石川県立工業高等学校
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石川県立工業高等学校(いしかわけんりつこうぎょうこうとうがっこう)は、石川県立の工業高等学校であり、日本で最も歴史のある工業高等学校である。通称「県工(けんこう)」。
所在地は石川県金沢市本多町で、遊学館高等学校が道路を挟んで隣接している。
納富介次郎によって、1887年(明治20年)に金沢区工業学校が兼六園内に設立される。幾度かの改称を重ね、1958年(昭和33年)に現在の名前になる。1902年(明治35年)に現在の場所に移転。
同氏によって後に設立された香川県立高松工芸高等学校、佐賀県立有田工業高等学校、富山県立高岡工芸高等学校とは姉妹校である。
目次 |
[編集] 校訓
- 敬意協和を尚ばう
- 創意工夫を凝さう
- 矜持責任を有たう
[編集] 学科
- 機械システム科
- 電気科
- 電子情報科
- 材料化学科
- 工芸科
- テキスタイル工学科
- デザイン科
[編集] その他
最初は兼六園の中に高校が作られた。このため、校歌には「正面に金沢城がある」という意味の歌詞が、本多町移転後も残っている。しかし、「金沢城」ではなく「金城」と表記してあるために、隣接する遊学館高等学校(旧金城遊学館、通称「金城」)のことを指していると勘違いしている生徒も少なくない。
[編集] 著名な関係者
卒業生