林卓人
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林 卓人(はやし たくと、1982年8月9日 - )は、大阪府出身のコンサドーレ札幌所属のサッカー選手(GK)。
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[編集] 略歴
金光大阪高等学校を経て、2001年にサンフレッチェ広島へ入団。 2002年にはJ1残留争いの中、下田崇負傷交代で最終戦コンサドーレ札幌戦に途中出場、しかし守りきれずその試合でJ2降格が決定した。同年の天皇杯にはレギュラーとして出場、安定したセービングを連発し、広島を準決勝まで進出させる原動力となった。2003年は下田崇が日本代表に召集されて欠場したかわりに1試合出場。広島時代は控えGKであったが、その成長は下田崇に危機感を抱かせるほどであった。
プロ入り後は各年代の代表に選ばれる。2004年アテネオリンピック最終予選では全6試合に出場し、日本チームをオリンピック出場へと導いた。しかし、山本昌邦監督はオリンピック本番でGKにオーバーエイジ枠を使うと明言したため、控えが確実となった上に腰痛のため控えの座も黒河貴矢に奪われ、結局バックアッパーとなった。
2005年にコンサドーレ札幌へ移籍し、正GKとして活躍している。
[編集] 在籍クラブ
- 2001-2004 サンフレッチェ広島
- 2005- コンサドーレ札幌
[編集] 背番号
- 21 (2001-2004)
- 1 (2005 - )
[編集] 経歴・タイトル
- クラブチーム
- プロ初出場 2002年11月30日 J1・2nd第15節対コンサドーレ札幌戦(札幌ドーム)
- 76分下田崇の負傷退場により途中出場、3失点
- プロ初先発・初勝利・初完封 2002年12月15日 天皇杯3回戦対アルビレックス新潟戦(広島スタジアム)
- 先発フル出場
- リーグ戦初完封 2005年5月14日 J2第12節対水戸ホーリーホック戦(札幌厚別公園競技場)
- 先発フル出場
[編集] Jリーグ年度別成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J・J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 失点 | 出場 | 失点 | 出場 | 失点 | 出場 | 失点 | ||||
2001年 | 広島 | J1 | 21 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | |
2002年 | 広島 | J1 | 21 | 1 | 3 | - | 0 | 0 | 4 | 4 | |
2003年 | 広島 | J2 | 21 | - | 1 | 1 | - | 0 | 0 | ||
2004年 | 広島 | J1 | 21 | 0 | 0 | - | 1 | 2 | 0 | 0 | |
2005年 | 札幌 | J2 | 1 | - | 33 | 43 | - | 1 | 2 | ||
2006年 | 札幌 | J2 | 1 | - | 38 | 48 | - | ||||
通算 | 1 | 3 | 72 | 92 | 1 | 2 | 5 | 6 |
[編集] 代表歴
- 2001年 U20日本代表
- 2002年 U21日本代表
- 2003年 U22日本代表
- 2004年 U23日本代表
日本選抜(10/10・東京オリンピック40年記念イベント)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
コンサドーレ札幌 - 2006 |
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1 林卓人 | 2 岡田佑樹 | 3 西澤淳二 | 4 曽田雄志 | 5 池内友彦 | 6 西嶋弘之 | 7 和波智広 | 8 砂川誠 | 9 石井謙伍 | 10 フッキ | 11 相川進也 | 13 中山元気 | 14 鈴木智樹 | 15 加賀健一 | 16 大塚真司 | 18 芳賀博信 | 19 関隆倫 | 20 上里一将 | 21 金子勇樹 | 22 川崎健太郎 | 23 千葉貴仁 | 25 藤田征也 | 27 西大伍 | 28 高原寿康 | 29 西谷正也 | 30 セバスティアン | 31 佐藤優也 | 監督 柳下正明 | クラブ | |
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