骨太の方針
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骨太の方針(ほねぶとのほうしん)とは、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」の通称。経済、財政、行政、社会などの分野における聖域なき構造改革を進めるべく、構造改革の重要性とこれからの日本の進むべき道を示すために、経済財政諮問会議において答申され、閣議で決定される。その後の予算編成等に反映されていく。
目次 |
[編集] 概要
それまで大蔵省が握っていた予算編成の主導権を内閣に移すため、2001年1月に内閣総理大臣を議長とする経済財政諮問会議が設置された。時の内閣総理大臣、小泉純一郎の政治手法とも相俟って、機能が発揮されてきた。ここから毎年6月に基本方針が答申され、経済政策・財政政策の柱となる。
骨太の方針とは、2001年6月に答申された「経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」を指すが、それ以降も「骨太の方針第○弾」として呼ばれ、政策の継続性が謳われている。
[編集] 現在までに発表された方針と内容
[編集] 第1弾 2001年
「今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」(骨太の方針)
2003年度まで(のちに2004年度まで)を成長なしの集中調整期間とし、それ以降の経済成長を軌道に乗せることを主眼とする。
[編集] 第2弾 2002年
「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」(基本方針2002)
- 2010年代初頭に国と地方を合わせた基礎的財政収支(プライマリーバランス)黒字化を目指す
[編集] 第3弾 2003年
「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」(基本方針2003)
- 「三位一体改革」で地方補助金を4兆円削減し一定割合を税源移譲
- 一般小売店での一部医薬品販売など規制改革の推進
[編集] 第4弾 2004年
「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」(基本方針2004)
[編集] 第5弾 2005年
「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005」(基本方針2005)
調整の次の段階の方針。
[編集] 第6弾 2006年
「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」(基本方針2006)
- 2011年度における国・地方のプライマリーバランスの黒字化
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 経済財政諮問会議 方針を掲載