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馬忠(ばちゅう、186年? - ?)は、三国時代の呉の武将。
潘璋配下の武将で、怪力の持ち主で上司の潘璋に負けず劣らず強欲だった。219年の関羽討伐の時、司馬として潘璋に従い漳郷で関羽・関平父子と趙累らを生け捕りにした。
三国志演義では関羽を捕らえた功績により赤兎馬を賜る。だが、その赤兎馬が関羽の跡を追うために草を食べずに死ぬ。そして夷陵の戦いで麋芳に裏切られて殺され、首を蜀軍に送られたと言われている。 正史にはただ「関羽を捕らえた」とのみ記載されている。