金子一馬
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金子 一馬（かねこ かずま、1964年9月20日 - ）は、イラストレーター及びゲームクリエイター。東京の下町に生まれる。元はアニメーターだったが1988年に株式会社アトラスに入社。同社の看板作であるゲーム『女神転生』シリーズに登場するキャラクターや悪魔のデザインを手掛けており、「悪魔絵師（電脳悪魔絵師）」の別名を持つ。そのため名前を「金子一魔」とすることもある。ぞっとするような彩風が特徴。初期はマーカーで色を塗っていたが、1994年頃からCGを駆使するようになった。女神転生シリーズでは企画段階から世界観設定にも関わっており、シナリオやシステムにも金子の意見が反映されることがある。「葛葉ライドウ対超力兵団」ではシナリオ原案も務めた。イラストレーターとしては、上遠野浩平の事件シリーズのイラストを担当している。ちなみに一日100本のタバコを吸うヘビースモーカーである。
目次 |
[編集] アトラスでの作品
- キャラクターデザイン、悪魔デザイン、ドット絵、世界観設定
- キャラクターデザイン、悪魔デザイン、ドット絵、世界観設定
- コーディネート
- キャラクターデザイン、悪魔デザイン、ドット絵、世界観設定
- コーディネート
- キャラクターデザイン、悪魔デザイン、ドット絵、世界観設定
- キャラクター、ボス悪魔のリニューアル
- キャラクターデザイン、悪魔デザイン、世界観設定
- キャラクターデザイン、主要ペルソナデザイン、ボス悪魔デザイン、世界観設定
- メインキャラクターデザイン、悪魔デザイン、世界観設定
- メインキャラクターデザイン、主要ペルソナデザイン、ボス悪魔デザイン、イメージデザインワークス
- 金子一馬をモデルにした「悪魔絵師」なるキャラが登場（デザインは副島成記）
- キャラクターデザイン
- 真・女神転生(PS版)
- キャラクター、悪魔のリニューアル、イラストレーション
- 真・女神転生II(PS版)
- キャラクターのリニューアル、イラストレーション
- 真・女神転生if...(PS版)
- キャラクターのリニューアル、イラストレーション
- 悪魔デザイン
- キャラクターデザイン、悪魔デザイン、クリエイティブディレクター
- キャラクターデザイン、悪魔デザイン、世界観設定
- キャラクターデザイン、悪魔デザイン、アートディレクター、シナリオ原案、世界観設定
- 表紙、挿絵
[編集] アトラス以外のゲームにデザインを提供した例
- オービタルフレーム「インヘルト」と、そのランナー（搭乗員）「ロイド」。
- 主人公であるダンテとライバルキャラバージルの二人の魔人モード。
- 4体の主人公機の一つベルグバウ、ディス・アストラナガン、ケイサル・エフェス。
- 兵糧護送隊長「淳于瓊」。
[編集] 画集
新紀元社より、金子一馬の集大成画集として全10巻の「金子一馬画集」シリーズが2004年よりリリースされている。なおこれほどの規模で画集が出るイラストレーターは少ない。発表当初は3ヶ月に1冊ほどの割合でのリリース予定だったがヘキサクローム印刷という6色のインクを使った印刷技法を使っており、通常の4色印刷に比べ試し刷りに時間がかかるため、当初の予定より遅れてリリースされている。悪魔の解説文は健部伸明が担当。
- 金子一馬画集Ｉ
- ISBN 4775303155
- SFC版、PCエンジン版の「真・女神転生」の画集。2004年12月に発売された。
- 悪魔、キャラクター、コンピュータ、初期イラストなど合計215点のイラストが収録されている。ただし、色違いの悪魔で、個別のイラストが存在しないものは収録されていない。（例えばワーキャットは収録されているが、色違いのネコマタはイラストが無いため収録されていない。）「真・女神転生III」や「ペルソナ3」に登場する悪魔の中にはオーディンやベリス、アスラ王など、真1の時点でデザインされているものがあるため「真・女神転生」1作だけの画集というわけではない。
- 表紙は「進軍」と題された、ルシファーやバエル、オロバスなどの魔王や堕天使の軍団が描かれた描き下ろしイラスト。
- 金子一馬画集ＩＩ
- ISBN 4775303503
- SFC版「真・女神転生II」の230点余りのイラストが収録されている画集。2006年5月に発売された。
- ただし、「真・女神転生II」に登場する悪魔でもオベロンやケルベロスなど前作に登場し、画集のI巻に収録されているものは重複して収録されてはいない。（前作に登場した悪魔でも、バエルやヴァンパイアなどデザインが変更され、イラストが起こされたものは収録されている。）表紙は「降臨」と題されたサタンやカマエル、ラグエルなど大天使たちが描かれた描き下ろしのイラスト。
第3巻は「真・女神転生III-NOCTURNE」の画集になる予定。
[編集] カズマデラックス
かつて、ゲーム批評（マイクロデザイン社）という雑誌に「カズマデラックス」というイラストコラムを連載していた。主に「恐怖」をテーマに首無しライダーやターボばああ、ポンティアナ、幽霊、ゴーレム、生きた銅像、吸血生物といった都市伝説やUMA、時にはゲームを題材に、描き下ろしのイラストつきで紹介されていた。
