藤原頼嗣

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藤原頼嗣（ふじわらのよりつぐ、延応元年11月21日（1239年12月17日） - 康元元年9月25日（1256年10月14日））は、鎌倉幕府5代征夷大将軍である。五摂家のひとつ、九条家の出身の摂家将軍で九条頼嗣（くじょうよりつぐ）とも呼ばれる。

藤原（九条）頼経と、藤原親能の娘・大宮殿の子として生まれる。妻は執権、北条経時の妹、檜皮姫。

寛元2年（1244年）、父の藤原（九条）頼経が隠居し大殿となったため、わずか6歳で将軍に就任した。頼経が京へ追放された後も将軍として鎌倉に留まったが、建長3年（1251年）、了行法師らの謀叛事件に頼経が関係したとして、それに連坐する形で翌年将軍を解任され、京へ追放された。

[編集] 官歴

※日付＝旧暦

• 寛元2年（1244年）4月21日、元服。　　4月28日、従五位上に叙位。右近衛少将に任官し、征夷大将軍宣下。　　8月25日、正五位下に昇叙。
• 寛元3年（1245年）1月13日、美濃権介兼任。
• 寛元4年（1246年）11月23日、従四位下に昇叙。右近衛少将・美濃権介如元。
• 宝治2年（1248年）8月25日、従四位上に昇叙。右近衛少将・美濃権介如元。
• 建長元年（1249年）1月23日、正四位下に昇叙。右近衛少将・美濃権介如元。　　6月14日、左近衛中将に転任。
• 建長2年（1250年）1月13日、美濃権守兼任。
• 建長3年（1251年）6月13日、従三位に昇叙。左近衛中将如元。
• 建長4年（1252年）2月20日、征夷大将軍辞職。　　3月、上洛。

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