藤岡久美子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

藤岡久美子（ふじおかくみこ、女性、1964年 10月30日 - ）は、日本の元・タレント、ニュースキャスター。タレント活動をしていた当時は、関口宏主宰の事務所「三桂」に所属。愛媛県出身。口元にあるほくろが特徴的。

[編集] 来歴

タレントとしてのデビューは、1987年 10月より放送開始されたTBS系列のテレビ番組『関口宏のサンデーモーニング』。同番組内でレポーターとして出演していた。

その他番組での出演を経た後の1991年 4月、ワイド番組『森田健作の熱血テレビ』の司会パートナーに抜擢される。そして後続番組の『女38歳気になるテレビ』でも番組レポーターを務めた。

1992年 10月からは、同じ事務所に所属する大桃美代子とともに関西の深夜番組『テレビのツボ』のレギュラーとなる。ともに同番組でぜんじろうのパートナー役を務め、藤岡は関西では誰もが知る存在となっていった。大桃は月曜～水曜を担当、藤岡は木曜～金曜を担当。当時、藤岡は千葉ロッテマリーンズに所属していた青柳進捕手に一目惚れしてロッテのファンになり、この話が元で同番組内で「藤岡久美子の打って、勝って、ロッテ」というコーナーが企画されるに至るなど、テレツボの放送では彼女の様々な体験談が聞かれ、日常の機微を窺い知ることができた（なお、青柳進はのちにヤクルトスワローズ（当時）へと移籍している）。

その後も関西の各種バラエティ番組や報道番組に出演し活躍したが、のちにオーストリア人の男性と知り合い結婚。現在はタレント業を引退し、その男性の母国オーストリアザルツブルグに在住。

現在、オーストリアで桜オーストリア日本協会を立ち上げている。