柳家小さん
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柳家 小さん(やなぎや こさん)は落語の名跡。当代は6代目。
2002年に5代目が逝去して以来空位となっていたが、2006年9月21日に5代目の長男3代目柳家三語楼が6代目小さんを襲名した。
柳家小さんの名跡は、落語界の勢力を三遊派と二分してきた柳派の総帥にして大看板。代々実力者ぞろいであり、特に3代目は文豪夏目漱石が三四郎などの作品中で作中人物の口を借りて大絶賛したことでも知られている。
[編集] 歴代
- 春風亭小さん_(初代) - 初代は「柳家」の亭号を使っていない。のち4代目朝寝坊むらくを襲名。
- 柳家小さん_(2代目) -(1848年 - 1898年7月3日)本名 大藤楽三郎。後の禽語楼小さん。享年50。
- 柳家小さん_(3代目) -(1855年 - 1930年11月29日)本名 豊嶋銀之 初代小三治を経て。享年75。 2代目の弟子。
- 柳家小さん_(4代目) -(1887年 - 1947年9月30日)本名 平山菊松 4代目小三治、4代目馬楽を経て。享年60。
- 柳家小さん_(5代目) -(1915年 - 2002年5月16日)本名 小林盛夫 人間国宝。栗之助、小きん、9代目小三治を経て。享年87。4代目の弟子。
- 柳家小さん_(6代目) - (1947年7月21日 - )本名 小林義弘 小太郎、小ゑん、三語楼を経て。5代目の長男。
[編集] 出典
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