松永成立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
松永 成立(まつなが しげたつ、1962年8月12日 - )は、静岡県出身のサッカー選手。日産自動車サッカー部のGKとして活躍し、日本代表にも選ばれた。ドーハの悲劇の際の正GK。現在は京都パープルサンガのGKコーチ。 塀内夏子の漫画になったことがある。 中学まで野球部だったが、通っていた高校に野球部が無かったため、サッカーを始めた。(なお、現在は母校に野球部はある。)
[編集] 経歴
- 1978年~1980年 - 静岡県立浜名高等学校
- 1981年~1984年 - 愛知学院大学
- 選手歴
- 1985年~1991年 - 日産自動車FC
- 1992年~1995年 - 横浜マリノス
- 1995年~1996年 - 鳥栖フューチャーズ(現:サガン鳥栖)
- 1997年2月~1997年8月 - ブランメル仙台(現:ベガルタ仙台)
- 1997年8月~2000年 - 京都パープルサンガ
- 指導者歴
- 2001年~ - 京都パープルサンガGKコーチ
[編集] 個人タイトル
- 1993年 - ベストイレブン
[編集] その他
- 京都パープルサンガ在籍中の1999年4月7日、ヤマザキナビスコカップの1回戦(対 モンテディオ山形戦)で、松永選手の蹴ったクリアボールが、そのまま相手ゴールに入り、得点となった。Jリーガーでは史上2人目の得点を決めたゴールキーパーとなった。
(1996年11月9日に初めて得点を決めた浦和の田北雄気はPKによるものであったので、PK以外によるものは松永が初めてとなる)
ちなみに松永以降にゴールキーパーがJリーグ公式戦でゴールを決めた例としては、
- 2004年7月10日にJ2横浜FCの菅野孝憲選手がサガン鳥栖戦で自陣の左サイド後方から蹴ったフリーキックがそのまま相手ゴールに入ったもの
- 2006年7月13日にJ2東京ヴェルディ1969の高木義成選手がベガルタ仙台戦で自陣ゴール付近から蹴ったフリーキックがそのまま相手ゴールに入ったもの
がある。 本人は「もし、このような形でGKにゴールを決められたら選手生命は続けられないだろう」と発言している。
カテゴリ: サッカー選手に関するスタブ項目 | 日本のサッカー選手 | 日本のサッカー指導者 | 日産自動車サッカー部の選手 | 横浜マリノスの選手 | 鳥栖フューチャーズの選手 | ブランメル仙台の選手 | 京都パープルサンガの選手 | 1962年生