森林公園検修区
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森林公園検修区(しんりんこうえんけんしゅうく)は、埼玉県比企郡滑川町にある東武鉄道東上本線・森林公園駅に隣接する検修区。
1929年に川越電車庫として発足し、1971年に森林公園に移転した。東上線の全車両が所属する。
[編集] 沿革
[編集] 所属車両
幹線運用編成・ワンマン/幹線両用編成を含めて配置されているが、後述の50000系の増備に伴い量数を減らし始めている。8R車を種車として5050系と1800系の取替用として800・850系への更新が進められている。また、これ以外にも同系の転用路線も拡大しそうだ。 一方のワンマン車では、小川町-寄居間と越生線にて運用しているので幹線区間に当たる池袋-小川町間には就いていないが今後の動きによっては幹線区間につくことがいつでも可能としている。 また、6連以下の編成については、本線・野田線との車両の転配属が比較的頻繁に行われている。
東京地下鉄有楽町線直通用として9000系80両、9050系20両の計100両配置されている。試作車の9101Fは1997年にモハ車3両のチョッパ周波数改善工事(9102F~と同等とした)を施工している。
10連、8連(10000系/30系のみ)、6連(10030/50系のみ)、4連(10030/50系のみ)の各編成が在籍し、主に池袋-小川町間で運用される。4連の編成については、単独で越生線の運用につくこともある。東上線小川町-寄居間のワンマン運転が実施される前は、6連/4連の各編成が運用に就くこともあった。6連、4連については本線との車両の転配属も比較的頻繁に行われている。なお、2006年10月~12月に南栗橋(春日部)区から11654F、11656F、11637F、11657F、11655Fが編成転入した。
東上線新鋭の通勤電車。2004年には10両1編成を配置。2005年度には10両1編成導入し、8000系と置換える。また、10両固定編成車のため越生線と小川町-寄居間には入れない。
[編集] イベント
一般利用者を対象に、検修区内の撮影会やグッズの販売を行う。最近では、50000系就役記念のクリスマスイベントとして開放した。
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