長崎県立佐世保工業高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長崎県立佐世保工業高等学校(ながさきけんりつさせぼこうぎょうこうとうがっこう)は、長崎県佐世保市にある公立の工業高等学校である。
全日制の課程に機械科、電子機械科、電気科、電子工学科、建築科、土木科、材料技術科を設置し、定時制の課程に機械科、電気科、建築科を設置している。
1937年(昭和12年)4月29日開校の長崎県内で最も歴史のある工業高校である。
目次 |
[編集] 校訓
「自律」「創造」
創造とは模倣ではなく、はじめて創り出すことであり、工業高校としてふさわしい目標である。自律とは理性をもって、自分で自分を律することであり、この創造が人間としての品位ある生き方の上にできあがれば、まさに教育の理念に叶うものである。
[編集] 沿革
- 1937年3月6日 長崎県立佐世保工業高等学校設置認可、採鉱科、工芸科設置。
- 1946年3月31日 本科(採鉱科、機械科、冶金科、土木科、建築科、電気科)各学年各1学級、第三本科(電気科、機械科)各学年各1学級
- 1951年4月1日 長崎県立佐世保工業高等学校設立。
- 1962年12月3日 機械科1、電気科1、土木科1、計3学級増内定。
- 1968年4月1日 採鉱冶金科を募集停止し、地質工学科を新設。
- 1969年4月1日 金属工業科新設。
- 1986年4月1日 電子工学科新設。
- 1990年4月1日 電子機械科新設。
- 1992年4月1日 金属工業科を募集停止し、材料技術科を新設。
- 2000年4月1日 地質工学科を募集停止。
[編集] 生徒会活動・部活動など
- 1974年7月 全国高校野球選手権大会県大会で初優勝し、県北初の甲子園出場を決める。
- 1975年3月 第47回選抜高校野球大会に初出場(補欠校であったが出場高校の不祥事により代理出場)。
- 3月30日:静岡商業高校と対戦、4対7で敗れる。
- 1981年3月 第53回選抜高校野球大会に2度目の出場。
- 3月28日:桜美林高校と対戦、4対5で敗れる。
[編集] 著名な卒業生
- 垣野多鶴(三菱ふそう川崎硬式野球部監督、社会人野球の名将)
- 香田勲男(元プロ野球選手)
- 平浩二(歌手)
- 巻来功士(漫画家)
[編集] 定時制
なぜか学食の毎週金曜日はカレー。