桂米丸 (4代目)
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桂 米丸（かつら よねまる）は落語家の名跡。当代は4代目。
4代目 桂 米丸（1925年4月6日- ）は落語家。社団法人落語芸術協会最高顧問。本名は須川勇（すがわいさむ）。出囃子は『金比羅舟々』 。
神奈川県横浜市に生まれる。生家は港湾荷役業の名門でミナト横浜の大親分、須川太助が祖父にあたる。 鎌倉学園、東京都立化学工専（現・東京都立大学）卒業。 1946年（昭和21年） 5代目古今亭今輔に入門。1947年（昭和22年） 古今亭今児（いまじ）を名乗り、二つ目昇進。1949年（昭和24年）師匠の前名4代目桂米丸を襲名し真打。1976年（昭和51年）師匠今輔の後を継ぎ、落語芸術協会の会長に就任。1999年(平成11年) 会長職を勇退し、最高顧問に就任。現在の落語芸術協会会長は弟子の桂歌丸が務めている。（2004年(平成16年)~）
お婆さんの今輔と呼ばれた新作落語派の5代目古今亭今輔に入門し現在までその流れをくみ新作落語一筋である。席亭との意見の対立で寄席の出演をへらすなどは師匠譲りの頑固者ゆえであろうか。
かつて、芸協内で勃発した香盤（序列）問題により、今輔門下を破門状態になった弟弟子の桂歌丸を米丸の尽力により弟子とした。
1992年（平成4年）紫綬褒章、1998年（平成10年）4月勲四等旭日小綬章受章。
弟子に桂歌丸、桂米助、桂幸丸、桂富丸、桂竹丸、桂米福など。日本を代表するサクソフォーン奏者である須川展也が孫という噂がある。
