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破城槌(はじょうつい)は、城門を突破するために使用される攻城兵器のひとつ。
最も古い形態は、木を切り倒して枝を掃ったものを、数人~数十人で両側から抱え、何度も城門にぶつけるものであった。
しかし、それだけでは敵による上方からの攻撃などに対して非常に弱いため、破城槌を車輪と屋根のついた台にブランコのように吊り下げたものなどが考案された。
現代では、SWATなどの特殊部隊が、施錠されたドアを破壊するために1人~数名で使用する小型の破城槌を用いることがある。