桂米朝
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![結び柏は、桂米朝一門の定紋である。](../../../upload/shared/thumb/9/96/Musubi_kashiwa.png/180px-Musubi_kashiwa.png)
結び柏は、桂米朝一門の定紋である。
桂 米朝(かつら べいちょう)は落語の名跡。本来は、大名跡である桂米団治を継ぐ前段階の名跡。初代が入門した際、師匠の「米」と夫人の名前である「あさ」から「米朝」とつけたのがはじまり。当代は3代目。
- 初代 桂米朝(1856年 - 1924年4月9日)は、のちの7代目桂文治。桂順朝、2代目桂米團治を経て、2代目桂文團治、文治を襲名した。本名は平野次郎兵衛。
- 2代目 桂米朝(1868年 - 1943年10月29日)は、のちの3代目桂米團治。初代桂米歌子(べかこ)、初代桂米之助、米朝を経て、米団治を襲名した。本名は早田福松。2代目の頃には、初代が文団治を襲名するなど出世したため、本来は前座の名前である米朝の名前が大きくなっていた。
- 3代目 桂米朝(1925年11月6日 - )は、入門当時滅びかけていた上方落語の復興に尽力し、6代目笑福亭松鶴、5代目桂文枝、3代目桂春団治とともに、昭和以降の「上方落語の四天王」と呼ばれる。本名は中川清。以前から、先代の諸事情のため米団治の名前は継がないことを公言している。
[編集] 出典
- 東西落語家系図 - 桂七福公式サイト内の系図
- スカイ・A らくごくら(WEB編 上方落語こぼれ話) 6月バックナンバー 「米朝一門の名前」 - スカイ・Aの番組「らくごくら」公式サイト内の記事
[編集] 関連項目
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