沖縄県道215号白浜南風見線
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沖縄県道215号白浜南風見線(おきなわけんどう215ごうしらはまはいみせん)は沖縄県八重山郡竹富町西表島の西表白浜と南風見とを結ぶ一般県道。総延長が約53kmと1993年以降、沖縄県内ではもっとも長い県道となった。
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[編集] 概要
[編集] 区間
- 起点・八重山郡竹富町字西表白浜(白浜港)
- 終点・八重山郡竹富町字南風見豊原
- 総延長・52.97km(実延長も同じ)
[編集] 通過自治体
- 八重山郡竹富町(西表島)
[編集] 主要施設・トンネル・橋
- 白浜港(起点)
- 白浜トンネル(竹富町西表白浜・1993年開通)
- 竹富町役場
- 西表西部出張所(竹富町西表祖納)
- 西表東部出張所(竹富町南風見大原)
- 西表島郵便局(竹富町西表祖納)
- 西表島測候所(同)
- 祖納港(同)
- 琉球大学熱帯農学研究所(竹富町上原)
- 船浦港(竹富町上原船浦)
- 船浦橋(同)
- 仲間橋(竹富町南風見仲~南風見)
- 西表大原郵便局(竹富町南風見大原)
- 仲間港(同)
[編集] 歴史・特徴
- 1953年に琉球政府道として指定。1972年の本土復帰とともに県道となった。
- 竹富町内にはほかに小浜島に沖縄県道210号小浜港線、黒島に「日本の道100選」にも選ばれている沖縄県道213号黒島港線の2つの県道があるが、いずれも1980年に指定されたもので、本土復帰前から県道(復帰前は政府道)なのはこの路線だけ。
- 1993年に白浜トンネルが開通。またこれまで沖縄県内最長の県道だった沖縄本島北部東海岸の主要地方道名護国頭線(県道70号・名護市二見~国頭村奥)が一部の区間が国道331号に昇格し、残りの路線を引き継いだ主要地方道国頭東線(県道70号)が本路線より短くなったため、沖縄県内の県道で最長となった(一般県道ではその前から最長だった)。
- 西表島は国立公園に指定されており開発が容易でないため、西表島西部と東部を結ぶ唯一の幹線道路である。