疑問詞
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疑問詞(ぎもんし)は疑問の意を表す言葉である。8品詞という分類には含まれない。
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[編集] 英語の例
英語などでは、疑問代名詞、疑問形容詞、疑問副詞の3つに分類される。疑問詞は疑問文を作るのに用いられる。また疑問詞が名詞節を導く場合もあり、こうした文は間接疑問文と呼ばれる。間接疑問文は「?」ではなく「.」で終わる。to不定詞の前に疑問詞を付けて用いることもある。疑問詞付きto不定詞は名詞的用法のみを持つ。
英語も含め、疑問詞が必ず文頭に来る規則(wh-移動)を持つ言語が多くみられる。
[編集] 疑問代名詞
代名詞として用いられる。what,which,whoの3つがある。
[編集] 疑問形容詞
形容詞として用いられ、名詞を修飾する。what,which,whoseの3つがある。
[編集] 疑問副詞
副詞として用いられ、動詞などを修飾する。when,where,why,howの4つがある。howはhow many,how much,how long,how oldのように形容詞や副詞を伴って用いられることもある。
[編集] 日本語
日本語の疑問詞は代名詞(どれ、どちら、どなた、どこ、だれ、いつ、いくつ:一部副詞的にも用いられる)、連体詞(どの)、副詞(どう、なぜ)に分けられる。