池袋演芸場
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池袋演芸場(いけぶくろえんげいじょう)は、東京都豊島区西池袋の池袋西口歓楽街にある寄席。都内に4軒ある落語定席の一つで、落語を中心に、漫才、手品などの色物芸が多数執り行われている。城北興業株式会社の経営。
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[編集] 歴史
もともとは成人映画館の二階にあり、全席畳席であった。1951年に開場。1990年改築のため閉鎖。1993年再開場。
再開発に伴う改装だが、改装前と所在地が異なり、路地裏から駅前に進出した。現在はビルの地下一階に位置する。
座席数が93席であり、どこに座っても演者の息遣いが分かる。また、定席以外でも独特の企画を興行する事で知られる。
[編集] 番組
毎月10日ごとに出演者・演目が入れ替えられている。
- 上席(かみせき)1日~10日
- 中席(なかせき)11日~20日
- 下席(しもせき)21日~30日
と呼ばれている。但し、期間内に出演者が1日~数日だけ変更されることもある。 通常は、事前に寄席の入り口などで告知される。
また、昼の部と夜の部では出演者が異なる。なお、これは東京の寄席では通常の事である。
(関西の演芸場は夜の部が無く、昼間二回公演。出演者は原則同一。)
- 昼の部 12:30~16:30
- 夜の部 17:00~21:00
上席、中席は昼夜入れ替え無しであり、下席は昼夜入れ替え制をとっており通しで見る事はできない。
[編集] 主な出演者
落語協会所属の落語家ならびに色物芸人と、落語芸術協会所属の落語家ならびに色物芸人が交互に10日替わりで出演。
[編集] 座席数
93席(全席自由席、特別興行除く) 客席はすべて椅子席であり座席には飲み物などを置く組み立て式のテーブルが付属している。
[編集] アクセス
[編集] 関連項目
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