桂文團治
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桂 文團治(かつら ぶんだんじ)は、落語の名跡。文団治とも表記する。初代が、師匠桂文枝の「文」、歌舞伎の初代市川右団次の「団次」、桂派の宗家桂文治の「治」から「文團治」としたのが始まり。4代目の死後は空き名跡となっている。
- 初代 桂文團治(? - 1886年9月14日)は、江戸から明治にかけての落語家。初代桂塩鯛、初代桂米丸を経て、文團治を襲名。享年は不明。
- 2代目 桂文團治(1883年 - 1964年9月18日)は、明治から昭和初期にかけての落語家。初代桂米喬、初代桂米團治を経て、2代目を襲名。のちの2代目桂塩鯛、7代目桂文治。初代桂春團治ら多数の弟子を育てた。「大毛虫」と呼ばれ、3代目桂米團治が「小毛虫」と呼ばれた。本名は平野次郎兵衛。享年81。藤山寛美主演の東映映画「色ごと師春団治」では、3代目林家染丸が演じた。
- 3代目 桂文團治(1856年 - 1924年4月9日)は、明治から大正にかけての落語家。初代桂米朝、桂順朝、2代目桂米團治を経て、3代目を襲名。本名は前田七三郎。享年68。
- 4代目 桂文團治(1878年 - 1962年12月14日)は、昭和の落語家。桂文弥、桂紋兵衛、桂麦團治を経て、4代目を襲名。「ゴジラ」の愛称で知られた。本名は水野音吉。享年85。
[編集] 出典
- 東西落語家系図 - 桂七福公式サイト内の系図
- スカイ・A らくごくら(WEB編 上方落語こぼれ話)8月バックナンバー 「噺家と映画」 - スカイ・Aの番組「らくごくら」公式サイト内の記事
- 同上 6月バックナンバー 「米朝一門の名前」 - 同上サイト内の記事
- 米朝よもやま噺 放送内容 4月16日第51回 - ABCラジオの番組「米朝よもやま噺」公式サイト内の記事