笑福亭枝鶴
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笑福亭 枝鶴(しょうふくてい しかく)は落語家の名跡。光鶴の次の、松鶴を継ぐ前の名前とされる。現在は空き名跡となっている。
- 初代 笑福亭枝鶴(1868年 - 1942年8月20日)は、明治から昭和にかけての落語家。のちの4代目笑福亭松鶴。享年74。
- 2代目 笑福亭枝鶴(1883年 - 1950年7月22日)は、2代目を経て5代目松鶴を襲名。本名は竹内梅之助。享年67。
- 3代目 笑福亭枝鶴(1894年 - 1946年)は、桂花柳を経て、3代目を襲名。岸本水府主宰の川柳結社にも参加し、「浮かされた値札に金魚甘んじて」などの句がある。6代目松鶴の自伝によると、死の数日前に当時入門前の松鶴とメチルアルコールを飲みすぎたことによる、急性アルコール中毒により死去。享年52。
- 4代目 笑福亭枝鶴(1917年 - 1986年9月5日)は、6代目松鶴の前名。
- 5代目 笑福亭枝鶴(1945年9月5日 - )は、6代目松鶴の実子。本名は竹内日吉(博とも)。5代目襲名後、廃業と復帰を繰り返したが、最終的に現在は廃業し、消息はわかっていない。