東海大学付属望洋高等学校

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東海大学付属望洋高等学校
国公私立の別	私立学校
設置者	学校法人東海大学
設立年月日	1974年（昭和49年）
共学・別学	男女共学
課程	全日制の課程
所在地・連絡先
所在地	〒290-0011
千葉県市原市能満1531
電話番号	0436-74-4721（代）
外部リンク	東海大学付属望洋高等学校

東海大学付属望洋高等学校（とうかいだいがくふぞくぼうようこうとうがっこう）は、千葉県市原市の中部に位置する東海大学付属の私立高等学校。陸上部などの強豪校で、一般には東海大望洋、望洋と略されて呼ばれる。最近では吹奏楽部、野球部の活動も盛んである。全国に14校ある東海大学付属高校のひとつで、東海大学独自の「高校現代文明論」という授業を中心に各教科が展開されるのが特徴。

[編集] 概要

1883年に「女子独立学校」として東京都新宿区各筈に開校し、1910年に「精華高等女学校」と改称、戦後は「精華女子高等学校」となって、1973年に現在地に移転した。

1974年に運営母体である学校法人精華学園が学校法人東海大学と提携し、東海大学創立者である松前重義が理事長に就任、翌1975年に「東海精華女子高等学校」（校長　鈴木哲子）、1977年には「東海大学精華女子高等学校」に校名を変更した。1986年には男女共学化に伴い校名を「東海大学付属望洋高等学校」に変更し、現在に至る。

学校法人精華学園に、兄弟校である東海大学付属浦安中学校・付属浦安高等学校も編入し、千葉県内の東海大学学園の運営母体を担っていたが、現在は学校法人東海大学に統合・編入されている。

前身である「女子独立学校」の創立者は、キリスト教徒の教育者である加藤とし子で、二代目の校長が内村鑑三。その後、勝田孫弥が同校を引き受け「精華女学校」に校名を変更した。

その歴史ある同校が、東海大学の付属高校になったのは、東海大学の創立者である松前重義博士が内村鑑三の聖書研究会に参加・師事し、東海大学創立の大きな影響を与えたことに由来し、恩師である内村が校長を務めていたという縁から、東海大学の傘下に入ったものである。

現在の校長は、長谷川孟三（前・東海大学付属第三高等学校校長）。

精華女学校時代から、東海大学付属望洋高等学校に至るまで教鞭を取った（校長も務めた）鈴木哲子は、東海大学付属望洋高等学校の名誉校長・学校法人東海大学名誉顧問となったが、2000年1月15日に肺炎のため死去。享年93だった。