柳田豊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柳田 豊 (やなぎだ ゆたか 1951年8月31日~) は、1970年代から1980年代にかけて、活躍した元プロ野球選手。ポジションは投手。右投げ右打ち。宮崎県出身。ニックネームはニャロメ。
目次 |
[編集] 来歴・人物
延岡商から、1969年のドラフト8位で西鉄に入団。当時、最強を誇った阪急相手に比較的好投していたのを、西本幸雄監督に見出され、1974年のシーズンオフに芝池博明と共に近鉄に移籍するが、交換相手は当時パ・リーグを代表する主砲土井正博であった (その時点で、土井は305本塁打 柳田は16勝 芝池は5勝)。
移籍後は、抜群のスタミナを生かし先発・中継ぎ・抑えとフル回転し、鈴木啓示・村田辰美・井本隆らの投手陣やマニエル・羽田耕一・栗橋茂・佐々木恭介らの強力打撃陣で1979年・1980年のパ・リーグ二連覇に貢献し、見事期待に応えた。1978年から4年連続を含む通算5度の2ケタ勝利をマーク。1987年の引退後はスナックを開店した。
[編集] 通算成績
- 登板 531
- 完投 93
- 完封 19
- 無四球試合 15
- 勝利 110
- 敗北 140
- セーブ 30
- 投球回数 2357.2
- 被安打 2282
- 被本塁打 359
- 四死球 677
- 奪三振 1201
- 防御率 3.97