植木宣隆
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植木 宣隆(うえき のぶたか 1951年9月 - )は京都府出身の編集者、出版事業家。株式会社サンマーク出版代表取締役社長。
京都市下鴨にて、7人きょうだいの末弟に生まれる。父は曹洞宗の住職の長子で新潟医大と京都大学哲学科に学び、兵庫師範学校の教師と書家をしていた。
京都府立洛北高等学校2年生のとき父を亡くす。2年浪人して京都大学文学部に入学。理学部数学科志望だったが哲学専攻を考え、さらに独文学を学んだ。
1976年に大学を卒業し、上京して潮文社に入る(筑摩書房の入社試験には失敗)。入社早々編集した「一輪の愛をください」がベストセラーになったが、社長と橇が合わずに2年で退社。1978年、教育研究社に入社(のちサンマーク出版と改名)。1979年、久徳重盛著「母原病」を編集、50万部を超えるベストセラーとなる。以後、「脳内革命」(410万部)、「小さいことにくよくよするな!」(171万部)、「脳内革命2」(134万部)などのミリオンセラーを出す。
ミリオンセラー作りの名人として知られ、井狩春男は「この本は100万部売れる」の中で、植木を手練れ編集者ベストテンの一人に挙げている。
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