出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
皇族会議(こうぞくかいぎ)とは、旧皇室典範に基づく機関。
皇族会議は、成年以上の皇族男子をもって組織し、内大臣、枢密院議長、宮内大臣 司法大臣、大審院長が参列した。
皇族会議は天皇がみずから主宰するか、皇族男子の中から議長を命じた。摂政があるときは当該摂政が議長となった。 天皇が自ら統理しないときは、議長から天皇に奏上することになっていた。 勅命で開催されたが、摂政が招集することもあった。
また、自己に利害関係のある事件には関与できないことになっていた。
[編集] 関連項目