白山神社 (新潟市)
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白山神社 | |
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所在地 | 新潟県新潟市一番堀通町510 |
位置 | -- |
主祭神 | 菊理媛大神 伊邪那岐大神 伊邪那美大神 |
社格等 | 式内社・府県社・別表神社 |
創建 | -- |
本殿の様式 | -- |
例祭 | 7月15日 |
主な神事 | -- |
白山神社(はくさんじんじゃ)は、新潟県新潟市にある神社である。同市沼垂東にも白山神社があり、当社との区別のため沼垂白山と呼ばれる。
彌彦神社・新潟縣護國神社とともに、新潟県(下越地域)を代表する神社の一つである。正月の初詣の折りや「白山まつり」開催時には大勢の人々でにぎわう。
[編集] 祭神
主祭神は菊理媛大神、伊邪那岐大神、伊邪那美大神で、加賀の白山権現を勧請したものである。天照皇大神・八幡大神を配祀するほか、明治時代に摂末社を本殿に合祀したため、本殿に以下の神も祀られている。
- 稲荷大神
- 天満天神
- 出雲大神
- 住吉大神
- 香取鹿島大神
- 三峰大神
- 金刀比羅大神
- 春日大神
- 松尾大神
- 淡島大神
[編集] 歴史
戦国時代の火災で古記録を失っているため創建の年代は不詳であるが、平安時代中期とされ、延喜式神名帳に記載されている「越後国沼垂郡 船江神社」の論社の一つとなっている。明応年間あるいは正保元年(1644年)に古新潟から現在地に遷座したと伝えられる。現在の本殿は正保4年に建てられたものである。江戸時代までは宝亀院を別当寺とし、春祭を神式、秋祭を仏式で行っていた。
明治6年、社地を公園(白山公園)にするに当たって、公園予定地内の摂末社を本殿に合祀した。大正13年に県社に昇格した。