後、脳内出血が判明して現役を引退。
[編集] プロ戦績
- 23戦19勝(14KO)4敗